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信州伊那高原赤そば撮影会で奮戦苦闘する傍らに、EOS 5D Mark IIで撮影した光景から。その7 [信州辰野工場見学・伊那高原赤そばの里撮影会]

「信州辰野工場見学・伊那高原赤そばの里撮影会」の続きです。

その3が、Olympus E-5による嶺岳寺 (れいがくじ)さんでの曼珠沙華撮影です。
その4が、Canon EOS 5D Mark IIによる嶺岳寺 (れいがくじ)さんでの曼珠沙華撮影です。
その5が、信州伊那高原赤そばの里近くの稲田の光景と、朝日を浴びた青アサガオ畑での撮影です。
その6が、「信州伊那高原赤そばの里を撮る」撮影会場所の赤そば畑に至までです。


オリンパスデジタルカレッジに、参加した2講座の受講風景が載りました。
8月/9月に行われた土屋 勝義先生の人物撮影講座エピソードIの受講風景です。
また、飴総取り賞を頂いた2作品『輝く瞳に、優しい微笑み。』『時が経っても、今の君はまぶしくて。』が
掲載されています。
9月23日に行われた片岡 正一郎先生の信州伊那高原赤そばの里撮影会の受講風景です。

今日は、Olympus E-5や、Olympus E-P3で撮影している赤そば撮影会での作品撮りに、
悪戦苦闘する中、
その傍らで、
ついでに撮っていたEOS 5D Mark IIで赤そば畑〜信州の空などです。

また、帰りのPAで、珍しい光景に出会いました。
厚い雲の合間から、夕焼けが見えてきたのですが、少し小雨がぱらつくとともに、
だんだんと、その雲に写る夕日が赤く色づいてきました。
最後には、雲を真っ赤に染上げて、あっという間に、短時間の夕日のショーは終わりました。
たまたま、nama3さんが、このPAに入ろうとしなければ、出会えなかった偶然の光景でした。

本日の機材は、Canon EOS 5D Mark II+Sigma 50mm F1.4レンズです。
まずは、EOS 5D Mark IIで撮影した信州の田園風景から。
1)白い雲と青空と、稲田と。EOS 5D Mark IIで
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2)休憩小屋と青空と道と。EOS 5D Mark IIで
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3)白い雲が浮かぶ青空の下、稲田の遠くには、信州の山間の光景が広がります。EOS 5D Mark IIで
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4)撮影会には苦闘中ですが、昼食後に戻ってきた赤そば畑で。EOS 5D Mark IIで
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5)信州伊那高原に広が白い雲と青空と。
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6)昼食後の午後の撮影からですが、悪戦苦闘中です。EOS 5D Mark IIで
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7)
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8)赤そばを寄って。EOS 5D Mark IIで
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9)ほんのりと赤く〜ピンクに染まる赤そば畑。EOS 5D Mark IIで
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10)雲の落とす影もあって、赤そば畑の様相は刻々と変わります。EOS 5D Mark IIで
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11)少し移動しましたが、同じような構図ですが、こちらは明るい光景です。EOS 5D Mark IIで
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12)逆光に映える赤そばと。EOS 5D Mark IIで
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13)帰りの川沿いの光景から。EOS 5D Mark IIで
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14)車のロッドアンテナに止まってトンボ。EOS 5D Mark IIで
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15)ここから、とあるPAにて目撃した空の光景です。EOS 5D Mark IIで
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16)黄金色に輝く雲。EOS 5D Mark IIで
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17)PAらしい光景から。EOS 5D Mark IIで
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18)最後の方では、雲の一部が燃えているようでした。EOS 5D Mark IIで
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「信州伊那高原赤そばの里を撮る」撮影会から。その6 [信州辰野工場見学・伊那高原赤そばの里撮影会]

「信州辰野工場見学・伊那高原赤そばの里撮影会」の続きです。
○「朝食〜朝の散歩、そして、伊那高原赤そばの里近くの青アサガオに目を奪われる。その5

その3が、Olympus E-5による嶺岳寺 (れいがくじ)さんでの曼珠沙華撮影です。
その4が、Canon EOS 5D Mark IIによる嶺岳寺 (れいがくじ)さんでの曼珠沙華撮影です。
その5が、信州伊那高原赤そばの里近くの稲田の光景と、朝日を浴びた青アサガオ畑での撮影です。

いよいよ、オリンパスデジタルカレッジの「信州伊那高原赤そばの里を撮る」撮影会からです。
9月23日金曜日/祝日 10:30〜16:00
受付は、赤そばの里一般車両専用無料駐車場付近にて、10:15からでした。
場所は、長野県上伊那郡箕輪町大字中箕輪にある「信州伊那高原赤そばの里」です。

さて、上古田公民館近くの青アサガオ畑(ヘブンリーブルー)に別れを告げて、
集合場所の伊那高原赤そばの里一般車両専用無料駐車場に向かいます。
といっても、移動には、車で数分も掛かりません。
この無料駐車場から、徒歩で上り道を12分くらいのところに、広大な赤そば畑が広がっています。

一度に紹介しきれませんので、2〜3回くらいになると思います。
今日今日の写真は、少しアサガオ畑、そして、移動して駐車場到着から、山道を登って、川を超えて、赤そば畑に辿り着いて、お昼までの午前中2時間の撮影からです。
明日は、昼食に、残念ながら、赤そばは食べられなくて、からです。

機材は、Olympus E-P3+M.Zuiko 45mm F1.8レンズとMMF-2経由でZD9-18mm F4.0-5.6レンズ、
Olympus E-5+ED14-35mm F2.0 SWDとED150mm F2.0レンズ。

1)Olympus E-P3+M.Zuiko 45mm F1.8で撮った青アサガオ
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2)E-P3で撮った青アサガオの芽からのイメージ
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3)E-P3で撮ったアサガオの茎が青アサガオを捕まえているかのシーン。
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この一枚は、Olympus E-5+ED14-35mm F2.0SWDで撮影。
4)撮影会の受付には、片岡先生が、帽子に、赤いトンボをとまらせていました。
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ここから、しばらくは、Olympus E-P3+M.ZD45mm F1.8レンズでの撮影です。
5)「赤そばの里」の案内板。
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6)休憩所にて
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7)
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8)
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9)川の辺りでたたずむ女性。
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10)下流側の川の流れをスローシャッターで。
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11)上流側は、滝のようです。これもスローシャッターで。
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12)おなじ上流の滝ですが、通常のシャッター速度で。
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ここで、いよいよ赤そばの里に到着です。
13)E-P3+MMF-2+ZD9-18mmの9mm(35mm換算18mm)の超広角での赤そば畑です。
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14)
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15)E-P3+MMF-2+ZD9-18mmの9mmを縦にして。
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16)赤そばって本当に赤いのか?という問いには、これがもっと赤くなるらしいです。
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17)E-P3+M.ZD45mm F1.8で撮った赤そばのアップです。
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朝食〜朝の散歩、そして、伊那高原赤そばの里近くの青アサガオに目を奪われる。その5 [信州辰野工場見学・伊那高原赤そばの里撮影会]

一昨日までの「信州辰野工場見学・伊那高原赤そばの里撮影会」の続きです。

その3が、Olympus E-5による嶺岳寺 (れいがくじ)さんでの曼珠沙華撮影です。
その4が、Canon EOS 5D Mark IIによる嶺岳寺 (れいがくじ)さんでの曼珠沙華撮影です。

今日は、一泊した「たつのパークホテル」さんの朝食から、朝の散歩での撮影と、
いよいよ信州伊那高原赤そばの里に向かうのですが、
その前に、2カ所ほど。
○我々のたっての希望で、赤そばの里近くの黄金色に輝くこの時期の田んぼ。
○元々予定に入っていた伊那高原赤そばの里近くの青アサガオ畑。

この9月の収穫の時期、夕日を浴びて黄金色に輝く稲がたなびく収穫前の稲田は綺麗です。
その光景を、前日の嶺岳寺 (れいがくじ)さんでの曼珠沙華の撮影終了後にみて、
是非、撮りたいと思いました。

そこで、青アサガオ畑の前に、その近くにある観光用の稲田の光景は見事でした。
惜しむらくは、我々が信州に行く直前にやってきた台風15号の足跡です。
赤そばのかなり被害を受けたらしいのですが、稲田も、結構の稲が倒れていました。
ただ、立ち寄ったのが朝だったので、黄金色に輝く夕方に見たいところでした。

ということで、今日の写真は、たつのパークホテルさんでの朝食や、朝の散歩の光景や、
赤そばの里近くの時期の田んぼ、そして、想像していた以上に素晴らしかった青アサガオ畑からです。

なお、このアサガオは、ヘブンリーブルーという西洋種の品種で、10月まで咲く青アサガオとの事です。

機材は、Olympus E-P3+M.Zuiko 45mm F1.8レンズと、
Olympus E-5+ED14-35mm F2.0 SWD(主にアサガオ畑にて)と一部ED150mm F2.0レンズ。
それと、Canon EOS 5D Mark II+Sigma 50mm F1.4レンズです。
1)Canon EOS 5D Mark II+Sigma 50mm F1.4で写した朝6時過ぎの光景。
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2)EOS 5D MK2での写した朝日を浴びる雲。
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3)EOS 5D MK2で撮る朝食
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4)EOS 5D MK2でのテーブルフォト。グレープフルーツを。
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5)Olympus E-P3+M.ZD45mm F1.8で撮る朝食の焼き鮭
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6)E-P3での電球の傘の映り込み。
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7)E-P3でのテーブルフォトから。
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8)E-P3で写す朝のお散歩
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9)E-P3で写す青空と緑の葉。
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ここで、移動して、赤そばの里近くの稲田で。
10)E-P3で撮った稲田。かかしの周りの稲は、すっかり倒れていました。
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11)E-P3で撮った案山子。後方の緑の畑も気になりますね。
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12)5D MK2で撮った稲田の風景。
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13)5D MK2で撮る信州の稲田から山間までの風景
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ここから、Olympus E-5で撮影しています。ED14-35mm F2.0SWD、または、ED150mm F2レンズです。
14)Olympus E-5+ED14-35mm F2.0SWDレンズで撮った青空広がるアサガオ畑。
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15)ED14-35mm F2レンズのワイド端14mm(35mm換算28mm)の絞りF4での広角な一枚。
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16)ED14-35mmの望遠端35mm(35mm換算70mm)の絞りF22で、望遠パンフォーカスな一枚。
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17)ED14-35mmの望遠端35mm(35mm換算70mm)の絞りF2.8での背景とバランスした一枚。
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18)ED14-35mmの望遠端35mm(35mm換算70mm)の絞りF2.8 で背景を少しボカした一枚。
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19)ED14-35mmの望遠端35mm(35mm換算70mm)の絞り開放F2でのボケを生かした一枚。
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ここから、Olympus E-5+ED150mm F2.0レンズでの撮影です。
20)ED150mm F2.0レンズ(35mm換算300mm)の絞り開放F2で、狙った花を浮き上がらせた一枚。
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22)ED150mm F2.0レンズ(35mm換算300mm)の絞り開放F2で、アサガオと巨大な玉ボケ。
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23)ED150mm F2.0レンズ(35mm換算300mm)の絞り開放F2で、朝の清々しさを表現。
 今回のアサガオを撮った中での一番の作品かなと。
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ここで、赤そばの里の顔見せです。
残念ながら、赤そばの生育がいま一歩なため、一面の赤というよりも、ピンク混じり程度ですね。
24)E-P3+ZD9-18mm F4.0-5.6レンズの9mm側(35mm換算18mm)の超広角で見る赤そば畑。
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嶺岳寺 (れいがくじ)さんから見渡した信州の山間の風景や、曼珠沙華を撮影して。その4 [信州辰野工場見学・伊那高原赤そばの里撮影会]

さらに、昨日の続きです。

もう一日、信州下伊那郡松川町 嶺岳寺 (れいがくじ)さんでの撮影をご紹介します。

その2、その3と、Olympus E-5で撮影してきました。
その4は、嶺岳寺 (れいがくじ)さんでの撮影終了間近に撮ったEOS 5D Mark IIでのフルサイズでの撮影です。

フルサイズセンサーによる風景描写と、フルサイズセンサーの余力のある中での真っ赤な曼珠沙華の撮影はどうなるのかが、興味深い点でした。

多くのデジタルカメラは、3層式のFoveon X3センサー以外は、KodakのBayerさんが考案したベイヤー配列となっています。
G R G R 
B G B G
G R G R
B G B G

おおよそ、一つのピクセルを決定するのに、RGGBの4カ所を利用しています。

Gだけ2倍になっているので、Gでは、ピクセル全体の輝度も決定しています。
結果として、2倍のGGに比べて、Rや、Bは、半分のレンジしか変化を掴みきれていません。

ここから、補間する事で、Gが300万画素、RとBが、それぞれ150万画素の合計600万画素のイメージセンサーからの信号を、600万画素のRGB均等なデータへ変換しているわけです。
モノクロならば、ただの600万画素のデータですが、カラーの場合には、補間の誤差が、変換誤差になって、偽色の発生に繋がります。

また、補間しても、Rや、Bは、元々150万画素分しかないので、ダイナミックレンジが狭い画素となります。
これが、ベイヤー配列の利点と、欠点です。

そして、青や、赤 が深い被写体が苦手となるわけです。
特に、赤色は、デジタルカメラの表現が狭い、苦手な色となっているわけです。

Canon EOS 5D Mark IIのフルサイズセンサーで撮影しても、条件は同じはずですが、DIGIC IVの処理が見事なのか、微妙な色合いや、わずかな変化を捉えた幅広い諧調表現が得意です。
同様に、赤色も飽和し難い結果となっています。
反面、色合いは、比較的、おとなしい(派手な発色は、色飽和のもとです)色調となります。

それを、今常用している「ベルビア50 Velvia50 (RVP 50) 風」では、かなり色鮮やかにしているので、発色は気に入っているのですが、色飽和が心配です。

そこで、嶺岳寺 (れいがくじ)さんから見える信州の山間の風景を写すとどうなるでしょう?
また、色飽和し易い真っ赤な曼珠沙華の表現はどうなるでしょう?

またまた、ご紹介です。
「でいぶ寫眞館 -開店休業中-」さんで、本日も、
超絶の赤の妙演が並んでいる
曼珠紗華 2011 - 緋のエクスタシー - Vol.2」のエントリーを出されています。
もう、まるで、でいぶさんは、赤の魔術師ですね。

機材は、EOS 5D Mark II+Sigma 50mm F1.4レンズです。
ピクチャースタイルは、「ベルビア50 Velvia50 (RVP 50) 風」です。
1)嶺岳寺 (れいがくじ)さんの鐘つきのお堂から。
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2)
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3)
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4)
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5)
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6)
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7)梅林と、お地蔵さんと曼珠沙華。
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8)
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9)
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10)
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11)
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12)前ボケの赤を重ね合わせて
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13)
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14)
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15)夕景らしくシルエットで。
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16)トタンに置かれた瓦が綺麗で。
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信州下伊那郡松川町 嶺岳寺 (れいがくじ)さんの曼珠沙華を撮影して。その3 [信州辰野工場見学・伊那高原赤そばの里撮影会]

さらに、昨日の続きです。

長野県下伊那郡松川町生田(まつかわまち いくた)438にある 嶺岳寺 (れいがくじ)
お寺の案内では、
「台風により多少 倒れましたが夏の猛暑の影響で、梅の木の下の涼しいところから咲き、
 全体では疎ら咲きです。周辺部のは射の強いところは花芽のでもこれからです。
 見頃は24日〜27日頃です。
 〜〜〜〜〜〜〜」
などとあります。

嶺岳寺 (れいがくじ)の境内には約3万本の彼岸花が植えられているそうです。

今日は、思う存分、嶺岳寺さんでの曼珠沙華からです。
大きな曼珠沙華は、とても撮りにくいお花です。
大きいお花は、ピントを合わせにくいです。
 まず、ボカして撮ると、被写界深度が浅いので、普通のサイズのお花でも、
 どこに、ピントを合わせて、どこまで、ピントがあった範囲にするか悩みます。
これが、大きなお花の場合には、一段と困る事で、手前と、中心と、奥で全くピントがあった範囲が異なります。
そして、真っ赤な花である事。
 何度も言いますが、赤色は、デジタルカメラの不得意な色です。
 色の表現できる範囲が0-255の256段階しかない為に、深みや、明るみを表現しきれないのです。
 すぐに、黒つぶれしたり、色飽和して白くなってしまいます。
 特に、赤の場合には、色飽和がすぐに現れます。
 赤い花の赤の中に、白い色や、白っぽい表現があると、色飽和をまず疑います。
 結果として、本当に白が混じっていたり、反射による白い部分があるケースが見分けがつき難いです。
さらに、曼珠沙華は、一面の赤になるように、群生している事もあります。
 一つの赤だけでも困難を招きますが、一面の赤、隙間のない赤は、赤い絨毯のようなものです。
 色飽和は、白飛びだけでなく、赤潰れも招きます。
 特に、一面の赤は、殆どの花が、諧調のないベタっとした赤になってしまいがちです。

そうした中で、では、どうやったら、曼珠沙華を綺麗に撮れるでしょうか?
○できるだけ、1本、2本だけ咲いている曼珠沙華を選ぶ。(群生の密集を避ける)
○背景は、明るいところよりも、暗い背景を選ぶ。(赤の色飽和の防止)
○薄暗がりに、スポットライトのように狙った花にだけ光が当たっている曼珠沙華を選ぶ。
○露出は、背景に引きずられて、赤の色飽和が発生しないように、
 できれば、スポット測光で曼珠沙華の一番濃い赤色の部分を狙う。
 あるいは、マニュアル露出でやはり、一番濃い赤色の部分にあわせる。
○JPEG+RAWで撮影して、RAW現像で、赤色の色飽和を押さえる露出補正を行う。
○どしても、明るい背景が欲しい場合には、Photoshopなどのレイヤー処理で、
 露出補正して赤色の色飽和のない曼珠沙華だけのレイヤーと、
 明るく補正した背景だけのレイヤーを、重ね合わせる。

こんなところでしょうか?
私自身は、できるだけ、現場で、赤色の色飽和を防ぐ露出で、JPEG+RAWで撮影して、
それでも、色飽和しているものは、RAW現像して回復させている程度です。

でいぶさんのblog「でいぶ寫眞館 -開店休業中-」に、「曼珠紗華 2011 - 緋のエクスタシー -」という、私と同じOlympus E-5で撮られた、妖しいまでに美しい、超絶に素晴らしい曼珠沙華の写真が載っていますので、是非、ご覧下さい。

ということで、今日も、嶺岳寺さんでの曼珠沙華撮影からです。
なお、赤い花は、すぐに満腹(見飽きる?)してしまうので、いつもよりも、枚数を絞っています。

また、今日のオマケですが、Adobeから、Adobe Photoshop Lightroom 3.5と、 Adobe Camera Raw 6.5 updateがリリースされています。
詳しくは、「続きを読む」へ、どうぞ。

機材は、Olympus E-5+ED14-35mm F2.0 SWDレンズと、ED150mm F2.0レンズです。
ここから、Olympus E-5+ ED150mm F2.0レンズです。
1)最終的に、Camera RAW 6.5RCで現像して、PS CS5で整えた一枚です。
E9227046_Dfine2_Viveza2_Sharpner Pro3_1280x960.jpg
2)シベをアップにして。
E9227092_1280x960_補正済.jpg
3)背景のグリーンと、赤いボケを生かして。
 サムネールは、ちょっと濃くなっていますが、拡大して見て頂くと印象が違うと思います。
E9227096_1280x960_補正済.jpg
4)暗闇の中のイメージで。
 サムネールは、凄い濃くなっていますが、拡大して見て頂くと印象が違うと思います。
E9227112_1280x960_補正済.jpg
5)曼珠沙華のつぼみは、トンボの好きな場所のようです。
E9227134_1280x960_補正済.jpg
6)宙に浮いている一枚が撮れました。
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7)彼岸花の二重奏。
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8)南アルプスの青空と雲と
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辰野工場見学から、嶺岳寺さんでの曼珠沙華撮影へ。その2 [信州辰野工場見学・伊那高原赤そばの里撮影会]

昨日の続きです。

○FotoPus 花コミュ特別企画「オリンパス辰野工場見学会」 
「9/23(金)デジタルカレッジ撮影会「信州伊那高原赤そばの里を撮る」にご参加の方限定で
 辰野工場見学会を実施します。当社辰野事業場の役割やレンズの製造工程の一部を見ていただくなど、
 ファンの皆様には楽しい時間をお過ごしいただけます。 

 今回は、翌日の9/23(金)デジタルカレッジのイベントに参加される方限定の企画とさせていただきます。 

 <花コミュ特別企画 辰野工場見学会> 
 日時:2011年9月22日(木)11:00~12:00 
 場所:オリンパス辰野事業場 
 長野県上伊那郡辰野町XXXXX」

辰野工場におつとめの花コミュメンバーの方々のご尽力で実現した特別企画でした。
集合時間の午前10時15分過ぎに集合して、辰野工場に見学に入ると、
昨日の写真の通りですが、
「ようこそ!オリンパス(株)辰野事業場へ
 片岡 正一郎先生
 花コミュメンバーの皆様」
という案内がディスプレイに表示されていて感激しました。
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1時間半ほど、案内のDVDの上映や、レンズ研磨セクションの見学、レンズマイスターとの懇親などで、
あっという間に過ぎてしまいました。

その移動して、昼食に、「いな路」というお店を訪れ、待望の午後の撮影会。
嶺岳寺さんというこの辺りでも有名な曼珠沙華の咲いているところで、撮影です。

大ぶりで真っ赤な花が群生している曼珠沙華は、撮影が難しい花です。
この日は、特に、直前まで雨が降っていましたので、水に濡れた曼珠沙華だらけです。
ただ、撮影中は気になった水滴も、写真で見ると、あまりついていませんね。
撥水が良い花なのかもしれません。

ということで、今日は、嶺岳寺さんでの曼珠沙華撮影からです。

機材は、Olympus E-5+ED14-35mm F2.0 SWDレンズと、ED150mm F2.0レンズです。
ここから、Olympus E-5+ED14-35mm F2.0 SWDレンズです。
1)嶺岳寺さんでの曼珠沙華の赤い群生。
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2)暗がりの曼珠沙華
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3)光と陰と、曼珠沙華
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4)曼珠沙華の咲く斜面は素晴らしいです。
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5)赤一面に、白い彼岸花。
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ここから、Olympus E-5+ED150mm F2.0レンズです。
6)赤と白の共演。
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7)うす暗がりに浮かぶ。
 この一枚は、RAW現像後の状態がおかしいので、再RAW現像して、差し替えました。 
 こちらが、差し替えの画像です。
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8)信州の山間部は、きれいですね。
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9)ダイナミックな雲
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10)この一輪の色合いが、朱色っぽくて気にいって。
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11)咲き始め。
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12)鐘つき堂
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13)アップで。前ボケと、背景ボケを合わせています。
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オリンパスの辰野工場見学と、信州伊那高原の赤そばの里撮影会に行ってきました。その1 [信州辰野工場見学・伊那高原赤そばの里撮影会]

去る9月22日、9月23日に、オリンパスの辰野工場見学と、信州伊那高原の赤そばの里撮影会に参加してきました。

今回、オリンパスレンズのメッカ、信州辰野工場見学があるのというので、そのために、デジタルカレッジ撮影会「信州伊那高原赤そばの里を撮る」に参加してみました。話が逆転していて申し訳ない話ですが。 

この参加者は、地元長野の方を除くと、ほとんどが、FotoPus花コミュの濃いメンバーばかりです。
私は、花は不得意なのですが、たまたま、花コミュに参加している縁もあって、PhotoArtistでも一緒して頂いているNama3さんの車に同乗させて頂く事となりました。 
楽しい撮影会、工場見学になると良いなと期待していたのですが、唯一心配された台風は、直前に過ぎ去ったので、一安心でした。 

この辰野工場では、Super High Gradeレンズ(通称松レンズ)のすべてと、一部のHigh Gradeレンズ(通称竹レンズ)、ごく一部のStandardレンズ(通称梅レンズ)が国内生産されています。

そこで、手持ちのオリンパス辰野工場生まれのレンズ2本(14-35mm F2と、150mm F2)を持って、レンズの里帰りと称して行ってきました。 
まあ、あまり関係ないのですが、気分です。

その一環(辰野工場見学会)で、昼食後、嶺岳寺というお寺の彼岸花を撮影してきました。 
どうも、花は不得意で、飽和し易い真っ赤な曼珠沙華の花は、どこをどう、捉えて良いのか、最後まで分かりませんでした。 

翌9月23日に、「信州伊那高原赤そばの里を撮る」撮影会に参加してきました。
よく晴れ渡って気持ちよい青空のもと、赤そば(そのもの)の色づきはもう一つでしたが、楽しく撮影できました。 

○花コミュ特別企画「辰野工場見学会」 
「9/23(金)デジタルカレッジ撮影会「信州伊那高原赤そばの里を撮る」にご参加の方限定で
 辰野工場見学会を実施します。当社辰野事業場の役割やレンズの製造工程の一部を見ていただくなど、
 ファンの皆様には楽しい時間をお過ごしいただけます。 

 今回は、翌日の9/23(金)デジタルカレッジのイベントに参加される方限定の企画とさせていただきます。 

 <花コミュ特別企画 辰野工場見学会> 
 日時:2011年9月22日(木)11:00~12:00 
 場所:オリンパス辰野事業場 
 長野県上伊那郡辰野町XXXXX」

今回のオリンパスデジタルカレッジ撮影会の案内
●信州伊那高原に咲く赤そばの花を撮影します。

今日の写真は、集合したN駅から、中央道の釈迦堂PA、諏訪湖SA、辰野工場見学の一部と、嶺岳寺の曼珠沙華の一部のスナップからです。
明日は、この一面の赤い曼珠沙華からです。

機材は、Canon EOS 5D Mark II+Sigma 50mm F1.4と、Olympus E-5+ED14-35mm F2.0 SWDとED150mm F2.0です。

ここから、Canon EOS 5D Mark II+Sigma 50mm F1.4の撮影です。
1)9月22日の早朝の空
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2)少し晴れてきて。
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3)N区文化センター前公園にて
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4)中央道 釈迦堂PAにて。
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5)諏訪湖SAにて。青空と雲と、手前の木々が立体感を作っていますね。
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6)どこまでも青い空と、ライトのポールと。
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7)諏訪湖とハート。
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8)広々と諏訪湖を見渡して。
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9)朝顔と朝日と。
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10)青空とSTARBUCKS
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11)空飛ぶバイク
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12)この先「OLYMPUS」の看板。
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ここから、Olympus E-5+ED14-35mm F2.0 SWDの撮影です。
13)歓迎のディスプレイ表示
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14)ED150mm F2.0レンズと、お隣は、300mm F2.8のモンスターレンズです。
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15)ED14-35mm F2.0 SWDレンズなど。
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16)工場入り口の一部がショールームとなっています。アートフィルターのドラマチックトーンで。
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17)今回の参加者の皆さんも興味津々です。これもアートフィルターのドラマチックトーン。
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18)オリンパスと言えば、医療用光学機器のトップメーカーですね。
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19)我が愛機E-5も置かれていました。
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20)移動して、嶺岳寺さんです。
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21)一面の曼珠沙華です。
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ここから、Olympus E-5+ED150mm F2.0レンズです。
22)赤一輪。
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