嶺岳寺 (れいがくじ)さんから見渡した信州の山間の風景や、曼珠沙華を撮影して。その4 [信州辰野工場見学・伊那高原赤そばの里撮影会]
Sponsored Links
またまた、ご紹介です。
「でいぶ寫眞館 -開店休業中-」さんで、本日も、
超絶の赤の妙演が並んでいる
「曼珠紗華 2011 - 緋のエクスタシー - Vol.2」のエントリーを出されています。
もう、まるで、でいぶさんは、赤の魔術師ですね。
さらに、昨日の続きです。
もう一日、信州下伊那郡松川町 嶺岳寺 (れいがくじ)さんでの撮影をご紹介します。
その2、その3と、Olympus E-5で撮影してきました。
その4は、嶺岳寺 (れいがくじ)さんでの撮影終了間近に撮ったEOS 5D Mark IIでのフルサイズでの撮影です。
フルサイズセンサーによる風景描写と、フルサイズセンサーの余力のある中での真っ赤な曼珠沙華の撮影はどうなるのかが、興味深い点でした。
多くのデジタルカメラは、3層式のFoveon X3センサー以外は、KodakのBayerさんが考案したベイヤー配列となっています。
G R G R
B G B G
G R G R
B G B G
おおよそ、一つのピクセルを決定するのに、RGGBの4カ所を利用しています。
Gだけ2倍になっているので、Gでは、ピクセル全体の輝度も決定しています。
結果として、2倍のGGに比べて、Rや、Bは、半分のレンジしか変化を掴みきれていません。
ここから、補間する事で、Gが300万画素、RとBが、それぞれ150万画素の合計600万画素のイメージセンサーからの信号を、600万画素のRGB均等なデータへ変換しているわけです。
モノクロならば、ただの600万画素のデータですが、カラーの場合には、補間の誤差が、変換誤差になって、偽色の発生に繋がります。
また、補間しても、Rや、Bは、元々150万画素分しかないので、ダイナミックレンジが狭い画素となります。
これが、ベイヤー配列の利点と、欠点です。
そして、青や、赤 が深い被写体が苦手となるわけです。
特に、赤色は、デジタルカメラの表現が狭い、苦手な色となっているわけです。
Canon EOS 5D Mark IIのフルサイズセンサーで撮影しても、条件は同じはずですが、DIGIC IVの処理が見事なのか、微妙な色合いや、わずかな変化を捉えた幅広い諧調表現が得意です。
同様に、赤色も飽和し難い結果となっています。
反面、色合いは、比較的、おとなしい(派手な発色は、色飽和のもとです)色調となります。
それを、今常用している「ベルビア50 Velvia50 (RVP 50) 風」では、かなり色鮮やかにしているので、発色は気に入っているのですが、色飽和が心配です。
そこで、嶺岳寺 (れいがくじ)さんから見える信州の山間の風景を写すとどうなるでしょう?
また、色飽和し易い真っ赤な曼珠沙華の表現はどうなるでしょう?
またまた、ご紹介です。
「でいぶ寫眞館 -開店休業中-」さんで、本日も、
超絶の赤の妙演が並んでいる
「曼珠紗華 2011 - 緋のエクスタシー - Vol.2」のエントリーを出されています。
もう、まるで、でいぶさんは、赤の魔術師ですね。
機材は、EOS 5D Mark II+Sigma 50mm F1.4レンズです。
ピクチャースタイルは、「ベルビア50 Velvia50 (RVP 50) 風」です。
1)嶺岳寺 (れいがくじ)さんの鐘つきのお堂から。
こんにちは 素朴でいい眺めですね~
彼岸花、なんとも印象的です。瓦には目を惹かれました。
ちょっと素敵ですね。しつこく撮ってみたくなりました。
by hidens (2011-09-30 09:50)
またまたご紹介頂きありがとうございます。
リバーサルフィルムっぽい仕上がりが気に入って、私もベルビア調のピクチャースタイルを好んで使っています。
by でいぶさん (2011-09-30 18:22)
今晩は !
フォトンです。
彼岸花が満開ですね !
鮮やかな赤が目に染みます。
銀塩ではベルビアも使ってみましたが、ネイチャーにはあまりに赤系が強く、結局、プロビアオンリーになってしまいました。
それにしても、ピクチャースタイルでベルビア調があるとは面白いですね。。。
by フォトン (2011-09-30 23:38)
発売当初は気付きませんでしたが、EOS5D2はなかなかの万能選手なんですね。
絶賛される5D2を見ていると、そろそろ35mmフルサイズに乗り換えてシステムを軽量化しても良いかな、とさえ思ってしまいます。
by えがみ (2011-10-01 02:40)