5月12日の朝のご近所散策から。OM-D E-M5にEF135mm F2Lレンズを装着して、スナップを撮る。 [OM-D E-M5 & EF135mm F2L]
5月13日日曜日の朝です。
朝から、快晴のように良く晴れた日です。
この調子で、来週の金環日食の日の天気も良くなって欲しいモノです。
しかし、予報では、関東地方は、曇りのようです。
昨日、オリンパスデジタルカレッジの人物撮影講座の撮影実習に参加してきました。
今回のモデルは、半年前の前回のエピソードIIにも参加された「あいみ」さんと、
ほぼ1年ぶりとなる昨年のエピソードIに参加された「西川奈七」さんです。
土屋勝義先生の人物撮影テクニック(東京)(4回講座)エピソードII
今回のスケジュールは以下となっています。
1回目 5月12日(土) 13:00-16:00 撮影 東京都内 ←新宿モノリス。
2回目 5月25日(金) 19:00-21:00 講義 新宿モノリスビル
3回目 5月27日(日) 13:00-16:00 撮影 東京都内 ←都内ハウススタジオでしょうか?
4回目 6月 8日(金) 19:00-21:00 講評 新宿モノリスビル
朝の晴天から、午後には雲だらけの曇天となってしまいました。
その中で時々、雲間の日差しが差し込む状態でした。
曇り、超ドキドキ晴れって感じでしょうか?(笑。
さて、結果は、また、後日にご報告しますが、5分、5月25日の講評会後の予定です。
今日は、絞り羽根つきEOS EFレンズ→マイクロフォーサーズ変換アダプタの話です。
マイクロフォーサーズは、フォーサーズの規格から、一眼レフの要である反射鏡と、その一連のユニット、
いわゆるミラーボックスを取り外して、空いたスペースを切り詰めた、典型的なミラーレス一眼の構造です。
フォーサーズシステムのフランジバックは38.67mm(約40mmと称されます)
マイクロフォーサーズのフランジバックは約20mm(実測では19.3mmらしいです)
ほぼ半分のフランジバックになっています。(実測との比較では、完全に半分ですね)
このお陰で、電気接点、電子接点を必要とするAF駆動・AE連携をいとわなければ、
世界中のほぼ全ての著名なカメラシステムのレンズが利用できます。
各カメラシステムは、自社の都合・開発の都合に合わせてマチマチですが、
例えば、Leica Mマウントは、フランジバック27.8mmですので、これよりもフランジバックの短い規格のマウントであれば、Leica Mマウントレンズを変換アダプタ経由で利用することが可能です。
以下に典型的な著名なマウントシステムの口径(内径)とフランジバック長さをwikipediaから転記しておきます。
ねじ込み式レンジファインダータイプ
ライカLマウント 内径39mm、フランジバック28.8mm
ねじ込み式一眼レフタイプ
M42マウント 内径42mm、フランジバック(1948年当時45.7mm)現在は45.46mm
バヨネット式レンジファインダータイプ
ライカMマウント 口径43.9mm。フランジバック27.8mm
バヨネット式一眼レフタイプ
オリンパスOMマウント 口径44.8mm、フランジバック46mm
オリンパスペンFマウント 口径41.0mm、フランジバック28.95mm
キヤノンEFマウント 口径54mm、フランジバック44mm
コンタックス/ヤシカマウント 口径48.0mm、フランジバック45.5mm
ニコンFマウント 口径44mm、フランジバック46.5mm
ペンタックスKマウント 口径約45mm、フランジバック45.46mm
ミノルタAマウント/コニカミノルタAマウント/ソニーAマウント 口径50.0mm、フランジバック44.5mm
今回のマウントアダプタは、電子マント(電磁絞り機構つき)で有名なキヤノンのEFマウント用変換アダプタです。
えー、それじゃ、絞りが使えないじゃないという、あなた、正解です。
そして、不正解です。
世の中には、苦労するコトを厭わないヒト達(メーカー)がいます。
2つの解決方法ができています。
○一つは、独自の絞り羽根を内蔵した変換アダプタを製作することです。
ある程度の厚みが必要ですので、作成可能なマウント規格は限られると思います。
○電子式ならば、電子式で対応しようじゃないかと、フル電子対応な電子変換アダプタを製作すること。
これは、元となる規格と、変換先の規格の両方の電子的なコマンドを理解していないと作成できません。
逆に、両方の規格(例えば、EOSの電子制御方式と、マイクロフォーサーズの電子制御方式と)を知っていれば、
小さなマイクロCPUチップに、その変換制御をいれてあげるだけです。
しかし、EOSは、オープンな規格ではないですし、マイクロフォーサーズも、実はオープンな規格ではないのです。元となったフォーサーズはフルオープンな規格です。
パナソニック手動で、マイクロフォーサーズの規格が出来たときに、賛同する参画するメンバーのみへの開示へと改められてしまっています。
そのお陰でしょうが、電子制御式のマウントアダプタは、マイクロフォーサーズ用としては未だ存在しません。
SonyのNEX用の電子制御式EOS変換アダプタが、香港のメーカーが唯一作成している例だと思います。
是非、マイクロフォーサーズ用も作成頂ければ、AFは無理でも、絞りの制御や、
それによって、シャッタースピード優先での利用が出来たり、絞り値やレンズ名、焦点距離といった情報ののEXIF反映も可能になります。
今回は、上記の理由で、絞り羽根付きのEOS→M43アダプタを購入しました。
本来、KIPONという会社の製品で有名ですが、噂ではその作成元の工場からでたというノーブランド品が
少し安いお値段で出回っています。
そちらを購入しました。
そして、今回、手元のLレンズ、EF135mm F2Lレンズを装着して、試し撮りしてみました。
すると、1996年誕生のこのLレンズは、そこからの16年の熟成のためか、現代的な写りと言うよりも、
レトロな雰囲気に似合う写りをしていました。
もちろん、非常に解像度は高いのは、5D Mark IIで使用していても判ります。
しかし、例えば、Sigmaの50mm/85mm F1.4レンズといった現代的な設計の大口径レンズと比較すると、
時代の差を感じる、キレよりも、味のある厚みをもったレンズという気がします。
キヤノンの中でも、例えば、最新のレンズEF24-70mm F2.8L IIなどと比較しても、
その透明感のある現代的な描写と、
135mm F2Lのコクのある表現の違いを感じます。
ということで、気づいたときには、OM-D E-M5のアートフィルターのトイフォトを多用していました。
また、一部、緑の多いところに、クロスプロセスを使用してみました。
今回の撮影は、OM-D E-M5とEOS変換アダプタ経由のEF135mm F2Lレンズです。
ちなみに、全て、マニュアルフォーカスと、明るすぎる場面では、アダプタの絞り羽根機構を閉じるという操作を手動で行うので、成功の一枚の陰に、失敗の写真が一杯あります。
ただ、EVF(電子式ビューファインダー)のお陰で、じっくり撮れるモノには、ちゃんとマニュアルフォーカスでも、ピント合わせができて楽でした。
1)今回、恐ろしいほどにEF135mm F2Lレンズの実力を思い知った一枚です。
ピントの合った所にキレ・解像感、背景のボケの溶け具合、ボケ味、超一流のレンズです。
アートフィルターのトイフォトで撮っています。
2)この一枚も、ドキッとする驚きでした。アートフィルターのクロスプロセスを使用して。
3)西の方向のクレーンをみて。
4)西武線の999仕様のメーテルさんの絵をみて。トイフォト使用
5)葉っぱをみて。トイフォト使用
6)ガラスと緑と。トイフォト使用
7)道行く女性。トイフォト使用
8)いつもの草花茂るところも、レトロチックになります。トイフォト使用
9)花のまわりを飛び交う蜂さん。飛んでいる時には合わせられないので、止まったところで。
ここから先は、Olympus E-5+ED50mm F2.0 Macroレンズで撮影しています。
10)絞り羽根開閉機構付きEOS-m4/3アダプタ
11)EF135mm F2Lレンズを装着
12)OM-Dにこのアダプタを装着した図
13)全体像
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5月12日から、オリンパスデジタルカレッジの人物撮影講座エピソードIIが始まりました。
土屋勝義先生の人物撮影テクニック(東京)(4回講座)エピソードII
今回のスケジュールは以下となっています。
1回目 5月12日(土) 13:00-16:00 撮影 東京都内 ←新宿モノリス。
2回目 5月25日(金) 19:00-21:00 講義 新宿モノリスビル
3回目 5月27日(日) 13:00-16:00 撮影 東京都内 ←都内ハウススタジオでしょうか?
4回目 6月 8日(金) 19:00-21:00 講評 新宿モノリスビル
OM-D E-M5ですが、OM-D本体、関連製品、全て、3月31日(土曜日)発売されました。
オリンパスオンラインショップでは、各モデル通常の販売を受け付けています。
オンラインショップでは、リニューアル記念キャンペーンを実施しています。
「対象期間中に、一回のご注文で5万円以上(税込)(※1)ご購入のうえ、応募された方にOMシリーズまたはPENシリーズのカメラがデザインされたプレミアム切手シート(非売品)をもれなくプレゼントしております。」