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5月12日の朝の散策の続きから。OM-D E-M5で、ED50mm F2.0マクロレンズで花とスナップを撮る。その2 [OM-D E-M5]

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5月16日水曜日の朝です。
今日は、朝から良く晴れて、眩しい天候です。
できれば、金環日食の日も、雨上がりの澄んだ空気の晴天となってくれないかなと言う期待と、
晴れすぎると、日食が見難いので、薄曇りの方が観察向きかなと思う気持ちと半々ですね。

今日は、少し遡りますが、週末の5月12日の朝の散歩の続きです。
前回は、絞り羽根つきEOS EFレンズ→マイクロフォーサーズ変換アダプタを使用して、Canon EF135mm F2Lレンズでのマニュアルフォーカス(MF)と、絞りバネによる手動露出での撮影からでした。

今回は、もう1本持って出かけたED50mm F2.0 Macroレンズでの花マクロ(蜂も)と、街撮りスナップからです。
鉢植えの花に、蜂が1匹飛び交っていました。
そこで、マクロレンズに付け替えて、花と蜂のドアップに挑戦してみました。
流石に、飛んでいる瞬間は、なかなか捉え難いですから、主に花に止まっている時です。
フォーサーズ用レンズですが、その中でも、決して早くないAFのこのレンズは、マイクロフォーサーズに使用すると、一段と遅いAFとなりますが、迷わなければ、不満がある速度ではないです。
できれば、フォーカスリミッターが付いていれば、結構、快適に操作できると思います。
その意味で、6月以降にでると言われているM.ZD 60mm F2.8 Macroレンズには、防塵防滴のマクロレンズだけでなく、フォーカスリミッターもつくようですから、期待しています。

今日は、全てアートフィルターのトイフォトを使用して、花は表現として、街撮りはレトロな感じにしています。


今回の撮影は、OM-D E-M5とED50mm F2.0 Macroレンズ+MMF-2です。
1)薄い青紫でしょうか。
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2)一匹の蜂君が飛び回って蜜を吸っています。
M5124671_1280x960_補正済.jpg
3)2倍のデジタルテレコンを入れて。
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4)上から。
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5)花との対比では、これくらいの大きさです。
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6)紫陽花は、咲く準備をしています
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7)赤い花
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8)寄れるだけ寄って。
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9)赤にまみれて
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10)一瞬、日の丸のように見えたのです。
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11)紅い紐
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12)朝掃除
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13)駅へ
M5124699_1280x960_補正済.jpg



<<お知らせ>>

土屋勝義先生の人物撮影テクニック(東京)(4回講座)エピソードII
今回のスケジュールは以下となっています。
1回目 5月12日(土) 13:00-16:00 撮影 東京都内 ←新宿モノリス。
2回目 5月25日(金) 19:00-21:00 講義 新宿モノリスビル
3回目 5月27日(日) 13:00-16:00 撮影 東京都内 ←都内ハウススタジオでしょうか?
4回目 6月 8日(金) 19:00-21:00 講評 新宿モノリスビル

OM-D E-M5ですが、OM-D本体、関連製品、全て、3月31日(土曜日)発売されました。
オリンパスオンラインショップでは、各モデル通常の販売を受け付けています。

オンラインショップでは、リニューアル記念キャンペーンを実施しています。
「対象期間中に、一回のご注文で5万円以上(税込)(※1)ご購入のうえ、応募された方にOMシリーズまたはPENシリーズのカメラがデザインされたプレミアム切手シート(非売品)をもれなくプレゼントしております。」

非常にマイナーなtipsですが、
OM-D E-M5でフォーサーズレンズをマウントアダプタ経由使用すると、AF精度が今ひとつのようです。
ざっくりとは合っているのですが、ここというピンポイントでは大抵外れています。
そこで、拡大AF機能を使用する方法の紹介と、
禁断の手段かもしれませんが、MFアシスト機能を使用してみています。

特に、Leica D Summilux 25mm F1.4のように明るい大口径レンズの場合には、
位相差AFでもピント合わせが至難だったりします。
位相差AFのセンサーも、明るさに合わせて、F2.8用、F5.6用、それに、最近のニコンやキヤノンのフラグシップモデルではF8センサーまで用意されていたりします。
これは、その明るさに最適化されているので、他の明るさ(明るすぎたり、暗すぎたり)すると、
合焦しなかったり、合焦しても時間が掛かったりします。
F1.4や、F1.2といった明るい大口径レンズの場合には、どこの会社でも、それにマッチした位相差AFセンサーは積んでいません。
F2.8センサーでの過剰動作として、合えば良いなくらいの状況です。
まして、コントラストAFで、明るい日中ですと、コントラストがなかなか付かないことが多いので、
AF合焦は一つの指針(目安)程度だったりします。

そこで、位相差AFのE-5でも、S-AF+MFというAF合焦後はMF動作(微調整用)常時可能という機能を使用しているのですが、OM-D E-M5でも、S-AF+MFに設定しています。
但し、EVFそのままのサイズでは、AF合焦以上の精度で、MFで合わせ込むのは困難です。
そこで、拡大してMFという機能が重要となってきます。

Fn2に、拡大AFという、ボタンを押すと、拡大表示する機能がありますが、
この操作を多用していると、撮影動作の流れ=手際の良い操作感を少しスポイルしてしまいます。

但し、この拡大AFの機能で便利なのが、AF枠の縮小表示です。
通常は、全画面の35分の1がAF枠となりますが、この拡大AF使用中は、
更に、拡大率(5倍、7倍、10倍、14倍)に合わせて、AF枠が縮小されます。
例えば、拡大率14倍にしてあると、全画面の1/35のさらに、1/14の小さな緑の枠がAF枠となります。
その小さな範囲にスポットでAF合焦するようになります。
また、当然ですが、その小さなAF枠のまま、全画面内を移動できます。
ここで、OKボタンを押すと、拡大表示に切り替わり、そのまま拡大中のAFも効くようになります。
なお、AF拡大率は、この拡大表示中に、ダイヤルで変更します。(5倍から、14倍まで)

この拡大AFは、慣れると便利ですし、かなり小さなAFターゲット枠を利用可能になりますので、
AFのままで、精度を高めるのに適しています。
また、MFアシスト機能のように、ピントリングと連動していないので、MFレンズでこそ価値が出て来ます。
なお、拡大AFとMFアシスト機能は排他利用のようで、拡大AF使用中はMFアシストは停止しています。
ある意味、MFアシスト機能の一時停止としても利用できます。

しかし、いちいち、Fn2を押したり、長押しして解除したりしては面倒な場合も多々あります。
そこで、活躍しそうなのが、MFアシスト機能です。
残念ながら、AFレンズにしか使用できませんが、AF合焦に関わらず、
ピントリングを少しでも動かすと、拡大表示(5倍、7倍、10倍、14倍)して、
MFでのピント合わせをアシスト(補佐)してくれる機能です。

詳しくは、E-meisterのMFアシストの説明から。

ただし、コレが最初に搭載されたE-P1の頃は、操作性が悪くて、
再度、シャッター半押ししてAF作動するか、一旦再生などして、MFアシスト状態を解除しないと
ならなかったのですが、最近は進化して、MFアシスト状態になって暫くすると(1秒程度)、
自動的にMFアシスト解除になって、構図を再確認できる=シャッターを押して撮影できるようになっています。
これで、撮影の流れは、スムーズに行えます。
1.通常にシャッター半押しで、AF合焦させる。
2.少しピントリングを動かして、拡大表示させる。
3.MFとして、ピントリングを動かして、とことん、ピントを追い込む。
少し待つ。
4.自動的に、1.のシャッター半押し状態に戻るので、構図を再確認する。
5.シャッターを押し込んで撮影完了。

惜しむらくは、MFアシストのピントリングのキャッチが敏感すぎて、
レンズの絞り羽根挙動などでも、反応してMFアシストが起動してしまい
勝手に、拡大と、縮小を繰り返したりします。
そういったときに、上記の拡大AF機能をオンにして、MFアシスト機能を一時停止するのもあります。

今後の希望としては。
A)MFアシストのピントリングキャッチの反応時間を調整可能にして欲しい。
  あるいは、レンズ自体の絞り羽根動作での誤作動をさせないように対応して欲しい。
B)MFアシストの自動解除時間の指定(0.1秒から、0.1秒刻みで1秒まで、2秒、3秒、5秒など)
をお願いします。

このお陰で、明るいレンズでの日中や逆光でのピント合わせ込みが楽になりました。

現時点で判っているOM-Dのミニ知識。
○拡大時のシャッター半押し機能設定がありますが、標準では、mode1になっています。
mode1:シャッター半押しで、拡大表示をキャンセルして通常画面に戻ります。
mode2:シャッター半押しで、拡大したままAF動作します。
また、この機能は親指AF時にも連動していますので、mode2にしていないと、拡大表示時の親指AF操作ができなくて、使いにくいと思われます。
また、マニュアルフォーカス使用中で、拡大表示している場合にも、このモード設定によって、挙動が変わりますので、構図を直ぐ確認したい方は、mode1、拡大表示したままでピントを追い込みたい方は、mode2を選択する方が良いと思います。

○内蔵EVFのフレームレートは、ピクチャースタイルをi-Finish以外に設定している時に選択できます。
○また、内蔵EVFの高速フレームレートは、フルライムAF設定に優先する。
○さらに、内蔵EVFの高速フレームレート設定は、LiveView拡大表示中は、標準レートに下がる。
○2つのダイヤルの設定が、何も設定変更していない場合、
 A/Sモードでは、前ダイヤルが露出補正、後ダイヤルが、絞り・シャッタースピード。 
 Mでは、前ダイヤルが絞り、後ダイヤルがシャッタースピードでした。 

この配置は今までの機種で設定変更していたのとは逆なので、設定変更しました。 

○Fn2ボタンは、初期設定でマルチファンクションになっていますのが、
 この状態で、トーンカーブ表示されたハイライト・シャドーコントロール機能となっています。
 前ダイヤルがハイライトの調整、後ダイヤルがシャドーの調整となります。
 例えば、ハイライトを下げて白飛びを減らして、シャドーを上げて暗部を持ち上げて撮影が簡単にできます。
○電源スイッチは、E-3のような右下の位置です。 
○デフォルトのピクチャーモードがNaturalですね。 
 これは、上記の高速フレームレートの設定ができる・できないにも関係しているようです。
 できれば、i-Finishのままで、高速フレームレートの設定可能にして欲しいですね。
 次期機種への課題ですね。
○また未確認ですが、撮影後の自動画像表示については、撮影確認を1秒以上に設定しないと直ぐ消えてしまって判らない状況になるようです。
 ただし、9枚連写などの高速連写のためには、OFFか、0.3秒、0.5秒程度でないと表示が負担になりそうですね。

なお、OM-D E-M5の高感度画質向上の点から、オートISO感度の上限はISO1600の標準設定のまま、
ノイズフィルターの設定となる、長秒時ノイズ低減、高感度ノイズ低減はいずれもオフに設定しています。

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ぽちの輔

私のコンデジでは、青というか紫というか、こういう花の色が綺麗に撮れなくて残念です。
目で見たそのままの色で撮りたいんですけど、なんか違う色になっちゃう。
その点、デジイチはどうなんでしょうか?
by ぽちの輔 (2012-05-16 07:57) 

駅員3

お花の写真は、優しさ溢れる素晴らしい作品に仕上がっていますね!
by 駅員3 (2012-05-16 09:57) 

sachi

こんにちは。

蜜を吸ってる姿が必死で、なんだか可愛らしく見えますね。
そういえば、先日ラジオで、
ミツバチは今の時期だと3カ月が寿命・・・と。
冬場だとそれでも6カ月・・・という事をしりました。


by sachi (2012-05-16 14:05) 

めぇてる

お花のお写真綺麗ですね
最初のお花なんでしたっけ?好きなお花です
No12は見覚えのある景色ですねw

by めぇてる (2012-05-16 22:24) 

kiyo

ぽちの輔さん、
紫色は、デジタルカメラの一番苦手な色です。
紫外線カットの影響もありますが、そもそも、紫色を感光する受光素子を持っていません。
世の中には、紫にも2種類合って、青と赤の混合色と、紫単色があります。そして、デジカメらは、前者はよく写りますが、後者は、苦手で、全く写らなかったり、青や赤に色転びしてしまうケースがあります。
最近のデジカメは、かなり改善されてきて、段々、青色や、紫色の再現性が良くなってきています。
残念ながら、紫色の再現性の良い噂のコンデジに買い換えるしか方法はないと思います。

駅員3さん、
お褒め頂きありがとうございます。
花撮りは、苦手でして、どうにも、四苦八苦して撮っております。

sachiさん、
コメントありがとうございます。
はい、写真では、一箇所ですが、あっちの花、こっちの花と、
忙しく、蜂さんは蜜を吸いながら、飛び交っていました。
よく動き回る虫の命は短いようですね。
蜂たちも、短命なんですね。
その分、頑張って、一生分の働きをしているんですね。

めぇてるさん、
調べましたら、キク科のブルーデージーのようです。
この薄い青と、真ん中の黄色のコントラストが良いですよね。
はい、No.12は、朝のお掃除風景でした。

by kiyo (2012-05-16 22:41) 

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