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高感度に強くなったOM-D E-M5を持って、夜の街を散歩して、日常の中の非日常を探して。 [OM-D E-M5]

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4月19日木曜の朝です。
曇りの中に日差しが出ている朝です。
天気予報は、曇り、降水確率は30%。
どんよりとした曇り空をしています。

さて、少し遡りますが、一昨日、4月17日の雨の日の夜。
大幅に高感度に強くなったOM-D E-M5と、明るい単焦点レンズ45mm F1.8を持って、近所の街を散歩してみました。

最高ISO感度の上限は、ISO1600までですが、意外にISO1600に張り付いたままというわけではなくて、
少しでも明るいところですと、ISO1250とか、ISO1000に下がっていますね。
導入当日に撮影した銀座の夜の印象からも、回りは暗くても、ショーウインドウの中のようにスポットライトの明るい光を浴びていると個所を撮影していると、
ISO200まで落ちっていたりします。
Olympus OM-D E-M5を持って、夜の銀座を徘徊してみると。OM-Dで銀座シリーズ。その2

OM-Dで撮っていてですが、明るさに応じてかなりISO感度の変更が追随している印象です。

夜の雰囲気を捉えるには、光と影を追いかけることですが、目に飛び込んできた印象深い光景を如何に捉えられるかでもあると思います。


今までのフォーサーズ、マイクロフォーサーズの例では、例えば、E-5や、E-P3では、ISO640からIS800までが実用的な限界だった高感度の画質ですが、OM-Dで使用されている1620万画素の新しいイメージセンサーは、大幅に進化していて、ISO200からISO800までは、ほぼ同画質ですし、ISO800からISO1600までは、従来のISO400からISO800までの画質に相当していて十分な実用的です。
さらに、ISO1600から、ISO3200まででも、従来のISO1600相当の十分に使える高感度の画質です。
ここ2週間ほど使用してきて、高感度に強くなった分、日中の低感度が画質劣化しているわけでもないようです。
ただ、色味は従来のPanasonicのイメージセンサーや、Kodakのイメージセンサーと大きく異なっていて、
ナチュラルな感じですが、透明感のあるクッキリした色味ではないようです。
1段から1段半程度、大幅にダイナミックレンジが広がった分、コントラスト感が弱まっているのも事実でしょう。

同じ被写体を日中に撮影した場合、従来のPanasonicセンサーを搭載するE-5やE-P3の方が、慣れていることもありますが、好みの色合い・テイストが出せている気がしています。
まだ、オリンパスの開発陣が、この新しいイメージセンサーの特性をコントロールしきっていない気もしています。

真っ暗ではないですが、昨年の震災以来、街灯が減って、暗い夜の中でも、ISO1600まで安心して使える点。
さらには、ISO3200やISO6400も多少ノイズ感はありますが、十分使えています。
さらには、粒子状ノイズを活かして撮る場合には、ノイズが減りすぎていると感じるくらいです。

最大ISO25600と明るい単焦点レンズがあると撮れないモノはない気がしてきます。
さらに、三脚と、リモートレリーズさえあれば、新しく備わったライブバルブの機能を使用して、
見ながらにして、長時間露光の最適な状態を撮影する事が出来ます。
このライブバルブは、ライブビュー以来の写真の再発明かもしれません。

実際にやってみると解りますが、シャッターレリーズを押して初めてから、
真っ暗な画面に、徐々に、被写体が写ってきて、スローシャッター効果で色々なモノが写ってきて、
段々、画面が明るくなってきて、最適な状態を過ぎると、真っ白になっていきます。
ここと思った瞬間に、シャッターレリーズのボタンから指を離して、撮影が完了します。

○オリンパスのライブバルブ/ライブタイムの説明
バルブ撮影時に設定インターバルごとにセンサーに取り込まれた画像を更新し、
ライブビュー画面に表示する機能です。
これまでは難しかったバルブ撮影時の仕上がりをライブビューで確認しながら最適な露出時間を調節できます。

今回の撮影は、Olympus OM-D E-M5とM.ZD 45mm F1.8レンズでの撮影からです。
1)近所のイタリアンにて。
M4172026_1280x960_補正済.jpg
2)フラッグ。
M4172032_1280x960_補正済.jpg
3)
M4172034_1280x960_補正済.jpg
4)靄(もや)っと。
M4172037_1280x960_補正済.jpg
5)bicycle and night
M4172042_1280x960_補正済.jpg
6)浮かぶヒト
M4172043_1280x960_補正済.jpg
7)モノクローム
M4172047_1280x960_補正済.jpg
8)光る文字
M4172049_1280x960_補正済.jpg
9)バイクの明かり
M4172054_1280x960_補正済.jpg


【Up to date】
オリンパスより、Olympus OM-D E-M5のファームウエアアップデート 1.1がリリースされています。
実際の作業手順は、オリンパスデジタルカメラアップデーターによってオンラインアップデートを行います。
または、オリンパスプラザ東京・大阪、オリンパスのサービス拠点でも無料でアップデートして貰えます。
[ E-M5 ]
○レンズのファームウェアアップデート中にアップデートが停止してしまう場合があることを解消しました。
○以下のレンズとの組み合わせで手ぶれ補正動作を修正しました。
 ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye
 ZUIKO DIGITAL ED 18-180mm F3.5-6.3
 LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm

CanonからEOSシリーズなど向けのRAW現像ソフトのDigital Photo Professional 3.11.26 アップデーターが出ています。
■Digital Photo Professional 3.11.26 の変更点
- 以下の新レンズに対応しました。
EF24mm F2.8 IS USM, EF28mm F2.8 IS USM, EF24-70mm F2.8L II USM, EF500mm F4L IS II USM, EF600mm F4L IS II USM
- EOS 5D Mark III, EOS-1D Xの撮影画像に対応しました。
- Mac OS X 10.5のサポートを終了しました。
- デジタルレンズオプティマイザ機能を追加しました。
- 多重合成ツールおよびHDRツールを追加しました。
- RAW画像を現像した場合、本来の画像特性が得られない現象を修正しました。
- クイックチェックツールを使って大量の画像を確認している際の障害を修正しました。

マイクロフォーサーズ向けの新製品情報です。
CP+2012で一部のユーザに話題になっていましたデジタル接写リングセット マイクロフォーサーズ用がやっと4月18日発売となります。
10mmと16mmの2つのリングのセット製品で、重ねて使用できます。
フォーカス範囲を狭めて使用する製品ですが、
ピントの合う範囲が無限遠がでなくなって、数m先から直近までになる代わりに、
被写体に接近して撮影ができるようになります。
結果的に、最大拡大倍率が上がるコトで、被写体を大きく写せるようになります。
簡易的なマクロレンズ替わりにしたり、マクロレンズの最大拡大率を上げるコトができたりします。

オリンパス純正がない製品ですが、フォーサーズのEX-25と同様に電子接点を持っているので、AFにも対応しますが、マクロ領域の被写界深度の浅さから、フォーカス固定して、ボディ毎前後した方が早いです。

<<お知らせ>>
オリンパスデジタルカレッジに、2012年5月からの講座がのりました。
4月に続いて土屋勝義先生の人物撮影テクニック(東京)(4回講座)エピソードIIが案内開始されました。
今回のスケジュールは以下となっています。
1回目 5月12日(土) 13:00-16:00 撮影 東京都内 ←多分、新宿モノリスか築地だと思います。
2回目 5月25日(金) 19:00-21:00 講義 新宿モノリスビル
3回目 5月27日(日) 13:00-16:00 撮影 東京都内 ←都内ハウススタジオでしょうか?
4回目 6月 8日(金) 19:00-21:00 講評 新宿モノリスビル

受講料金:フォトパス会員には、フォトパスポイント充当での割引があります。
フォトパスプレミア会員(会員証をお持ちの方)26,000円(税込)
フォトパスプレミア会員以外の方:27,000円(税込)
※撮影会時のモデル代(2名)、ハウススタジオ代、傷害保険代を含みます。
申込締切: 4月25日(水) 11:00

オリンパスデジタルカレッジに、2012年4月からの講座がのりました。
OM-D E-M5が発売開始されたから初の講座となりますので、どの講座も格好の題材ではないでしょうか?

待望の土屋勝義先生の人物撮影テクニック(東京)(3回講座)エピソードIが案内開始されました。
今回のスケジュールは以下となっています。
1回目 4月12日(木) 19:00-21:00 講義 新宿モノリスビル 4Fセミナールーム
2回目 4月15日(日) 13:00-16:00 撮影 東京都内 ←多分、築地周辺だと思います。
3回目 4月26日(木) 19:00-21:00 講評 新宿モノリスビル 3Fセミナールーム

OM-D E-M5ですが、OM-D本体、関連製品、全て、3月31日(土曜日)発売されました。

オリンパスオンラインショップでは、各モデル通常の販売を受け付けています。


現時点で判っているOM-Dのミニ知識。
○拡大時のシャッター半押し機能設定がありますが、標準では、mode1になっています。
mode1:シャッター半押しで、拡大表示をキャンセルして通常画面に戻ります。
mode2:シャッター半押しで、拡大したままAF動作します。
また、この機能は親指AF時にも連動していますので、mode2にしていないと、拡大表示時の親指AF操作ができなくて、使いにくいと思われます。
また、マニュアルフォーカス使用中で、拡大表示している場合にも、このモード設定によって、挙動が変わりますので、構図を直ぐ確認したい方は、mode1、拡大表示したままでピントを追い込みたい方は、mode2を選択する方が良いと思います。

○内蔵EVFのフレームレートは、ピクチャースタイルをi-Finish以外に設定している時に選択できます。
○また、内蔵EVFの高速フレームレートは、フルライムAF設定に優先する。
○さらに、内蔵EVFの高速フレームレート設定は、LiveView拡大表示中は、標準レートに下がる。
○2つのダイヤルの設定が、何も設定変更していない場合、
 A/Sモードでは、前ダイヤルが露出補正、後ダイヤルが、絞り・シャッタースピード。 
 Mでは、前ダイヤルが絞り、後ダイヤルがシャッタースピードでした。 

この配置は今までの機種で設定変更していたのとは逆なので、設定変更しました。 

○Fn2ボタンは、初期設定でマルチファンクションになっていますのが、
 この状態で、トーンカーブ表示されたハイライト・シャドーコントロール機能となっています。
 前ダイヤルがハイライトの調整、後ダイヤルがシャドーの調整となります。
 例えば、ハイライトを下げて白飛びを減らして、シャドーを上げて暗部を持ち上げて撮影が簡単にできます。
○電源スイッチは、E-3のような右下の位置です。 
○デフォルトのピクチャーモードがNaturalですね。 
 これは、上記の高速フレームレートの設定ができる・できないにも関係しているようです。
 できれば、i-Finishのままで、高速フレームレートの設定可能にして欲しいですね。
 次期機種への課題ですね。
○また未確認ですが、撮影後の自動画像表示については、撮影確認を1秒以上に設定しないと直ぐ消えてしまって判らない状況になるようです。
 ただし、9枚連写などの高速連写のためには、OFFか、0.3秒、0.5秒程度でないと表示が負担になりそうですね。

なお、OM-D E-M5の高感度画質向上の点から、オートISO感度の上限はISO1600の標準設定のまま、
ノイズフィルターの設定となる、長秒時ノイズ低減、高感度ノイズ低減はいずれもオフに設定しています。

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コメント 6

駅員3

へ~、ライブバルブですか!
それは面白そうですね[るんるん]
by 駅員3 (2012-04-19 16:05) 

カリメロ

8枚目のお写真素敵ですね^^♪
by カリメロ (2012-04-19 20:05) 

めい

芸術だぁ~♪
写し方凄く良いです、感動♪
by めい (2012-04-19 22:49) 

ちょいのり

夜や闇をキレイに撮れるカメラとかすごく欲しいところです^^;
いつも『ああ・・・今撮影したら最高なんだけどなあ・・・』って思うこと多々だったりで。
なんせコンデジですしね^^;

by ちょいのり (2012-04-20 01:25) 

kiyo

駅員3さん、
はい、面白いので、本日4月20日の記事にしてみました。

カリメロさん、
8枚目ですが、ふと目を向けると、水溜まりの方から、飛び込んできた光景でした。

めいさん
お言葉ありがとうございます。
いつも、なかなか、アートな写真にならないで、
申し訳ないのですが、この日は、なんか冴えていたようです。

ちょいのりさん、
コンデジでも、GR Dシリーズなどは、夜景に強いですね。
ただ、ミラーレスが買えるような高級機種なのでね...。
ただ、明るいレンズの付いたNikon P310とか、Canon S100とか、オリンパスXZ-1とか、リコーのGR D4とかあると、普段撮れない光景でも撮れてきますね。
by kiyo (2012-04-20 12:20) 

スミッチ

ライブバルブ面白そうですね、自分がここだと思ったところで止めれるんですね一度やってみたいですね
by スミッチ (2012-04-22 14:18) 

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