本日は、4月21日に行ってきた六本木ヒルズでの「スカイプラネタリウム II」の内覧会のお話です。
東京シティビューという、芝〜六本木〜お台場などの名勝・夜景スポットの紹介というよりも、
手近な話題として、東京タワーと六本木ヒルズの52階展望台・スカイデッキなどを中心に紹介する
メールマガジンに登録していますが、こちらから、時々、招待会、案内会の応募が乗っているコトがあります。

今回は、六本木ヒルズの52Fの森アーツギャラリーに、いよいよ4月22日(金)〜 6月26日(日)まで、
オープンする「スカイプラネタリウム II」のオープン前の事前案内会に当たったので、
興味津々で行ってきました。

もちろん、会場内は、撮影禁止ですので、感想だけです。
スカイプラネタリウム II」は、4つのコーナーで出来ています。
① TOKYO STARRY NIGHT 東京スターリーナイト
 夜空に広がる満天の星をデジタル映像で再現
② 3D SKY WALK
 リアル3Dで雨中を散歩「一千光年の星空トンネル」
③ UNIVIEW THEATER ユニビューシアター
 宇宙空間シミュレーター、「ユニビュー」で「137億光年の旅」に出かけてみよう。
④ MEGASTAR メガスター
 メガスターの真骨頂「地球への帰還」

感想ですが、
凄かったモノ、面白かったモノだけ紹介しておきます。

② 3D SKY WALKの精密に再現した太陽系から1000光年以内の星の立体模型が凄いです。
一歩部屋に入ったときから、宇宙船に乗っているような錯覚を起こします。

部屋の真ん中、太陽系の位置に立って、如何に見慣れた星座を沢山、発見すると嬉しくなると思います。
私は、北斗七星くらいしかわかりませんでした。

また、その次との間の展示スペースに、3D展示のサンプルモデルがいくつか並べてありましたが、
良く見慣れた北斗七星や、オリオン座などが、
実際には、奥行き方向にかなりずれた=離れた恒星同士の組合せに過ぎないことに、
愕然とします。

つまり、地球から見て直視する方向のみに、北斗七星のひしゃくや、オリオン座の独特な形が
見えているだけで、ちょっとずれると、まったく別々の星々に過ぎないのです。
それも、地球から見る我々には、平面的な横一面のような気がしますが、
実際に、星座を構成する星々までの距離はまちまちなコトが実感できます。

3D展示のサンプルモデルですが、実際、コンパクトな模型なのに奥行きが長いのです。
北斗七星も、オリオン座も、肉眼で見る程度の直径数cm程度の範囲なのですが、
奥行き方向には、数cm〜数十cmも離れている星々の集まりです。

星空の星座は、まるで、立体万華鏡を覗いてるようなモノな分けです。
頭の中の知識としては、仮に宇宙船があって、太陽系から、どんな方向にでも、
ちょっと移動してズレると、見慣れた星座は、まったく見えなくなると言うことが、
身をもって体験できました。

そして、やはり、圧巻は、目玉である④ メガスターによる星空の再現です。
中に入ると、米粒ほどの星の光を、カラダに浴びるように投影されてきます。
超精密なメガスターによる満天の星空を眺めていると、星空と、星々と一体になった気分になります。

粋な計らいで、短時間の休憩時間には、星々を模した短冊に、願いを書いて、四方の壁に貼ることができます。
「星に願いを」ですね。

これに続いて、同一チケットで、52階の展望室「東京シティビュー」からの光景・夜景が見られます。
そして、天候が良ければ、屋上のスカイデッキで、生の東京の空〜夜空を楽しめます。

詳しくはこちらの「スカイプラネタリウム II 北斗七星と春夏の星座」の案内をご覧下さい。

内覧会の後、展望室「東京シティビュー」を見て回って、現在の東京の夜景を堪能しました。
しましたが、東京中が暗いです。

無駄なネオンは要らないですが、必要なライトアップもなくなって、
良く言えば、無駄のない、悪く言えば、抑揚に掛けた無機質な夜景になっていました。
少なくても、東京タワーとか、銀座とか、浅草とか、観光地は、明るくして欲しいと思いました。

みなさん、心だけでも、明るくしましょう。

この日は、わざわざOlympus E-5+Leica D Summilux 25mm F1.4レンズを持参しました。
1)ご存じ、六本木ヒルズ
2)道の途中で。
3)神殿風の作りのヒルズのエントランス
4)そして、エスカレータ
5)ヒルズの一角で。
6)19時過ぎとはいえ、暗いです。
7)内覧会の案内板が出ていました。
8)展望室・美術館のチケットカウンターの一角に、内覧会の専用受付がありました。
ここから、撮影禁止でしたので、一通り見終わって、展望室「東京シティビュー」に入りました。

展望室内も、明かりが消されて、東京の夜景がクッキリです。
9)展望室の一角にある売店の明かり。
10)
11)ホワイトバランスを「電球(タングステン)」にして。青っぽい表現です。
12)ホワイトバランスを「蛍光灯」にして。少し赤っぽいですが瑞々しい表現です。
13)目で見た明るさ程度です。ライトアップされない東京タワーは存在感が薄いです。
14)ヒルズの麓六本木を見下ろして。ミニチュアですね。
15)同じく、六本木ヒルズの敷地内を見下ろして。
16)今や、東京の夜は暗いです。
17)売店手前で。