E-P3のデジタルテレコンについての小話。そして、8月7日の日曜日、劇雨を避けてランチをしてから、光ヶ丘にショッピングに出ました。 [DSLR/E-5]
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まずは、入院してしまいましたが、Olympus E-P3のデジタルテレコンのお話です。
デジタルテレコンは、マイクロフォーサーズ、フォーサーズ問わずに、初めて搭載された機能です。
中央部を2倍に拡大して、かつ、画像処理エンジンTruePic VIによって、足りない部分を補完して、4000x3000の1230万画素のデータとしてJPEG出力する機能です。
中央部を切り出すという意味では、コンデジなどでは、著名なものに、デジタルズーム機能があります。
これは、切り出すだけなので、1230万画素から、中央部の2000x1500の600万画素のデータを出力するので、画質が荒くなるわけです。
これに対して、今回のオリンパスのデジタルテレコンは、その2000x1500の600万画素のデータを補完して、2倍の4000x3000の1230万画素のデータに復元することで、高画質を維持するということのようです。
比較的単純な形状の被写体では、非常に有効だと思いますが、ランダムで複雑な被写体では、再現性に難が発生しそうな気がします。つまり、向き不向きがありそうです。
そして、時計好きさんから、一つの疑問が提示されました。
果たして、同時記録したRAWファイルの状態はどうなっているか?
これは、至極単純でした。
そのままの状態=2倍拡大されていない状態です。
何かしらの加工・修正を施していないのがRAW画像ですから、極々当たり前の解釈ですね。
まあ、やってやれない事は無いですが、
例えば、TruePic VIでの処理後に、再度RAWファイルへ再変換する処理を持たせる機能が必要になりますね。
これが出来るならば、アートフィルター適用済のRAWファイルもできそうなモノです。
1)の写真が、2倍のデジタルテレコン適用したJPEGファイルをリサイズしたモノです。
2)の写真が、同時記録したRAWファイルをRAW現像してリサイズしたモノです。
比較すると、この程度の大きさの画像(1280x960)では、あまり拡大した劣化が判らないですね。
さて、8月7日の日曜日の話です。
この日、大分遅くなってから、近所のガストにランチに行きました。
ちょうど、日曜日の劇雨の直前です。
そのガストに入る直前に、ただならぬ雲の様子に、これは結構降るなとは思いましたし、遠くの方から、雷の音も聞こえてきました。
そして、ガスト入店直後に、激しい劇雨です。
外の様子は、一面の水飛沫です。
ガラス窓越しに見えるトタン屋根には、水滴というよりも、槍でも落ちてきたかの如く、ドカンドカンという音が聞こえてくるかのようでした。
アスファルトには、降り注いだ雨水が反射して水霧となって、よく見えない状態になっていました。
この時点で、外に居たヒト達は、大変だったと思います
小一時間ほども、強弱を繰り返しながらも、劇雨から、強雨くらいで、推移して、食事が終わって出る頃には、やっと、パラパラといった小雨程度になっていました。
その後、買い物のために、光ヶ丘に移動しました。
水溜まりも出来ていましたが、小雨のショッピングモールの光景をみて、和みますね。
今日の写真は、ガストでの撮影と、光ヶ丘でのスナップ撮影からです。
機材は、最初の2枚だけは、Olympus E-P3+MMF-2+Leica D Summilux 25m F1.4です。
残りは、全て、Olympus E-5+Leica D Summilux 25m F1.4です。
1)E-P3のデジタルテレコン2倍を適用したJPEGファイル。
2)RAWファイルから、そのまま現像したモノ。2倍拡大されていませんね。
ここから、Olympus E-5+Leica D Summilux 25m F1.4です。
3)グラス
4)室内〜窓。
5)窓の外は激しい雨。
6)この日は、ガストのプレミアムハンバーグに、オプションで目玉焼きをトッピングしてみました。
ここから、光ヶ丘での撮影です。
7)光ヶ丘のショッピングモールIMAの一角にて。
8)水溜まりを見て。
9)手前に焦点を合わせて、背景としてボカした風景。
10)バス待ちのヒトたち。
11)ハッとして。
12)携帯しながら、時刻表を確認?
13)ホワイトバランスを電球にして、青い表現です。
14)こちらは、ホワイトバランスを白色蛍光灯にして。
15)横断歩道に向かって。
16)濡れたキティ号
17)光ヶ丘IMAの花屋さんにて。
18)ブティック店頭で。
ご訪問ありがとうございました。
花屋さんの写真が特に素敵でした^^
by 水無月 (2011-08-09 09:07)
元気になって戻ってきてくれることをお祈りします。m(_ _)m
by tooshiba (2011-08-09 13:49)
Kiyoさん有難うございます。
なるほど確かに用途にも拠りますね。
私が思う野鳥を大きく撮りたい(しかも400mm/F3.5で)と言うような思いに適すかどうかはやってみなければわからなさそうですね。
PL3にも機能が内蔵されているとか、私にとって一番良いのはE-50が現実に開発されていて、デジタルテレコンも内蔵されていることなのですが。
鳥を撮っていると、羽毛のディテールや色が綺麗に再現されているかとか、普通の人には多分理解してもらえないようなこだわりもあったりするので(^^;
by 時計好き (2011-08-09 15:05)
以前にも説明していただきましたが、デジタルテレコンの方式はユニークですね。アリガトウございます。
by Silvermac (2011-08-09 22:29)
Kiyo さん、御無沙汰しております。
過去記事を読みましたが、EP-3が入院する事になるとは・・・
デジカメの初期ロットでは、思わぬ不具合が出る事例がありますので、
今回のケースがこれにあたるのかどうか、気になる所ですね。
デジタルテレコンの実例を初めて見ましたが、ブログの作例を見る限りでは、
なかなか使えそうですね。
これが、ボーグの撮影でも使えるようであれば、野鳥撮影には有利になりますね。
(もっとも、マイクロ4/3に関しては、全く知識がなく、所有していないのですが・・・)
今後、フォーサーズにも転用される機能に、成熟して欲しいですね。
追伸:中古ですが、ED 150mmF2を購入しました。
by R.Ptarmigan (2011-08-10 00:48)
これは大変申し訳ない。申し訳ないと思うのですが、
キティ『号』って表現に、ブぅぅーッって噴いちゃいましたw
by ちょいのり (2011-08-10 02:52)
デジタルテレコン気になりますね。できるだけ軽くて、できるだけ遠くを、できるだけきれいに撮りたいです
by スミッチ (2011-08-10 12:13)