心の中の一部がもぎ取られて、過ぎ去る時の中で止まったままのような気分です。
昨日、今朝と晴れています。そんな2014年4月24日です。
みなさまも、呉々も、お身体を大切にして下さい。

毎日、見て頂くblogの文章が痛ましく感じられて申し訳ありません。
流石に、妻が亡くなって1ヶ月が過ぎて、徐々にその痛手とも慣れてきている気がします。
ただ、その分、直前の妻との思いも薄れてきている気がしています。

昨年、妻の体調が徐々に悪化して、夏場が持ち堪えられなくて、
折角の誕生日の8月31日に入院して、結局退院するまで2ヶ月掛かりました。
もう、治験的には万策尽きている状態の妻としては、新薬が出ない限りは、
入院しても、規則的な生活による体調回復と、体調維持くらいしかやることはないのですが、
どうしても、自らを律するコトが難しくなってきたここ数年なので、
入院しての体調回復は、通年での体調維持にとっては、必須となって来たようで悲しいことでした。
最近の妻は、当日中のコトでさえ間違える記憶障害や、短期記憶が維持されないことに
悩んでいました。

結果的に、膠原病による海馬付近の炎症(血栓?)の影響だったのですが、

当人は、憶えているつもりでも、毎日の朝・昼・晩の薬を飲んだか、飲まないかが不明瞭でした。
2週間分の薬カレンダーや、飲み終わった薬の袋や空を入れる箱を用意しましたが、
体調が悪いと、それも難しいようでした。
一緒にいれば、管理できますが、未だ寝ている朝の分や、昼の分は分かりません。
私が遅く返ってきて、夜の分はとっくに飲んだと言われると、信じるしかありませんが、
空入れにないと言うと、ゴミ箱に捨てたと言います。
そのゴミ箱には、あったり・無かったり。

同様に、2年前からの摂食障害の時期には、一緒にいると食べるのですが、
未だ寝ている朝食や、昼食は、食べていないことが多かったようです。
指摘しても、食べた・食べたと言い張るのですが、
明らかに、体重が激減していきました。
その為に入院すると、そこそこ体重が回復していたので、病気の影響もあってか、
食べるコトへの興味自体が、沸かなくなっていたのかもしれません。

ここ数年の妻は、それ以前の妻に比べれば、活気が無くて、
もう、来たるべき時(亡くなるとき)に備えていたのかもしれません。
生き急ぐという言葉がありますが、なにか、死に急いでいたような気がしてなりません。

いつもいる人がいない。思っていた以上に堪えますね。

近況ですが
妻 ひろみ(享年40歳)の香典返しの準備中です。
これが終われば、新盆はありますが、一周忌までは、一端間が空きます。


4月16日から4月27日までのPHaT PHOTOプレミアムライトクラスのグループ写真展が始まりました。
今回は、1月12日・13日に訪れた会津の冬景色から4作品を選んでいます。
生前の妻にも見せています。体調が良ければ、一緒に行っていたのですが、同行を見送っていました。
いつかは、何年間か撮りためた中から妻の写真だけで展示をしたいですね。

【告知】
PHaT PHOTOプレミアムライトクラス 写真展『ココロオドル』
■会期:2014年4月16日(水)~4月27日(日)
■会場:72 Gallery(TOKYO INSTITUTE OF PHOTOGRAPHY内)
〒104-0031東京都中央区京橋3-6-6エクスアートビル1F


在廊予定としては、26日の夕方と、4月27日午後の撤収時にはいると思います。
他の在廊予定は、未定です。不意にいるかもしれません。


引き続き、LEICA DG NOCTICRON 42.5mm APSH./POWER O.I.S.レンズでの試し撮りシリーズです。
(少し、配置を下げました)

こんな話「パナソニックに聞く「LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2」のこだわりを聞くと、たまらなくゾクゾクしてきますね。


それでも、刻々と時間は過ぎていきます。

ここ暫く、妻の話を書いておこうと思います。思い出せるうちに。
日常の生活の中に、妻の記憶が薄れて消えていってしまうことを恐れています。

今は、そっと、自分の近くにいてくれていると思います。
『美しい光景を見ること』が妻の言えなかった遺言のような気がしています。

妻が見たかったであろう光景、美しい光景を見に行き、
このblogへのアップロードすることで、そんな写真を見せていこうと思います。


今日の一枚は
『2K540でのロクさん
Olympus OM-D E-M1とLEICA DG NOCTICRON 42.5mm APSH./POWER O.I.S.レンズ撮影しています。

4月13日、秋葉原で、元W.V.社でお世話になったロクさんを撮影させて頂きました。
写真家の宝槻さんと一緒に、秋葉原の駅前、ホコテン、雑踏の中などで撮ってきました。
モデルさんではない、普通のお嬢さんを綺麗に撮るのは難しいモノです。

宝槻さんの案内で、今話題のJR東日本が狙いの一角である場所に行ってみました。
 JR秋葉原駅〜御徒町駅間の高架下に、「ものづくり」がテーマの新施設「2k540 AKI- OKA ARTISAN」
です。
なんていうか、不思議な空間です。

撮影機材は、主に、LEICA DG NOCTICRON 42.5mm APSH./POWER O.I.S.レンズで撮影しています。
それと、広角気味なのは、標準画角のM.Zuiko 25mm F1.8レンズで撮影しています。

2048x1536サイズですので、画像をタッチしての拡大にはお気をつけ下さい。
ここでは、LEICA DG NOCTICRON 42.5mm APSH./POWER O.I.S.レンズで撮影しています。
1)レトロな建物
2)抜けの良い光景
3)自転車と
4)暗がりで
5)明るい
6)デカイ
7)真っ赤なポルシェ
8)撮る宝槻さん
9)
10)練塀町の証






MARUMI EXUS サーキュラー P.L 62mm EXUSC-PL62

  • 出版社/メーカー: マルミ
  • メディア: 付属品

OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 BLK

  • 出版社/メーカー: オリンパス
  • メディア: 付属品

Canon 単焦点レンズ EF85mm F1.2L II USM フルサイズ対応

  • 出版社/メーカー: キヤノン
  • メディア: 付属品

Canon 単焦点標準レンズ EF50mm F1.2L USM フルサイズ対応

  • 出版社/メーカー: キヤノン
  • メディア: 付属品



このLEICA DG NOCTICRON 42.5mm APSH./POWER O.I.S.レンズでの試し撮りシリーズです。

熊本旅行は、一端中断して、まずは、今年の桜の様子など近況を優先します。
3月11日の未明に、妻 ひろみ(享年40歳)が亡くなりました。

3月11日への思い

3月4日のお昼休みに訪れた浜離宮恩賜庭園の早春からです。
梅は未だかなと、思ったのですが、春野浜離宮の定番である菜の花が咲き誇っていました。
その様子からです。

フィッシュアイボディキャップレンズでの渋谷と新宿での撮影からです。
折角、オリンパスさんに例の「Olympus賞」の賞品を頂きましたので、
天気は悪かったのですが、渋谷と西新宿に出かけたついでに、使ってみました。

今日の写真は、小川勝久先生の勉強会で訪れた館山の平砂浦海岸での撮影からです。


blogのヘッダーの写真を変更しました。
EOS 5D Mark III+EF85mm F1.2L IIで撮影した水前寺公園の参道での妻の写真からです。

So-net blogの画像認証ですが、一時的に、画像認証のコードを簡単にしています。ヒントは、うちのblogの名前からです。
2013/11/01のblogから、画像認証を「無効」に設定しているので、
接続会員の方がログインされている場合は、画像認証が表示されなくなっていると思います。