SSブログ

始まりの時、そして、終わりの時。 [OM-D E-M1]

Sponsored Links




心の中の一部がもぎ取られて、過ぎ去る時の中で止まったままのような気分です。
一昨日、昨日に続いて、今朝もよく晴れています。そんな2014年4月25日です。
みなさまも、呉々も、お身体を大切にして下さい。

毎日、見て頂くblogの文章が痛ましく感じられて申し訳ありません。

過去の写真を整理していたら、1999年や、2000年、2001年から2009年頃まで、
特に、妻が元気だった頃、アクティブにあちこちに出かけて、写真を撮っていました。
お得が好きな妻は、バス旅行・バスツアーも好きで、
車では行き来の渋滞が辛いゴールデンウィークのような時期の旅行にはバスツアーを利用していました。
徐々に体調が悪くなった、そんな気軽な旅行も、妻にとって大旅行にも相当する辛いモノになって、
段々と出かけなくなっていったことが、妻にも詰まらなかったでしょうし、私も後悔しています。
もっと、連れて出かけるべきであったのではなかったのかという後悔が残ります。

2000年7月8日、前日の嵐のような悪天候から、一転して好天に恵まれました。
度々、いろいろなモノを呼び込む妻は、嵐を呼ぶ女として友人の記憶に残ったことと思います。

意気揚々と、未来に言っての曇りもない二人でしたが、叶わなかったようです。
ただ、この未来を例え知っていたとしても、いえ、知っているからこそ、
もし、もう一度、この頃に戻れたら、やはり、妻を支えたかったと思います。
もっと、沢山の思い出を残したかったと思います。

難病に冒されて、短かった妻の人生において、自分はなんだったのか?、
何が出来ていたのか、
何が出来ていたのか、
妻がやりたかったであろうコトに、何も手伝ってあげられなかったのではないかと、
自責の念が強いです。

いつもいる人がいない。思っていた以上に堪えますね。

近況ですが
妻 ひろみ(享年40歳)の香典返しの準備中です。
これが終われば、新盆はありますが、一周忌までは、一端間が空きます。


4月16日から始まったPHaT PHOTOプレミアムライトクラスのグループ写真展ですが、今週末27日までです。
今回は、1月12日・13日に訪れた会津の冬景色から4作品を選んでいます。
生前の妻にも見せています。体調が良ければ、一緒に行っていたのですが、同行を見送っていました。
いつかは、何年間か撮りためた中から妻の写真だけで展示をしたいですね。

【告知】
PHaT PHOTOプレミアムライトクラス 写真展『ココロオドル』
■会期:2014年4月16日(水)~4月27日(日)
■会場:72 Gallery(TOKYO INSTITUTE OF PHOTOGRAPHY内)
〒104-0031東京都中央区京橋3-6-6エクスアートビル1F


在廊予定としては、26日の夕方と、4月27日午後の撤収時にはいると思います。
他の在廊予定は、未定です。不意にいるかもしれません。


引き続き、LEICA DG NOCTICRON 42.5mm APSH./POWER O.I.S.レンズでの試し撮りシリーズです。
(少し、配置を下げました)

こんな話「パナソニックに聞く「LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2」のこだわりを聞くと、たまらなくゾクゾクしてきますね。


それでも、刻々と時間は過ぎていきます。

ここ暫く、妻の話を書いておこうと思います。思い出せるうちに。
日常の生活の中に、妻の記憶が薄れて消えていってしまうことを恐れています。

今は、そっと、自分の近くにいてくれていると思います。
『美しい光景を見ること』が妻の言えなかった遺言のような気がしています。

妻が見たかったであろう光景、美しい光景を見に行き、
このblogへのアップロードすることで、そんな写真を見せていこうと思います。


今日の一枚は
DSCF0032_2048x1365_補正済.jpg
『始まりの時』2000年7月8日撮影
Fujifilm 4700Zで撮られているようです。
自分で撮っていないのでわかりませんが、友人の撮影です。
残していたJPEGには、EXIFの読めるものと、読めないものが混在していました。
その結果、写真の日付はあわなくなって、その後の写真の編集時の日付となっていました。

2000年7月8日、早稲田にある早稲田教会のAVACOで挙式、披露宴を上げました。
1)早稲田教会
DSCF0022_2048x1365_補正済.jpg
2)
DSCF0030_2048x1365_補正済.jpg
3)
DSCF0033_2048x1365_補正済.jpg
4)祝福の時
DSCF0034_2048x1365_補正済.jpg
5)カット
DSCF0053_2048x1365_補正済.jpg


そして、終わりの時。2014年3月8日撮影
M3084335_CameraRAW_2048x1536.jpg







MARUMI EXUS サーキュラー P.L 62mm EXUSC-PL62

MARUMI EXUS サーキュラー P.L 62mm EXUSC-PL62

  • 出版社/メーカー: マルミ
  • メディア: 付属品
OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 BLK

OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 BLK

  • 出版社/メーカー: オリンパス
  • メディア: 付属品
Canon 単焦点レンズ EF85mm F1.2L II USM フルサイズ対応

Canon 単焦点レンズ EF85mm F1.2L II USM フルサイズ対応

  • 出版社/メーカー: キヤノン
  • メディア: 付属品
Canon 単焦点標準レンズ EF50mm F1.2L USM フルサイズ対応

Canon 単焦点標準レンズ EF50mm F1.2L USM フルサイズ対応

  • 出版社/メーカー: キヤノン
  • メディア: 付属品



このLEICA DG NOCTICRON 42.5mm APSH./POWER O.I.S.レンズでの試し撮りシリーズです。

熊本旅行は、一端中断して、まずは、今年の桜の様子など近況を優先します。
3月11日の未明に、妻 ひろみ(享年40歳)が亡くなりました。

3月11日への思い

3月4日のお昼休みに訪れた浜離宮恩賜庭園の早春からです。
梅は未だかなと、思ったのですが、春野浜離宮の定番である菜の花が咲き誇っていました。
その様子からです。

フィッシュアイボディキャップレンズでの渋谷と新宿での撮影からです。
折角、オリンパスさんに例の「Olympus賞」の賞品を頂きましたので、
天気は悪かったのですが、渋谷と西新宿に出かけたついでに、使ってみました。

今日の写真は、小川勝久先生の勉強会で訪れた館山の平砂浦海岸での撮影からです。


blogのヘッダーの写真を変更しました。
EOS 5D Mark III+EF85mm F1.2L IIで撮影した水前寺公園の参道での妻の写真からです。

So-net blogの画像認証ですが、一時的に、画像認証のコードを簡単にしています。ヒントは、うちのblogの名前からです。
2013/11/01のblogから、画像認証を「無効」に設定しているので、
接続会員の方がログインされている場合は、画像認証が表示されなくなっていると思います。
ご連絡:10GBの壁に近付いてきましたので、2012年の1月末から、11月にかけてのblogの写真を
整理して、圧縮率を高くした画像に差し替え作業中です。
あれ、写真がなくて、写真ファイル名だけだと思われましたらば、未だ整理中だと思って下さい。
(ご指摘の通り、長年So-netの有料会員に加えて、So-net blogの有料プランにもしてあります。)


nice!(68)  コメント(13)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 68

コメント 13

駅員3

きっと奥様はkiyoさんと出会えたことをとても嬉しく思われてらっしゃると同時に、お空から感謝されていると思います。
by 駅員3 (2014-04-25 07:55) 

YUTAじい

おはようございます。
改めて・・・
ご冥福お祈り申し上げます。
by YUTAじい (2014-04-25 09:12) 

katakiyo

感無量です。
添える言葉も有りません。
by katakiyo (2014-04-25 09:19) 

(。・_・。)2k

1枚目の奥様の笑顔
最高ですね(^^)

by (。・_・。)2k (2014-04-25 13:14) 

Ganchan

ご訪問、nice! ありがとうございました
by Ganchan (2014-04-25 13:18) 

ゆうみ

お二人とも幸せそう 愛は永遠ですね。
by ゆうみ (2014-04-25 13:26) 

甘党大王

1枚目の奥様の笑顔とKiyoさんのハニカミ嬉し顔・・・( *´艸`)♡

by 甘党大王 (2014-04-25 15:23) 

kinkin

写真を拝見して、どうやってコメントしたら良いものか、言葉に詰まってしまいました。
改めて、奥様のご冥福をお祈り致します。
by kinkin (2014-04-25 16:47) 

すーさん

最初の一枚、お二人の表情が素敵です(=´∀`)人(´∀`=)。
こういうのが撮れたらぼくには生涯でのベストショットです^^。
by すーさん (2014-04-25 16:53) 

aidesu

奥様面影あるけど
kiyoさん面影ありませんよ!がはっ^^
by aidesu (2014-04-25 21:01) 

銀狼

思うように言葉が出てきませんが、
奥様の笑顔が輝いておりますね。。。^^
by 銀狼 (2014-04-25 21:22) 

カリメロ

kiyoさん
いつも心温まるコメントを頂戴し、励まされていた私でした。
特に兄の件では…
読みながら、きっと御身内に重病の方がおられるのだろうな、とは思っていましたが…
簡単には言葉には出来ませんが、お二人なりの幸せの形が有り、奥様にしっかり伝わっていた事と思います。
どうか、天国の奥様が心配なさいません様、笑顔を取り戻されます事を願っております。
by カリメロ (2014-04-26 11:00) 

kiyo

駅員3さん、
そうですね、妻は空の上にいるのでしょうが、妻の一部は、ずっと傍にいる気がします。
ダメですね。
思い出って、良いことよりも、出来なかったこと、ダメだったことが、先に思い出されます。
一緒にできた楽しかったことも多々ありますが、できなかった事に悔いが残ります。

YUTAじいさん
いつも、ありがとうございます。
お心遣い、身にしみて、ありがたく感じています。

katakiyoさん、
お心ありがとうございます。

2kさん、
この時点では先はわかりませんでしたが、幸せだったと思います。
ありがとうございます。

Ganchanさん
こちらこそ、ご訪問とコメントまでありがとうございます。

ゆうみさん、
まさに、死が二人を分かつまで一緒に射られたこと感謝しています。

甘党大王さん
はい、幸せ一杯でした。

kinkinさん、
お言葉、ありがとうございます。

すーさんさん
ありがとうございます。
そうですね、わたしも撮られている側なので、撮れていません。(笑
もしできれば、すーさんさんとすがめさんの、ステキな一枚を撮りたいです。

aidesuさん
それはそうですよ、この時点から20Kgは太ってしまっていますからね。
晩年は腕を奮えなくなっていましたが、うちの妻は、料理が得意でした。

銀狼さん
お言葉、ありがとうございます。
この笑顔が永遠だったら良かったのですが。(苦笑

カリメロさん
おっしゃるとおりで、常に、重病に方には、難病の妻の姿を重ねてみていました。
その方を労わることが、妻を労わることに繋がりますから。

妻にも伝わっていたらよかったのですが、難しい二人だったかもしれません、
元気な頃の妻とは、よく衝突していました。
病弱になった妻とは、大事すぎて、外出を控えてしまうようになってしまいました。
晩年、もっともっと、あちこちに連れて行ってあげればよかったと後悔しています。

by kiyo (2014-05-02 16:40) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました