15622-1901-276780
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5月29日火曜日の朝です。
今朝は、曇りですが、雲間から太陽がのぞいて日差しが差し込んでいます。
昨日は、午後になって関東各地で雷雨でした。
今日も、竜巻の予報がでているようですので、お気を付け下さい。

みんぽすさんから、高性能ミラーレス一眼カメラの「FUJIFILM X-Pro1」をお借りできました。
カメラ本体と、3本の単焦点レンズもお借りしています。

今年発表された新型カメラの中でも、Nikon D800/D800E、Olympus OM-D E-M5とともに、
非常に人気となっている機種の一つで、高級ミラーレス一眼カメラです。

特長
 フィルム発想の新カラーフィルター配列で、光学ローパスフィルターを使わない理想的なセンサー
 限りなき高画質の追求。その歴史は3本の単焦点レンズから始まる。そして、すべての情報をボディに伝え、レンズ性能を最大限に引き出す、オリジナルXマウント。
3.ハイブリッドマルチビューファインダー(光学ファインダーとEVFの一体型ハイブリッド構造)
 レンズに合わせて倍率を変化させる、進化したハイブリッドビューファインダー
 デザインのすべては、「構えて、撮る。」という機能の追求から生まれた
 多重露出や新しいフィルムシミュレーションモードを搭載した各種撮影機能を搭載
 X-Pro1の魅力をさらに引き出す新しい操作系や撮影機能

交換用レンズは3種類出ています。
XFレンズ
■XF18mmF2 R  35mm換算27mm相当の広角単焦点レンズです。
最短撮影距離:約18cm(撮影倍率0.14倍)
■XF35mmF1.4 R 35mm換算53mm相当の標準単焦点レンズです。
最短撮影距離:約28cm(撮影倍率0.17倍)
■XF60mmF2.4 R Macro 35mm換算91mm相当の中望遠マクロレンズです。
最短撮影距離:約26.7cm(撮影倍率 0.5倍)

フィルムメーカーらしい拘りとしては、フィルムシミュレーションがあります。
フィルムを選ぶように色彩表現を選べるフィルムシミュレーション
■ポートレートに適した“プロ用カラー ネガフィルム” モード
 PRO Neg.Std:やわらかな階調で肌色の質感描写力に優れています
 PRO Neg.Hi:メリハリ感のある階調とやや鮮やかな色彩が得られます
■多彩な色再現を可能にするフィルムシミュレーションモード
 PROVIA/スタンダード
 Velvia/ビビッド
 ASTIA/ソフト
■カラーフィルターを活用した表現ができるモノクロ撮影
 フィルターなし
 Yeフィルター
 Rフィルター
 Gフィルター
■写真表現の幅を広げる「多重露出撮影」
■ブラケティング機能
 AEブラケティング
  1シャッターで露出を変えた3コマを撮影します。1/3 、2/3、1EVステップの設定ができます
 ISO感度ブラケティング
  1回の撮影でISO感度を変化させた画像を3枚生成。
  シャッタースピードや絞りを変えずに明るさの異なる作品が得られます。1/3、2/3、1EVステップの設定が可能。
 ダイナミックレンジブラケティング
  ダイナミックレンジを100%、200%、400%の順に変えながら、3コマ連続で撮影。
 フィルムシミュレーションブラケティング
  撮影した1枚の画像から、フィルムシミュレーションを変化させた3枚の画像を生成します。
  フィルムシミュレーションのモードは、任意で設定できます。

充実した機能で目についたモノ
■高性能プレミアムクリア液晶
 高精細な約123万ドット、反射率0.2%以下の特殊コーティング
■Q(クイックメニュー)ボタンで、撮影メニューを一発設定
■フォーカシング
 49点測距のAFエリア選択(OVF時のみ25点)
 電子ビューファインダーでも、シャッタータイムラグ約0.05秒
 暗い条件下では、AF補助光が自動発光
 2通りのマニュアルフォーカス
  ファインダー内に距離指標バーを表示
  ライブビューではフォーカスリングを回して画像を確認しながらのピント合わせが可能
  ワンプッシュでフォーカスポイントを拡大
■6コマ/秒の高速連続撮影
■ぐるっとパノラマ
 カメラを動かしながら撮影した複数の画像から、高画質な1枚のパノラマ写真が得られます
■HD動画機能
 高精細なフルHDのハイビジョンムービー(1920×1080、24fps)が撮影できます
■クイック起動モード
 電源OFFした後、最大24分間まで、再び電源ONにすると即座に再起動するモードです。
 起動時間が約1.0秒から約0.5秒に短縮され、カメラを構えてすぐに撮影できます
■カスタマイズ機能
 よく使う機能をFnボタンに割り当て
  機能は下記の中から1つ選択できます
   ・多重露出 ・被写界深度確認 ・ISO感度(初期設定) ・セルフタイマー ・画像サイズ
   ・画質モード ・ダイナミックレンジ ・フィルムシミュレーション ・ホワイトバランス
   ・AFモード ・カスタム設定 ・動画 ・RAW など

 
 
まず、箱から、X-Pro1を出して、手に取ると、少し大きいことに気づかされます。
最近の小型化の進んだミラーレス一眼の機種達に比べると非常に大きいです。
大きさ的には、デジタルレンジファインダーのLeica M8/M8.2などを意識していると思われます。
しかし、大きさの割に軽いのです。
よくある小型でみっしりとは、ちょうど真逆な感じですが、決して、軽すぎる分けではない心地よさがあります。
必要十分な重さ、言ってみれば、フィルム時代のカメラのような感覚です。

XFレンズは、ミレーラス機種らしく小型軽量です。
やはり、濃い黒色で小型な点からもLeicaのMシリーズのレンズを意識している気がします。

このカメラ最大の特徴は、2つあります。
ローパスフィルターを排した、6x6という特殊な配置となる富士フイルム独自の構造の“X-Trans CMOS”というイメージセンサーと、X-100譲りをさらに進化させたハイブリッドファインダーです。

前者は、この機種では、APS-Cサイズ 1630万画素“X-Trans CMOS”を採用しています。

後者は、クリアな光学像で撮影情報を把握できる光学ファインダー[OVF]と、
仕上がりを予測しながら、完璧なフレーミングができる電子ビューファインダー[EVF]を
一体化させたフジ独自のハイブリッドファインダーをさらに進化させて、
交換レンズに合わせて、光学倍率が切り換わる変倍式ハイブリットビューファインダーとなっています。

また、手振れ補正は内蔵していませんので、レンズ内光学式手振れ補正を利用するモノと予想されていますが、現在発売されている3本の単焦点レンズには内蔵されていません。
今後出ると予想されているズームレンズには、レンズ内光学式手振れ補正が備わると思われます。

早速、X-Pro1と、30mm F1.4レンズを持って、浜離宮恩賜庭園に行ってみました。
撮影しての感想は、光学式ファインダーモードは見易いです。
EVFは、切り替わりの違和感はないですが、切り替わってからの表示の違和感はあります。
とくに、真昼の明るいところは、問題ないのですが、少し暗がりになると、EVFの表示が、
現実と乖離していく印象です。
色味が濃くなって、明るさが暗くなり、モノの動きがカクカクしだします。
この辺は、割り切ってEVF専用となっている、SonyのNEXシリーズ(NEX7など)や、OlympusのOM-Dの滑らかな表示と見比べた場合に、非常に劣ります。

撮影には、少しコツがいるようです。
レンズとしての最短撮影距離は短いのですが、AFの動作上の誤動作防止領域があるようです。
80cm以内での撮影は、カメラのMacroモードをオンにしないと、不安定な挙動とます。
撮れない事は無いですが、ピントの合焦率、そもそも、狙ったところにAFが機能する見込みがグッと減ります。
それが、Macroモードをオンにすると、近距離でのAFがほぼ狙い通りとなります。
但し、Macroモード中は、中央一点AFになり、表示はEVFオンリー(背面液晶のライブビューもOK)となります。

それと、OM-D E-M5でも感じましたが、ファインダー部にあるアイセンサーが機能しすぎて、
ある距離よりも、カラダに近づけると、EVFに切り替わって液晶表示が消えてしまう現象が起きます。
手振れ補正がない機種なので、カラダに押しつけ気味にして撮影しようとすると、
ライブビューの液晶表示が消えてしまう現象が多発して、困惑しました。
アイセンサーは善し悪しで、EVFを使用しない場合には、邪魔ですね。

さて、撮影結果ですが、まだまだ、X-Pro1の魅力を引き出せていないコトを痛感しました。
返却までの4週間ほどを、頑張ってレポートしていきたいと思います。

今回の撮影は、X-Pro1の撮影は、OM-D E-M5とM.Zuiko 45mm F1.8レンズです。
そして、「FUJIFILM X-Pro1」+フジノン30mm F1.4レンズ(35mm換算ほぼ50mm相当)です。
1)X-Pro1を斜め前から
2)
3)背面液晶は、123万ドットで、優れたコーティングのお陰で昼間でも見易いです。
4)話題の進化したハイブリッドファインダー部分
5)
6)レンズに絞り環があるのは、パナソニックのL-1、L10向けフォーサーズレンズ以来です。
ここから、X-Pro1+XF30mm F1.4レンズでの撮影です。
お昼休みに浜離宮恩賜庭園に向かうトコロです。
7)いつもの場所で、レンズの絞り開放でのボケAPS-CのF1.4を確認。
8)堀の水面
9)
10)青空がスカイブルーになりますね。
11)浜離宮恩賜庭園を囲む汐留川の辺から。
12)F1.8でのボケ具合
13)F11での同じ光景見て
14)
15)落ち葉
16)菖蒲園の様子。花咲くまで、あと少しですね。



<<お知らせ>>

土屋勝義先生の人物撮影テクニック(東京)(4回講座)エピソードII
今回のスケジュールは以下となっています。
1回目 5月12日(土) 13:00-16:00 撮影 東京都内 ←新宿モノリス。
2回目 5月25日(金) 19:00-21:00 講義 新宿モノリスビル
3回目 5月27日(日) 13:00-16:00 撮影 東京都内 ←STUDIO STANDARD 玉堤B?
4回目 6月 8日(金) 19:00-21:00 講評 新宿モノリスビル

夏のオリンパス新製品の第一弾として、
「ポートレート撮影をはじめ、スタジオ撮影、舞台、屋内スポーツの撮影などに最適な焦点距離
 150mm相当(35mm判換算)の単焦点望遠レンズです。合理的なレンズ設計により、
 大口径F1.8の開放からシャープでヌケのよい描写力を発揮します。
 レンズ表面には反射防止コーディング“ZEROコーティング”を施すことで、
 ゴーストやフレアの発生を極限まで低減させました。静止画も動画もスムーズに撮影できる、
 高速&静音のオートフォーカス“MSC機構”を搭載しています。」
 9群10枚(EDレンズ3枚、HRレンズ2枚)によって、軸上色収差と球面収差を補正しています。
 絞り羽根9枚(円形絞り)、最短撮影距離84cm、フィルター口径Ø58mm
 大きさは、Ø64x69mm(最大口径x全長)重さ305g
 オプションのレンズフード「LH-61F」
 オプションの金属製レンズキャップ「LC-61」
そして、オリンパスオンラインショップで予約キャンペーンが始まっています。
これは、3年間の保証を受けられる延長保証サービスに加えて、お買い上げ日から3年間で2回、ピントや絞りなど、指定する項目の診断と各部クリーニングを実施する無料診断サービス付きキャンペーンです。

OM-D E-M5ですが、OM-D本体、関連製品、全て、3月31日(土曜日)発売されました。
オリンパスオンラインショップでは、各モデル通常の販売を受け付けています。

オンラインショップでは、リニューアル記念キャンペーンを実施しています。
「対象期間中に、一回のご注文で5万円以上(税込)(※1)ご購入のうえ、応募された方にOMシリーズまたはPENシリーズのカメラがデザインされたプレミアム切手シート(非売品)をもれなくプレゼントしております。」