5月20日、週末の金曜日。
そういえば、先週末は、13日の金曜日だった。
みなさん、何事もなかったですか?

平日。
週末。
金曜日。

夕方から、花の金曜日と騒いでいたのは、何時の頃でしょう?
ほんの数ヶ月前まで、眩しかった繁華街も、
僅かな光も惜しんで、暗がりの中。
まるで、全ては、泡沫の夢のよう。

では、眩いばかりの不夜城は、正しいことだったのでしょうか?
いえ、悪いコトだったのでしょうか?
それは、判りません。
ただ、ヒトの行いに、限度・自重がなくなっていたのも確かです。

一歩都会を離れて、奥深い田舎には、街灯もろくにない街は、いくらでもあります。
中には、早い時間に終電となる電車のライト・車内灯だけが夜の灯りという町・村もあります。

夜になれば、暗くなる。
そんな自然なことが守られなかった現代社会。

必要な時、必要な箇所だけに、光を灯す。
それこそは、古来からの知恵でしょう。

節電とは、必要でない(不要不急な)電気を節約するコトを意味します。
省エネでは、あまり必要でない電気までも、節約するコトになります。

快適を求めて、都会に人は集まります。
そして、平城の都、平安の都のころから、変わらない、これも、人間の性(さが)だと思います。

社会にとって、使用できるエネルギーが限られるのであれば、
エネルギーの使い方・配分を変えましょう。

だからといって、みんながみんな、エコマニアの方々のように、節約・節約と、
キューキューとなる必要は無いと思います。

大勢が、少しの節約をするだけで大きく変わります。
まずは、何もしなくても、消耗してしまう街の持っている基礎代謝を下げることです。
その上で、必要なところには、電気を回しましょう。
都会の持つ膨大な熱エネルギーは、工場や、高層ビル、自動車の廃熱が大きな原因でしょうが、
また、多くの電気製品、冷蔵庫や、エアコンの室外機の放熱も、原因の一つです。
例えば、エアコンの室外機の放熱が減れば、街全体の温度も下がります。

熱いから→エアコンを入れる→エアコンの室外機の放熱が発生する→街の気温が上がる→熱くなる
という悪循環が発生しています。
どこかで、断ち切らなければ、盛大にエアコンを使い回してしまいます。
だから、勇気を持って、エアコンの使用を控え、窓を開けて、扇風機を回しましょう。

それでも、病院や、病弱な方、お年寄り、小さなお子さんなど、我慢できないというよりも、
体調悪化で、重病になったり、死に至ってしまう方々もおられます。
そんな場所では、エアコンは使わざる終えません。

何事も、一律である必要は無いのです。
バランスの取り方だと思います。

是非、弱者に優しい社会を目指して。


さて、週末の金曜日。
この日も、終業が遅くて、20時過ぎを回っていました。
偶には、書店に行ってみようと、カレッタ汐留の書店に向かいました。

夕闇の中、エスカレータを下に下がっていくと、
吹き抜けの陽光がなくなって、一段と暗いです。

夜の大地下道。
今や、昼間でも、夜でも、明るさは一緒ですが、流石に、ちょっと遅いだけで人気がグッと減ります。

それでも、駅入り口近くには、人待ちなのか、待ち合わせなのか、立ち止まっているヒト達がいます。
女性2人組は、書店に行って、戻って来ても、まだ、そこにいました。

ということで、写真は、この日の撮影からです。

機材は、Olympus XZ-1+電子ビューファインダーVF-2です。
1)スポットライトを浴びた女性が一人。
2)少し、横ブレしていますが、歩くヒトと、立ち止まるヒト。
3)立ち止まるヒト達。
4)見下ろす先の赤い花。tintiiというソフトで、赤だけ残してモノクロ化。
5)同じく見下ろして、ミニチュアっぽく。アートフィルターのジオラマで。
6)静と動感。
7)楽しげな二人。長い立ち話かな。この二人は、3)の左端の二人と同じ方々のようです。
8)なにやら、ドラマがありそうなカップルが。
 どうも彼女を怒らせてしまったような雰囲気です。