本日2つめのエントリーです。
2つめは、普通に、3月20日の写真からです。

3月19日の夕方〜3月20日の未明、日本各地で、18年に一度のスーパームーンが観測されています。
3月19日は、月と地球が最接近する現象「スーパームーン」が起こり、最も遠い時と比べて、
NASAの資料によると、14%大きく、30%明るくなります。

これは、月が楕円軌道上で、地球に最も近づいた近日点となる日と、満月となる日が重なった
「スーパームーン」と呼ばれる現象で、ここまで大きな月が見られるのは1993年3月以来、18年ぶりだそうです。

さらに、3月20日の未明、午前3時10分ころ、「「エクストラ・スーパームーン」」(Extreme Super Moon エクストリーム・スーパームーン)と呼ばれる月が最も接近します。
Super Full Moon - NASA Science

ただ、生憎と、もっとも、月が大きく見える月の出の時刻、首都圏は、水平線が雲だらけでした。
海外では、この水平線間近の大きな月が、色づいて撮影されている見事な写真が多く撮られています。
ちょっと、残念なことです。

いくつか拝見したブログの皆さんのスーパームーンとして載せられたお写真も、
多くは、水平線からかなり昇った時点での満月と思われます。

という3月19日〜3月20日未明に掛けては、実は、雲の多さにめげて、月の写真を撮りませんでした。
首都圏で、チャレンジされた皆さんは、雲の合間からの月を撮られていたようです。

さて、気を取り直して、3月20日の夕方からの状況ですが、満月としてはラストチャンスです。
撮れても、撮れなくても、用意はしたのですが、やはり、月の出となる18時40分から、
待ち構えていても、首都圏では、雲の中を登ってくるようでした。
ただ、少し空の高い位置からは、晴れている〜雲に隙間がある状況でしたので、
遅めの時間、22時半くらいから、ベランダから挑戦してみました。

Olympus E-5+ED50-200mm F2.8-3.5 SWD+EC-14という構成です。
望遠ズームレンズの200mm側に、1.4倍テレコンを装着して、283mmです。
フォーサーズレンズですので、35mm換算では、2倍して、566mm相当です。
月をアップで撮るには、35mm換算で、800mm〜1000mmくらいないと足りないので、
少し、物足りないところです。

ということで、1枚は、満月の部分だけ切り取って(クリッピングして)みました。

1)3月20日23時56分の満月の撮影です。
Olympus E-5+ED50-200mm F2.8-3.5 SWD+EC-14
2)3月20日23時59分の満月の撮影です。満月部分を切り抜いて(クリッピングして)います。
Olympus E-5+ED50-200mm F2.8-3.5 SWD+EC-14
3)夕方の東の空は、豪快に雲が沢山でした。
Olympus E-5+ED14-35mm F2.0 SWD
4)夕景の西の空。雲をかすめて烏が飛んでいきました。
Olympus E-5+ED14-35mm F2.0 SWD
5)西の空の夕焼けも、水平線間近が黒い雲がかかっていました。
Olympus E-5+ED14-35mm F2.0 SWD