昨日の夕方前、会社内で、15時から行っていた会議の途中でしたが、
「夕方に大規模停電になるかもしれないので、急いで帰宅してください」という
緊急帰宅勧告(指令?)がでて、急いで帰宅することとなりました。
一つには、自宅での停電に備えること。
もう一つとして、さらなる節電として、各交通機関に対して、夕方の運転本数の大幅削減要求が、
東電と国から出たので、帰宅困難になる前に、帰宅しましょうというコトでした。

実際、16時台は比較的空いていたようですが、
定時で切り上げる会社が多かったためか、
この日の夕方は、大幅にラッシュとなって、交通機関によっては、一時的に混乱を避けるために、
運行停止にしたり、ターミナル駅などでは、入場制限が発生したようです。
新橋駅では、17時〜18時の帰宅客が、通常の3割増しとなっていたようです。

昨日、首都圏では、朝から、真冬のように寒い一日となり、
東電の発表では、17日の供給力は最大3350万キロワット、しかし、
電力需要は午前9~10時に3330万キロワットを記録して、最大供給力の一歩手前となりました。

このままでは、大規模停電が避けられないと、
海江田経済産業大臣が、午後3時すぎに緊急会見を開き、
「本日夕方から夜にかけて電力需要が供給量を大幅に上回り、
 予測不能な大規模停電が発生する恐れがある」と強い表現で警告して、
 各企業、各家庭に節電を呼びかけた分けです。

それを受けて、17時以降、各交通機関が、大幅な運行制限を行ったことと、
企業などで、終業を早め、節電に努めたこと、各家庭での節電の結果、
大規模停電は寸前で回避されたもようです。

本日18日も、昨日に引き続いて、予想気温が10度を下回るという非常に冷え込んでいるため、
電力供給に関しては、非常に危険な状態です。→寒いと暖房で電力を食います。
本日も、ギリギリまで、節電に努めましょう。

○3月18日(金)の計画停電の実施予定です。
 計画的な停電が予定されるグループと時間帯は、本日の需要動向等を踏まえ、
 以下の通りとなります。
 実際の停電時間は、各グループの時間帯のうち最大3時間程度になる予定です。

<グループ毎の計画停電の予定時間帯>
   第1グループ  6:20~10:00
   第2グループ  9:20~13:00
   第3グループ 12:20~16:00
   第1グループ 13:50~17:30
   第4グループ 15:20~19:00
   第2グループ 16:50~20:30
   第5グループ 18:20~22:00

実際の停電は、報道機関や、各自治体ホームページなどで、ご確認ください。

というコトでは、本日の写真は、予定と異なるのですが、
緊急帰宅した夕景の様子からです。
この日の夕焼けの空は、キレイと言うよりも、ちょっと、不気味でした。

おどろおどろしいような黒い雲が空を覆っていて、
西の方がちょっとだけ開けていて、そこから、富士山と、夕日が見えました。
ただ、撮影出来たのは、日没後の夕日の名残の状態です。

こちらは、帰宅後に撮ったOlympus E-5+ED14-35mm F2.0SWDでの夕景です。
1)自宅から見る夕景の西の空。アートフィルターのドラマチックトーンで。
2)夕景と富士山と。不気味な空の雲と。
 通常の絞り優先露出なのに、凄い光景でした。
3)夕景の空を広角で。一団と不気味な空の存在感が増します。
 一応、画面中央に、小さく富士山が見えます。

ここから、帰宅時に撮ったXZ-1での撮影です。
4)駅前のイタリア料理店も、早くも閉店していました。
5)お花屋さんの前で。
6)夕食用に、焼き鳥屋さんで、ちょこっと注文しました。
7)夕景の不気味な空と駅前広場を眺めて。アートフィルターのドラマチックトーンで。
8)いつもの駅前広場にて。アートフィルターのドラマチックトーンで。
 ドラミチックトーンだと、一団と空が不気味ですね。