マグニチュード8.8という過去最大規模の地震にみまわれて、
多くの方が、被災、あるいは、交通手段を無くして、困難に見舞われたと思います。

会社の汐留のビルは、突然、もの凄く揺れました。
そして、大きな横揺れと、縦揺れ、揺れ幅が大きく、しかも、何時までも止まりません。

揺れの大きさだけでなく、こんなに長い時間揺れているのは、初めての体験です。
ビルの免震構造の為もあるでしょうが、ビル全体がゆらゆらと揺れて、
船酔いしそうな気持ち悪さがありました。

その後も、大きな余震だけでなく、小さな余震が何時までも続くので、ビルがずーっと、ギシギシいっているので、正直怖かったです。
窓から、お台場方面が見えます。

ニュースに流れる前から、お台場から、もくもくと黒い煙が立ち上がってくるのが見えました。
その後のニュースで、青海の建設現場からの火災だっとようです。
そして、ネットや、ニュースで、流れてくる、思いも掛けない地震の規模。

首都圏では、交通の足を無くし、何時間も、歩いて帰られた方も多いと思います
帰宅途上で、図らずも、帰宅難民となってしまわれた方も多いでしょう。

帰宅すればしたで、断水や、停電や、ガスの停止されている地域が多いと思います。
また、固定回線のネットは大丈夫でしたが、固定電話は中々通じず、
iPhoneなど携帯電話も発信規制で、電話は中々発信さえできず、
iPhoneや携帯の通信も、所々で、不通となっていました。

首都圏の多くの方が、帰宅難民化しつつ、通信難民化していたと思います。
その中でも、短時間で、口コミ情報が伝わる、twitterの良さを再確認できました。


なお、ガスは、例えば、東京ガスでは震度4以上で自動停止しますので、復旧処置をしないと、
止まったままになります。

家も、帰宅してガスが止まったままでした。
今も、困っておられる方が多いと思いますので、ひょっとしてと、会社にいる間に、
ネットで探しておいた処置方法を記しておきます。
「メータの左上にある黒いキャップを外して、中のボタンを奧まで押し込む。
 その後、メータ上部の赤いランプが点滅を始めます。
 3分間点滅が終わると復活します
もちろん、自動停止している場合だけの話です。
実際にガス漏れで停止中や、ガスの送付停止中には、役立ちません。
東京ガスの自動ガス停止装置の復旧手段ですので、他社は異なるかもしれません。

普段、いかに、意識しなくても、公共サービスに依存しているかを痛感させられました。

私は、結局、大江戸線再開するまで、会社で待機していました。
それでも、都営線の復旧は早いはずと、多くの人が期待していた通りに、
一番早い復旧でしたが、それでも、21時ごろでした。
その後、銀座線、半蔵門線の一部、三田線、都営新宿線、メトロ各線と徐々に復旧されていきました。

15時近くに止まって以来、首都圏で初めて動いた交通機関が、都営大江戸線の21時。
6時間以上、首都圏では足止めを喰らっていたと言う事です。

不幸中の幸いで、地震が金曜日の午後でしたので、翌日の今日は、土曜日です。
正直、平日でなくて良かったと思いました。
月曜日には、元気な姿を確認したいものですね。

ご自身、ご家族、親戚、縁戚の方々が、被災され、あるいは、困窮に合われている方も多いと思います。

それでも、明日は続きます。

希望を持って頂ければと思ってやみません。

<<追記>>
こんな状況ですから、写真は不謹慎かとも思いましたが、
地震直後のお台場の光景だけです。
室内の蛍光灯が窓ガラスの左上に映り込んでいるのは、ご勘弁ください。
オリンパスのXZ-1で撮影しています。
35mm換算28mmの広角側
オリンパスのXZ-1で、アートフィルターのドラマチックトーンで撮っています。
35mm換算28mmの広角側
オリンパスのXZ-1で、アートフィルターのドラマチックトーンで撮っています。
35mm換算55mmの標準画角くらい。
右上の雲の中の「ゴミ」のようなモノが、取材のヘリコプターだと思います。