心の中の一部がもぎ取られて、過ぎ去る時の中で止まったままのような気分です。
都心の桜は、大雨に晒されましたが、まだまだ、残っています。
桜の力強さを感じます。また、散り際の美しさも感じさせてくれます。
ただ、少し肌寒い、花冷えの時期。そんな2014年4月6日です。
みなさまも、呉々も、お身体を大切にして下さい。

さて、2011年1月1日に、旧Kiyo's blogから、引き継ぐ形で始めた
このKiyo's blog 2011ですが、本日の記事が、1200記事目となりました。
全ては、日々、このblogを見に来て頂いている皆様のお陰です。
ありがとうございます。

考えて見ると、結果的に、表のblog記事の影に、妻との日々を押し込んだ3年間だったと思います。
2012年途中までは、そんな家庭でのコトは、別途、mixiの日記にしていました。
しかし、度々、入退院を繰り返していた妻のことを書くことが辛くなって、
そんなmixiの日記は、2012年の9月を最後に中断しています。
妻は、昨年の2013年の11月に、直前に退院して(8月31日の誕生日から2ヶ月間入院)、
妻の免許の更新のために、いろいろ書類等用意して、府中の運転試験場にいって更新した時のことを
書いていました。
免許を取ったとき以来、原付以外の運転をしていない妻には不要だったのかもしれませんが、
身分証明書としても、必要かと思って、休みをとって一緒に試験場に行きました。
彼女が感謝してくれていたので、結果的に、無駄だったとは思っていません。


頂点を少し過ぎただけの満開から散り始めようとしていた千鳥ヶ淵の桜を見るのは、
妻と見に来た記憶が思い出されて、だんだん辛くなってきて、早々に引き上げました。
勿体なかったかと思いますが、致し方ありません。

そして、最後に、桜の思い出深い「光ヶ丘公園の桜」を見に行ってみました。
そこには、妻が18歳の夏に発病して、悲しい思いで春を迎え、入院患者として見つめた
桜があります。
日大光が丘病院から、練馬光が丘病院に変わりましたが、変わらず光ヶ丘に顕在する病院はありました。
そこを眺めていると、18歳の春、多くの同級生が卒業し、大学生になり、社会人なり、
新しい出発をしている最中に、謎の難病治療に長期入院をしている彼女の苦しい思いがあったと思います。
その見つめる咲きにあった桜は、どんな光景に写っていたのでしょうか?

我慢強く、プライドの高い妻は、そんな時代のことをサラッとしか話してくれませんでした。
良い思い出も、苦しい思い出も、辛い思いでもあったと思いますが、
今となっては、もっともっと、沢山の話を聞いておけば良かったと思います。

聞きたいと持ったときには、聞くべき相手はいないモノなんですね。


2011年の春ごろまででしょうか、新宿御苑の桜は縁遠くなっていましたが、
ここ数年調子が悪くなるまでは、毎年、光ヶ丘公園の桜は見に行っていました。
今年も、ちょっと調子が上向いてきていましたから、生きていたならば、見に行っていたと思います。

光ヶ丘の桜は、見ていて、心が痛くなってきました。
あまりにも、妻と密接に結びついているのです。
光ヶ丘図書館は、最後のころ、妻が利用していた図書館です。
この裏手にある、駐車場との間にある芝生のある空き地で、シートを広げてお弁当を食べながら、
桜を見る、そんな、何気ない幸せが、思い出されるばかりでした。


近況ですが
4月5日は、忙しくしていました。
二子玉川駅に朝9時集合で、第13回長野博文写真塾&撮影会の第1部に参加して来ました。
ちょうど、多摩川の土手沿いの桜が見事に咲いていて、ギリギリ散り始めていませんでした。
そんな絶好のロケーションに、午前中は見事な青空と若干の雲、絶好の撮影条件でした。
13時過ぎから二子玉川から移動して、茗荷谷に辿り着くと14時過ぎでした。
この茗荷谷は、知り合った頃の妻が、放送大学の文教学習センターに通っていたころ、
よく終わる頃に迎えに行っていました。
そんな思い出も、少しありました。

歩いて、2kさん達のT-Lic撮影会に途中参加のために、小石川植物園に向かいます。
徒歩で10分掛からないと思いますが、途中、環3通りの文京さくら祭りを通り抜けて歩きます。
桜は、既に旬を過ぎて、散り始めていましたが、花見の皆さんは楽しそうでした。

そろそろ飲みに移りたいと2kさん達を連れて、植物園のある白山を出発して、
小石川、後楽園を抜けて、水道橋まで歩きました。
みなさん、お疲れさまでした。
そこで、お別れして、お茶の水まで歩き、丸ノ内線で銀座まででました。
銀座を歩いて、京橋へ向かいます。
京橋のスタバで、写真展の打ち合わせをしたあと、
19時から、PHaT PHOTO写真教室のプレミアムクラスへの振替授業でした。
ここで、写真展での作品の並び方を決定しました。


みなさま、妻 ひろみ(享年40歳)が亡くなってから、早いモノで3週間過ぎましたので、
香典返しの用意と、49日(4月28日となります)の準備が迫っています。

4月16日から4月27日までのPHaT PHOTOプレミアムライトクラスのグループ写真展も迫っています。
今回は、1月12日・13日に訪れた会津の冬のシーンから4作品を選んでいます。
生前の妻にも見せています。体調が良ければ、一緒に行っていたのですが、見送っていました。
いつかは、妻の写真だけで展示をしたいですね。

【告知】
PHaT PHOTOプレミアムライトクラス 写真展『ココロオドル』
■会期:2014年4月16日(水)~4月27日(日)
■会場:72 Gallery(TOKYO INSTITUTE OF PHOTOGRAPHY内)
〒104-0031東京都中央区京橋3-6-6エクスアートビル1F



【告知2】
Roonee 247 Photography
・住所:東京都新宿区四谷4-11 みすずビル1F
・会期:2014年4月1日火曜日~2014年4月13日日曜日
・時間:12時~19時(最終日16時まで)



そろそろ、東京の桜も咲いてきたことですので、熊本旅行は一端中断して、
このLEICA DG NOCTICRON 42.5mm APSH./POWER O.I.S.レンズでの試し撮りシリーズです。

肝心のLEICA DG NOCTICRON 42.5mm APSH./POWER O.I.S.レンズの写りですが、凄いです。
もちろん、フルサイズならば、この倍はボケますし、その最高峰EF85mm F1.2L IIレンズならば、
背景は融けるほどボケてくれます。
その点、このレンズはそこまでボケませんが、ボケが綺麗で、ボケの質が高いです。
ピントの合っている被写体とボケた背景とのボケのグラデーションがなだらかで自然で綺麗です。
ピントの合った部分の写りも半端ないです。

こんな話「パナソニックに聞く「LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2」のこだわりを聞くと、たまらなくゾクゾクしてきますね。


それでも、刻々と時間は過ぎていきます。

あまりにも、早い別れに、いまだ、頭が、心が、身体が対応出来ていません。
写真を整理していて、元気な頃の姿をみるだけで、涙が止まりません。

ここ暫く、妻の話を書いておこうと思います。
思い出せるうちに。

まだ、一緒に居る気がしてなりませんが、苦しんだ病から解放されて、穏やかにお休み下さい。



今日の一枚は
『悲しみの光ヶ丘
Olympus OM-D E-M1とLEICA DG NOCTICRON 42.5mm APSH./POWER O.I.S.レンズで撮影しています。

今日の写真は、4月2日の午後、九段下から移動して、光ヶ丘の桜を見てきたシーンからです。



今日の写真では、主に、Olympus OM-D E-M1とM.Zuiko ED12-40mm F2.8 PROレンズで撮影しています。
所々、LEICA DG NOCTICRON 42.5mm APSH./POWER O.I.S.レンズで撮影しています。


撮影機材は、主に、M.Zuiko ED12-40mm F2.8 PROレンズで撮影しています。
加えて、Olympus OM-D E-M1とLEICA DG NOCTICRON 42.5mm APSH./POWER O.I.S.レンズを使用しています。

2048x1536サイズですので、画像をタッチしての拡大にはお気をつけ下さい。
1)
2)
九段下から移動して、光ヶ丘へ
3)光ヶ丘IMAを抜けて
4)IMAにあったオレンジパラソル
5)IMAの垂れ幕。妻と一緒に来ると、大抵、撮っていました。
6)光ヶ丘の銀杏並木。
7)妻が青春を暮らしていた光が丘病院
8)光が丘公園の桜が見渡せる連絡橋左側通路
9)光が丘病院の真ん前となる桜が間近に見える連絡橋右側通路
10)まだ、元気だった頃(2011年まで)には、良く言っていた光ヶ丘図書館
11)妻との定番だった図書館裏の桜






MARUMI EXUS サーキュラー P.L 62mm EXUSC-PL62

  • 出版社/メーカー: マルミ
  • メディア: 付属品

OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 BLK

  • 出版社/メーカー: オリンパス
  • メディア: 付属品

Canon 単焦点レンズ EF85mm F1.2L II USM フルサイズ対応

  • 出版社/メーカー: キヤノン
  • メディア: 付属品

Canon 単焦点標準レンズ EF50mm F1.2L USM フルサイズ対応

  • 出版社/メーカー: キヤノン
  • メディア: 付属品



熊本旅行は、一端中断して、まずは、今年の桜の様子など近況を優先します。
3月11日の未明に、妻 ひろみ(享年40歳)が亡くなりました。


3月11日への思い

3月4日のお昼休みに訪れた浜離宮恩賜庭園の早春からです。
梅は未だかなと、思ったのですが、春野浜離宮の定番である菜の花が咲き誇っていました。
その様子からです。

フィッシュアイボディキャップレンズでの渋谷と新宿での撮影からです。
折角、オリンパスさんに例の「Olympus賞」の賞品を頂きましたので、
天気は悪かったのですが、渋谷と西新宿に出かけたついでに、使ってみました。

今日の写真は、小川勝久先生の勉強会で訪れた館山の平砂浦海岸での撮影からです。

blogのヘッダーの写真を変更しました。
EOS 5D Mark III+EF85mm F1.2L IIで撮影した水前寺公園の参道での妻の写真からです。

So-net blogの画像認証ですが、一時的に、画像認証のコードを簡単にしています。ヒントは、うちのblogの名前からです。
2013/11/01のblogから、画像認証を「無効」に設定しているので、
接続会員の方がログインされている場合は、画像認証が表示されなくなっていると思います。