今、カメラ関係は、昨日速報でお伝えしたリコーによるPentaxカメラ事業部の買収(実際には、HOYAが10月1日づけて、カメラ事業を新会社に分離独立させ、その日のうちに、全株式リコーに譲渡するという形をとるようです。)で、持ちきりです。
リコーファン、Pentaxファンにとって、青天の霹靂でしょう。

もちろん、Olympusユーザにとっても、対岸の火事ではありません。
このまま、カメラ事業が不採算をつづければ、いくら、医療関係で潤っているオリンパス本社も、真剣に売却を考えるでしょうから。

そういった不安を払拭するためにも、同じく速報でお伝えしたマイクロフォーサーズの新3機種が売れて欲しいモノです。

さて、今日は、初めてフィールドにOlympus E-1を持ち出してみました。
Oympus E-1は、2003年10月発売に発売されたEシステムの元祖です。
このE-3/E-5を大幅に下回ってE-30と同等以下のサイズに防塵防滴の(当時の)最新機能をギューッと
詰め込んだ機種です。
フォルムも斬新なL字型をしています。
そのためか、今E-1をみても、新しいカメラに見えて、古くささを感じさせません。
不思議なモノです。

撮影するとコダックCCDセンサー独特の粘りのあるダイナミックレンジと色味の良さで、
たった500万画素の素子とは思えない写りをしてくれます。

ただ、まだ、手振れ補正のない時代のデジタルカメラです。
シャッタースピードに気を付けないと、直ぐにブレブレです。
この日は、梅雨の晴れ間で、明るい日差しでしたので、思わぬブレは少なかったですが、
日陰で、動きモノですと、どうしても、手振れしかねないです。

実際、この日の夕方以降の夕闇〜夜のフィールドでは、コンデジにも敵わない手振れ多発でした。
それでも、1日持ってみて、撮ってみて、独特の魅力がありますね。

そこで、いつもの野外フィールドである浜離宮恩賜公園へ行ってきました。
この日は、梅雨の晴れ間でしたが、梅雨の時期は、主だった花は紫陽花くらいです。
その紫陽花も、そろそろ終わりかけで、枯れ始めています。

潮入の池で、コサギでしょうか?白鷺を見かけました。
一匹だけで、一生懸命に、水中の小魚?をとっているようでした。

さたに、今シーズン浜離宮では初めてトンボが飛んでいました。
前回の瑞光道場の帰りに寄った石神井公園では、水際を飛び交っていましたので、
そろそろ、初夏ということなんでしょうね。

ということで、今日の写真は、E-1で撮影した浜離宮恩賜公園でのお昼時のスナップからです。

機材は、待望のOlympus E-1+ED50mm F2.0 MacroレンズのEシリーズ初代の組合せです。
1)なかなか遠近感が良いですね。
2)郵便配達のお嬢さん?
3)道を行くヒト。
4)中の門を入って直ぐに掲げられた短冊。
5)桜並木も緑一色。
6)菖蒲園は、このハナショウブ一輪だけが咲いていました。
7)ガクアジサイと竹の柵と。
8)いつもの用水路の今。水が涸れていますね。
9)枯れ葉。
10)出会った黒猫くん。
11)光差す一角。
12)枯れ始めたガクアジサイと潮入の池の風景と。
13)ネジリバナ、ねじり草。手持ちでマクロレンズのアップはキツイです。
14)ネジリバナの群れをみて。
15)中島の御茶屋の中。
16)コサギでしょうか?この真っ白には、500万画素時代のセンサーは辛いようです。
 この一枚は、RAWファイルから、Aodbe Camera RAWで現像しましたが、
 ハイライトだけ、かなり落としても、白の復元は難しかったようです。
17)飛びかっていたトンボが2匹。2頭が正しいのかも。
 ピントは、手前のトンボにピッタリ来ていますね。
18)丘を歩く日傘の女性と水面のキラキラと。
19)いつもの売店です。