昨日の「オリンパスプラザ東京で、瑞光道場の小川先生のクラスに参加しました。」の続きです。

土屋先生の人物撮影講座仲間のiwahさんと、デニーズ・神田小川町店でお茶(私は食事)をした後、
解散して、小川町駅ではなくて、一つ先の神保町駅を目指してみました。

薄暗くて、人通りも閑散としていて、書店街も閉まっていますし、あまり面白味はないのですが、
普段見慣れない、夜の光景も良い物です。

近くに営業しているスタバを見ると、店内には、かなりヒトがいます。

その少し先では、ちょうど、道路工事もしていました。

何かと、目についたモノをスナップ撮影していきます。
生憎と、薄暗すぎて、人間は、見かけても、感度不足で、シャッタースピードが足りません。
ISO800くらいまでの範疇では、歩いているヒトの動きでさえ、止めることは出来ません。

駿河台下の交差点、すずらん通り入り口の少し手前ですが、
後から、さーっと来た自転車が、そのまま颯爽と去っていきました。

印象深いのは、信号待ちの車のストップランプの赤です。
人間の目で見ても、赤く光っていますが、
カメラを通して見ると、路面が赤々と照らされています。

神保町の交差点では、BMWミニが走り去っていきました。

Olympus XZ-1での夜景撮影について。
このXZ-1の場合、3種類の夜景撮影の方法があります。
◎Pモード(プログラムモード)、または、Aモード(絞り優先)
ISO 100~800の中から、最適なISO感度を設定します。
明るいレンズの利用を優先して、
あまり、ISO感度を上げずに、シャッタースピードを1/2秒を上限とする。
◎ローライト
ISO 100~3200の中から、最適なISO感度を設定します。
積極的にISO感度を上げて、シャッタースピードを適正に保とうとする。
ただし、高感度のノイズが心配されます。
また、細かい設定がキャンセルされています。
◎アートフィルター
ドラマチックトーンや、ポップアートは、夜景でも活躍します。
特に、ドラマチックトーンは、露出を1段〜2段ほど、上げたのと同等の明るい露出と
なりますので、シャッタースピードを稼ぎながら、明るく撮れます。

もちろん、もう一つ
◎ストロボ撮影
もあります。

注意点として、ローライトモードがある関係のためなのか?、
通常のPモード(プログラムモード)、または、Aモード(絞り優先)では、
ISO感度をなるたけ上げない仕様となっているコトです。
これは、一にも二にも、F1.8という明るいi.Zuikoレンズの利用を最優先しているためです。

逆に、高感度頼りのつもりで、Aモードで、絞ると、思わぬスローシャッターに驚きます。

また、明言されていませんが、ISO感度と、ノイズフィルターの効きが連動しています。
ISO100は、ノイズフィルターが弱となります。
ISO200以上では、ノイズフィルターが普通となります。

拡張ISO感度領域のISO感度(1600〜3200)でのノイズフィルターの効きは不明です。
現状では、普通となっていると思われます。

夜の撮影時には、基本はローライトモードで、
明るいところでは、Pモード(プログラムモード)、または、Aモード(絞り優先)にする。
あるいは、アートフィルターのドラマチックトーンを試すという感じで撮影していきます。

これに、ストロボ発光も組み合わせれば、夜景にも、かなり強いXZ-1です。

機材は、Olympus XZ-1+電子ビューファインダーVF-2
1)小川町のスタバにて。
2)夜の工事現場。
3)工事車両。中に何があるのかな?
4)闇夜に光る看板。
5)駿河台下交差点を走り去る自転車。少しさきは、すずらん通り入り口。
6)感謝祭で500円定食のある中華料理店。
7)夜の神保町。
8)夜のライト。
9)赤色灯光る。
10)神保町交差点にて、走り行くBMWミニ。