今朝は、台風一過の朝から好天気となった日曜日4月7日です。
夕方から猛烈な雨が降り続いた東京ですが、朝には澄み切った青空をみせてくれました。
正に、台風一過という感じですが、風が強いです。
低気圧が去った後の不安定な気圧にともなって、強風が発生しているのだと思います。
良い天気となりましたが恐怖にご注意下さい。

昨日、念願の10万niceの記事には、大変な反響を頂き驚いています。
ありがとうございました。
ご覧頂いている皆様には、いつも、ご訪問ありがとうございますの言葉しかありません。
本当に心から感謝しています。


Sigma DP3 Merrillでのモニター撮影の続きです。

台風並みの低気圧(昨年の爆弾低気圧と似た配置だそうです)が接近しているために、暴風・雷雨に注意と言われた昨日の土曜日の朝ですが、いつもの如く、朝のご近所散策に出て見ました。

川沿いの桜の最後の様子も見たかったのもあります。
毎年、咲き始めるまでは、いつ咲くのかと、日々気にしていますが、散り始めるとなかなか様子を見に行ったことが無かったです。
今年は、せっかく、咲く前、咲いてからと見てきたので、散り終わったところも見に行ってみました。
生憎と、舞い落ちる花びらを見るには、数日遅かったです。
来年は、散り際の舞い落ちる姿・舞い踊る姿を見てみたいと思います。

そろそろ、春の花が咲いて街中が賑やかになっている気がしました。

今回、途中で、JPEG+RAWを中止して、RAWのみでの撮影にしました。
どうも、JPEGだと、普通の無難な絵柄しか撮れていないのに対して、
SIGMA Photo Pro(通称SPP)を使用して設定を変更すると、かなり際立った写真になります。
昨年の夏、みんぽすさんから、Sigma DP2 Merrillをお借りした時にも感じたことです。
その時に、青空を強調する「青空優先」と、自分好みのナチュラルなVIVID(ある意味オリンパスティストです)な「Kiyo's Standard」という設定を保存してありました。

前々回の浜離宮恩賜庭園や夜間のイタリア街は、主に「Kiyo's Standard」を使用していますが、
今回のご近所の桜に適した設定を模索する中で、「Kiyo's Standard」をベースにして、
X3 Fill Lightという補正機能をマイナスに大きく振った設定として「花霞」という設定を作成してみました。
「Kiyo's Standard」では、X3 Fill Lightは「0」です。

X3 Fill Lightは「画像の明るい部分の露出を変えることなく、暗い部分にライトを追加するように明るさを調整する」機能とあります。
実際には、明部もやや変わりますが大きくは変わらないようです。
最明部と最暗部はあまり変わらず、中間の暗部を大きく調整しているようです。
+方向に振ると、やや暗部にノイズが乗りながらも、HDRっぽい明暗差の少ない画像になります。
ー方向に振ると、ソフトフォーカスっぽくなりながら、明暗を強調した画像になります。
「花霞」では、かなり大きくー方向に振っています。

この状態を基準にして、場合によって露出によって明暗を補正していますが、
本来は、撮影時に明るい露出にしてある写真を前提にしています。

Sigma DP3 Merrillの設定を記しておきます。
暫定的に以下のようにしています。
ホワイトバランス:オート
画質:最初はJPEG+RAWにしていましたが、RAWのみにしました
画像サイズ:HIGH
ISO:ISO AUTO(上限ISO400 下限:ISO100)
カラーモード:STDまたは、VIVID、BW(モノクロ)
AF設定:❀(マクロ 22cmから1m)、または、人物(35cmから無限遠)、または、MF
    AF+MF(AF合焦後、自由にMF可能)を入
    AFリミットモード(AFの測距制限モードを選択可能)を入
    速度優先AFを入
操作方向の反転:フォーカスリングを反転する。これは、オリンパスやキヤノンのMFの向きと合わせる為です。
        右回しが最短撮影距離へ向かい、左回しが無限遠へ向かいます。
        これがSigmaさんの標準では逆になっています。なぜ、Sigmaさんが逆方向なのかは、謎です。
QSモードでよく使うのは、ISO感度の変更と、ホワイトバランスの変更、それいカラーモードの変更です。

写真は、嵐の前の静けさとなった土曜日の朝のご近所散策からの撮影からです。
機材は、Sigmaさんと東京カメラ部さんのタイアップ企画のモニターでお借りしたSigma DP3 Merrillです。
こちらのキャンペーンに参加して借りています。
2048x1365サイズですので、画像をタッチしての拡大にはお気をつけ下さい。
1)これは、Kiyo's Standardでの補正
2)ここから、ほぼ「花霞」の設定と明暗調整だけです。
 この一枚は、X3 Fill Lightのマイナス調整によって、暗部が一段と暗くなりつつ、明部は維持されるので
 暗闇でスポットライトを当てたような不思議な感じになります。
3)これが、まさに「花霞」が掛かった状態です。
4)
5)埋もれた缶がきになる桜の花びらの山
6)スローシャッターで、風に飛び跳ねる桜の花びら
7)光に溶ける花びら
8)
9)川面の逆光で
10)これも川面の逆光で。その2
11)
12)
13)バイクのような無機質の再現性も高いです。
14)これも、2)と同じで、少し暗いところが、凄く暗い表現に変化しています。



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さて、これからの予定ですが、昨年の群馬の発知・上発知の枝垂れ桜を見に行きたいのですが、
今年は、オリンパスのPhotoArtist講座の撮影が、4月21日に福島県の三春町の滝桜の予定でありますので、
時期的に未定です。
1回目 4月15日(月) 19:00-21:00 オリエンテーション・講習 オリンパスプラザ東京
                                    ショールーム
2回目 4月21日(日) 10:00-16:00 撮影(福島三春) 三春町・三春滝桜
3回目 5月15日(水) 19:00-21:00 講評・作品研究  オリンパスプラザ東京
                                ショールーム
4回目 5月26日(日) 10:00-16:00 撮影(福島会津) 会津鉄道界隈(予定)
5回目 6月5日(水) 19:00-21:00 講評・作品研究  オリンパスプラザ東京
                                ショールーム
6回目 6月19日(水) 19:00-21:00 プリント提出・
                      写真レイアウト検討 オリンパスプラザ東京                                         ショールーム
写真展 7月2日(水)
    ~7月10日(火) 9日間 写真展開催   オリンパスプラザ東京
                         ショールーム

先日、FotoPusのおみくじキャンペーンで、5000ポイントから20000ポイントの大盤振る舞いが
ありましたが、あと数日で、ポイントの利用上限枠のアップキャンペーンが始まります。
FotoPusのMy Pageのお知らせ欄に、でかでかと表示してありました。
「☆オンラインショップ 割引ポイント 利用上限アップキャンペーン☆
 オリンパスオンラインショップでは、2013年3月18日(月)から2013年4月15日(月)の期間限定で、
 割引ポイントを20%までご利用いただけます(通常は15%まで)。
  ぜひこの機会に、オンラインショップのご利用をお待ちしております。」

Olympusから、「OLYMPUS Viewer 3」ソフトウェアのダウンロードが開始されています。
但し、オリンパスのデジタルカメラのシリアル番号の入力が必須となっています。
OLYMPUS Viewer 3については、こちらに専用のページが出来ています。

無駄な贅肉を削って、RAW現像を高性能化しています。
RAW現像の高品質化と高速化に加えて、従来から要望の高かった編集内容の自動記憶に対応したようです。
期待大ですね。

blogのヘッダーの写真を変更しました。
今年の桜の撮影した中からの一枚です。
Canon EOS 5D Mark IIIとSigma 35mm F1.4レンズで撮っています。