宮城県の仙台・松島の続きです。
○「2日目の仙台は、レンタカーを借りて、PhotoArtist講座仲間と仙台〜松島を巡ってきました。ただ佇んで、頬を濡らしいました。

wikipediaから、
「松島(まつしま)とは、宮城県の松島湾内外にある大小260余りの諸島のこと。
 または、それら諸島と湾周囲を囲む松島丘陵も含めた修景地区のことである。
 日本三景の1つに数えられている。」
「松島は、仙台平野を南北に分ける松島丘陵の東端が海にまで達し、
 それが沈水して出来たリアス式海岸がさらに進んだ沈降地形で、
 溺れ谷に海水が入り込み山頂が島として残った多島海である。
 全体として松島湾(広義)を形成し、湾内の水深は10メートル以内である。
 尚、260余りの島すべてに名前がつけられている。」
また、震災について、
「2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震とその直後に襲来した大津波によって、
 島の文化財の一部が破損するなどの被害が発生したが、周辺の自治体と比較して被害は軽微で済んでいる。
 その理由として、津波は浅い海に入ると速度が落ちて急激にエネルギーを失うのと、
 松島湾内に点在する島々が緩衝材となり、津波の勢いを弱めたと見られている。」

日本三景の一つ松島には、湾内に大小260あまりの島々が点在してます。
遊覧船で見られるのは、そのごく一部ですが、それでも、数々の特徴的な島々を見て回れます。
また、遊覧船には、観光客が与える餌を狙って、かもめが沢山追尾して飛んで回ります。
その光景も、一つの絵です。

今現在は、震災の影響も影も形もない松島ですが、相当の被害であったことは、
売店に張られていた当時の記録写真からわかります。

海岸沿いの他の地域ほどの影響はなかったようですが、松島湾内の浅い海域と、
風光明媚な大小260あまりの小島の存在が、この地の被害を防いでくれたようです。
日本三景と称えられる自然の美しさそのものが、自然の災害を最小限にしてくれたようです。
不思議なモノですね。

素晴らしい松島湾の景観に、心も洗われた気がします。

今日の写真は、その遊覧船での光景からです。

機材は、Olympus E-5+ED14-35mm F2.0SWDレンズと、ED150mm F2.0レンズです。
アップしている写真は、1)〜13)がED150mm F2.0レンズ、14)、15)がED14-35mm F2.0レンズです。
ここから、Olympus E-5+ED150mmレンズでの撮影です。
1)飛び行くかもめ
2)
3)
4)飛び交う二羽のカモメ
5)
6)雲舞う松島の島。是非、拡大して見て頂きたいED150mm F2.0レンズの捉えた雲の描写です。
7)有名な4つの穴が空いている島。
8)
9)こちらも有名な潜水艦か、戦艦のブリッジのような形をした島。
10)
11)
12)湾内を回って、逆光方向になりました。海面の反射した煌めきが素晴らしいです。
13)養殖場
ここから、Olympus E-5+ED14-35mm F2.0SWDレンズでの撮影です。
14)青空と雲が映える松島湾
15)陸地から見る赤い橋