1月18日、東京に雪降る夜に。雪の撮影と現像について [OM-D E-M1]
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今日の東京の天気予報は、「曇りのち晴れ」となっています。
今日の天候は回復基調のようです。
そして、今日の最高気温13度、最低気温は摂氏5度となっています。
天気も良くなりそうな、そんな2016年2月23日火曜日です。
1週間経ったウイルス性胃腸炎の件ですが、さらに回復してきて、やっと、なるたけ胃にもたれないモノを選びますが普通の食事を頂きました。
相変わらず、主にミネラルウォーター、ポカリなどのスポーツ飲料を飲んでいます。
みなさまも、呉々も、花粉症や風邪、熱中症、ウイルス性胃腸炎など、お身体を大切にして下さい。
今年は暖冬のようで、なかなか雪の降る機会がありません。
そんな中唯一降ったのが、1月18日の夜から明け方に掛けてでした。
生憎と、夜の降り始めにしか撮影していませんでしたが、首都圏でも、翌日までで積もっていました。
都会の雪は、ふと気がつくと降り始めていて、あっという間に降り止んでしまいます。
地面が暖かい都会なので、中々降り積もる機会はありません。
翌日も、晴れれば、あっという間に溶けてしまいます。
雨の撮影、雪の撮影に付いてですが。
雨や雪は、小さいモノですので、なかなか写りません。
写っていても、目立たないので、目につき辛いです。
そこで、
〇背景が暗い中で撮る。
白いモノ(雪)・グレイなモノ(水滴)ですから、それとコントラストの取れる黒い背景が一番です。
〇明るい中で撮る。
電灯、懐中電灯、ライト、蛍光灯、水銀灯なんでも良いですから、明るいところで撮りましょう。
〇ストロボを焚いて撮る。
これが一番ですが、明るく撮ることの変形として、ストロボ発光させて撮る訳です。
レンズが小さければ内蔵ストロボでも十分です。
可能ならば、
〇オフストロボ(カメラ本体とはストロボを離して)で撮る。
無線レリースや、赤外線のリモート発光などで、カメラと離して撮る事は重要です。
レンズの影が写りません。
カメラの向ける方向と関係なく、明るくしたい場所(この場合『雪』)を照らせる。
例えば、ストロボは、上を向けて発光させて、カメラは、そのまま水平で撮る事が出来ます。
現像時に注意することとして
〇ホワイトバランスは、環境光に左右されます。
ストロボは、光が届く範囲しか、安定した色合いになりません。
例えば、電灯によって、緑がかった色被りをしている場合、その補正が必要です。
さらに、ストロボ光の部分と、電灯の部分で色ズレがありますので、部分補正が必要です。
〇なお、日中だと、太陽光は、影に入ると青被りをします。
これらに注意することで、綺麗な雪景色を楽しみましょう。
某日SNSに書いたTIPSも紹介して起きます。
無いよりは増しですが、内蔵フラッシュは、光量が足りないのと、発光先の角度が変えられないのと、何よりも、レンズによってはケラレルので、雨や雪を撮るには、使い難いので、外付けストロボが一番です。
できれば、降雪に期待しつつ、2個の無線式のリモートレリーズを準備して、外付けストロボに1個、カメラに1個セットして、ストロボ発光を確認しておくと良いです。
撮影時は、1/60〜1/100を基準にして、通常の先幕発光だけでなく、後幕(スローシンクロ)発光を使用して、水滴・雪滴の降雨・降雪の流れを捉えるように、いろいろ設定を変更しながら撮影して見ると良いと思います。
降雨・降雪の撮影条件
簡単には、暗い背景に、ストロボ発光で撮る事です。
●背景が暗いこと。(グレーや白となる水滴や雪は、白い背景では埋もれて見えません)
夜ならば、背景を暗くするために、露出暗めが良いかも。
●強い光のある処で撮るか、ストロボ発光させて撮る事。(光らせるとよく見えます)
なお、明るい日中のお天気雨かお天気降雪だと、強制発光で日中シンクロさせます。特に、絞り開放では、背景が明る過ぎるならば、ND(減光)フィルターを付けて撮る必要があると思います。
●絞りは開放か、それに近い方が、アウトフォーカスする水滴・雪が大きな玉ボケになってくれます。
もちろん、背景をボカしたくなければ、それなりの絞り値F4とかF8とかに絞ります。
ただ、降雨・降雪時は、暗いので絞るとシャッタースピードが遅くなります。
●レンズの選択ですが、
降雨・降雪をボカしたければ、焦点距離の長いレンズ=望遠レンズが良いですし、
できれるだけ背景を撮りたければ、広角レンズです。
●雪景色での撮影に通じますが、
ホワイトバランスは、太陽光やオートでは、青っぽくなりがちですが、
ストロボに当たるところはストロボの色(5000度当たり)、背景はその場の背景になります。
夜間は、思い切って、星撮りのように、青く撮る事も良いかもしれません。
事前に、光の当たった部分の色を合わせるのはストロボ用ゼラチンフィルター等必要だったりするのが難しいので、RAWで撮影して、ストロボに当たった部分と、背景を分けて色を合わせるのが良いと思います。
●街灯の色被り影響の排除ですが、夜間は街灯の色被りした光が幅広く当たっていたりします。
これを補正する方法ですが、Camera RAWとLightroomでは、
あまり普段は弄らない設定場所ですが、カメラキャリブレーションのシャドウ色被り補正がいい働きをしてくれます。
今回の撮影の例では、緑被りしている雪景色を、マジェンタ側に+12に設定すると、街灯近く以外はフラットに調整出来ています。
1月10日に、恒例のTaku Nakajimaさんの鎌倉の海岸での撮影セミナーに行ってきました。
今日の一枚
『雪降る夜に』
Olympus OM-D E-M1+M.Zuiko ED12-40mm F2.8 PROレンズで撮影しています。
※番号とタイトル・説明の表記が紛らわしいとの指摘がありましたので、写真の下にしています。
ここから、Olympus OM-D E-M1+M.Zuiko ED12-40mm F2.8 PROレンズで撮影しています。
近況ですが、(自分のPhotoshop講座を除いてですが)
2月の予定は暫定です。
2月11日は、妻の23ヶ月の月命日でした。
2月25日10時〜18時、CP+2016初日
2月26日10時〜18時、CP+2016
2月27日10時〜18時、CP+2016
2月28日10時〜18時、CP+2016最終日
3月11日は、妻の三回忌となります。
「3月22日、亡き妻の一周忌の法要を行ってきました。」の記事には沢山のアクセスをありがとうございます。
毎日、見て頂くblogの文章が痛ましく感じられて申し訳ありません。
妻が急逝して、1年半経過しましたが(3月11日未明)、なんだかあっという間に時が過ぎていきます。
1998年の秋に妻と出会ってから、私にとっては、珠玉のような15年でしたが、
若くして不治の病(膠原病のSLE)に罹患した妻にとってはどうだったのでしょう。
人一倍、生きることに(生き残ることに)頑張っていた妻に、与えられた運命は過酷だったと思います。
思えば、妻と一緒にいた15年間はかけがえのない時間だったと思います。
今は、天に昇った妻の一部が、そっと、自分の近くにいてくれていると思います。
『美しい光景を見ること』が妻の言えなかった遺言のような気がしています。
妻が見たかったであろう光景、美しい光景を見に行き、そんな写真を見せていこうと思います。
2015年3月11日は、妻の一周忌の「命日」でした。
9月11日は、妻の6ヶ月目の「月命日」でした。
8月31日は、妻の41回目の誕生日の話から。
番外編
2月19日に、夕方、用事があって勝ち鬨橋を訪れたのですが、折角なので、勝ち鬨橋で撮影してきました。
妻の23ヶ月の月命日の記事に沢山のコメントをありがとうございます。
2月12日に、小伝馬町のアイアイエーギャラリーを訪れて、
写真仲間の生越文明さんの生越文明写真展『Japan / Tokyo, Yokohama 2013-2015 "Buildings"』の
オープニングパーティーにお邪魔してきました。
会場:iia gallery
大分、日が経ってしまいましたが、12月26日・27日に、仙台のYさんと土屋勝義先生のご手配で仙台に伺ってきた話です。
12月15日、赤坂にあるGallery×Cafe Jalonaでの斎藤功一郎先生の写真展「光の記憶」に行ってきました。
2015年12月13日のorangeさんの京都オフ会後の翌日の紅葉散策の話です。
1月24日(日)に、第8回ゴミゼロ写真展が盛況の内に終了致しました。
1月15日の特別公開日に海浜幕張まで行って東京オートサロンを見てきた話からです。
2016年1月9日に、未明から日の出の多摩川の朝霧を撮影に行った話です。
2016年の新年のあれこれから。
長きにわたりました熊本ツアーは、終了となりました。
土屋先生の写真展は、11月18日無事に終了しましたが、このカフェShooting Starをよろしくお願いいたします。
「入間基地航空祭2015」での撮影は一旦中断です。
Canonユーザー専用の秘密兵器「風塵」を導入しました。
風塵に新型「Fujin(風塵) Mark Ⅱ」が発表されました。
新型のモーター機構採用で、風速が2.7倍化されて砂にも対応して、待望のNikonマウント対応です。
ただ、お値段はグッと上がってしまいました。
現在はIPPさんの直売のみで、8月から大手量販店で販売開始だそうです。
レンズ型カメラの掃除機
Fujin「風塵「ふうじん)」
※レンズ形で、いつでも何処でも簡単掃除!
※ファンの力で1秒間にカメラ内の空気を約3回入れ替えます。(Kiss X7iの場合)
※掃除中に、カメラ機能(センサークリーン・シャッター連写)を使用するとシャッター内部のチリ・ホコリを排出するのに効果的!
※PM2.5対応の住友3M製フィルター採用
IPP 一眼レフカメラ用レンズ型カメラ掃除機 風塵(ふうじん) fujin 専用 交換替えフィルター5枚組セット fujin EF-L001-F
- 出版社/メーカー: アイピーピー
- メディア: Camera
久しぶりに、Amazonでお買い得品を見つけました。
高容量充電式ニッケル水素電池単3形8個パックです。
しかも、充電済、最小容量2400mmの約500回使用可能なモノです。
Amazonベーシック 高容量充電式ニッケル水素電池単3形8個パック(充電済み、最小容量 2400mAh、約500回使用可能)
- 出版社/メーカー: AmazonBasics
- メディア: エレクトロニクス
単4ならば、こちらです。
Amazonベーシック 高容量充電式ニッケル水素電池単4形8個パック(充電済み、最小容量 800mAh、約500回使用可能)
- 出版社/メーカー: AmazonBasics
- メディア: エレクトロニクス
容量よりも充電可能回数優先ならば、こちらです。
Amazonベーシック 充電式ニッケル水素電池 単3形8個パック (最小容量1900mAh、約1000回使用可能)
- 出版社/メーカー: AmazonBasics
- メディア: エレクトロニクス
個人的には、いままで、こちらの方を使用していました。
Panasonic eneloop pro 単3形充電池 8本パック ハイエンドモデル BK-3HCC/8
- 出版社/メーカー: パナソニック
- メディア: エレクトロニクス
ここから、過去のシリーズの紹介です。
2014年11月1日から、11月4日まで、熊本、島原、長崎旅行に行ってきました。
今回の九州旅行ですが、サブタイトルは、「遙かなる長崎バイオパークへの道」です。
生前の妻が、ここ何年も、口癖にように行きたい・行きたいと言っていましたが、
本人は不在でしたが、なんとか、悲願は果たされたと思います。
熊本旅行を振り返って。
2014年3月11日の未明に、妻 ひろみ(享年40歳)が亡くなりました。
3月11日への思い
1年ぶりに、blogのヘッダーの写真を変更しました。
OM-D E-M1+Zuiko ED150mm F2.0レンズで撮影した水前寺公園での妻の写真からです。
900x500サイズに、縦撮りした1枚では、足りなかったので、横に撮った一枚と重ねています。
2014年、blogのヘッダーの写真を変更しました。
OM-D E-M1+Zuiko ED150mm F2.0レンズで撮影した水前寺公園での妻の写真からです。
2015年暮れ、blogのヘッダーの写真を変更しました。
2014年11月に、OM-D E-M1+Zuiko ED150mm F2.0レンズで撮影した平林寺の紅葉と妻の写真からです。
2016年1月、blogのヘッダーの写真を変更しました。
2014年1月に、OM-D E-M1+Zuiko ED12-40mm F2.8PROレンズで撮影した福島の雪景色と妻の写真からです。
So-net blogの画像認証ですが、画像認証のコードを簡単にしています。ヒントはblogの名前からです。
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すてきな写真ですね。雪そのものがすてきなうえに、このように撮影され、処理が施されると、さらに楽しい写真になりますね。5.6.7が特に面白いです。とても参考になりました(外付けストロボなど持っていませんが)。笑
by sig (2016-02-23 11:18)
とてもきれいですね
超初心者なのですが
いつかこんなふうに雪の写真を撮ってみたいです
by 藤並 海 (2016-02-23 23:33)
sigさん、
ありがとうございます。
ストロボ一つで、撮られると思います。
雪のシーンのイメージが大切ですね。
藤並 海 さん
ありがとうございます。
ストロボがあれば、
きっと、撮れるようになると思います。
是非、雪景色にチャレンジされればと願っています。
雨も、流れるスジが撮れると楽しいです。
by kiyo (2016-02-24 08:50)