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朝日、夕日の撮り方の研究について [EF50mm F1.2L]

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そろそろ神無月の最初の週末ですが台風が来ていて不安定な天候のようです。そんな、10月4日の朝。
皆様も、風邪を引かないように、お気をつけ下さい。

ちょっと、閑話休題的になりますが、日々の撮影(最近は、週末ばかりですが)の話から、
少しだけ離れて、ちょいのりさんの悲痛なお言葉を伺って、ちょっとしたカメラ小話です。

朝日、夕日はどうやって撮るのか?
最初は、夕日のシーンモードの研究から入りました。
夕焼け、朝焼けはどうやったら、見たとおり、あるいは、印象深く記憶色的に撮れるのか?
まず、AUTOや、Pモードで、そのまま撮る場合と、シーンモードの夕日との設定の違いを調べました。
多くのカメラ(最上位機種などは除く)には、シーンモードがあり、典型的に『夕日』のシーンモードがあったりします。
その設定を、Pモードなどと比較すると。
〇色温度(ホワイトバランス)が、曇りに設定されている。
 これは、ヒトによって、晴天や、日陰でも良いと思います。
 オートは絶対にダメで、白いモノを白く撮る為の色ズレの補正の為に、赤い朝日・夕日が白っぽくなっちゃいます。
 晴天ならば赤青っぽく、曇りならば少し赤い目の夕日に、日陰はかなり赤い目の夕日になります。
〇露出補正がマイナスに設定されている。-0.7や、-03などです。
 これも、ヒトによって、ほぼ0や、-1.3とかにしても良いと思います。
 暗い露出で撮ると、赤いモノがより赤く撮れます。
ほぼ、これだけが多いですが、機種によって、
〇仕上げモード、ピクチャーモード、ピクチャースタイルをVIVIDや、色の濃いめの設定にする。
 これも、好き好きで、濃い感じが好きな人と、薄い感じが好きな人によって変更されます。
 当然、これも、色を濃くすることで、青い部分、赤い部分を寄り色濃く撮る為です。
 自分ではどうかと言うと、オリンパス機種では朝焼け・夕焼けが印象深く撮れるi-Finishを使います。
 キヤノンのEOSでは、ピクチャースタイルに、記憶色で色濃く撮るフィルムのVelvia50風を入れてあるので、
 これを使うか、風景で撮っています。

最後に、目で見ている光景のどこを基準に撮るかが重要です。
カメラ任せにすると、どうしても、地上のヒト、地上に見えるモノを明るく撮る設定になっています。
朝日、夕日を撮る場合には、空や海が基準で、さらにはお日様が明るくなり過ぎないことが基準です。
そういった意識で見ると、地上が目で見たとおりの明るさに見えるのは、空は白く明るくなり過ぎ、
お日様は、真っ白になって何が写っているのが判らない状態です。

これを、空や海がほぼ目で見える明るさ、できれば、それよりも暗い目に映ると、
お日様が、適度な明るさ=暗さになってきます。
その状態で、地上はほぼ真っ暗に近く撮れていると思います。
しかし、この状態で、朝日、夕日は、ほぼ希望した感じに撮れていると思います。

地上も、空も、お日様も、同時に綺麗に撮るだけの明るさ・暗さの撮れる幅(フィルムではラチュチュード、
デジタルではダイナミックレンジと言います)は、現在のカメラにはないので、
一番撮りたい(再現したい)範囲に合わせて撮ります。
カメラ任せの場合、この撮りたい範囲を、主に地上にいる人間や事物を中心にしています。
その方が、記念写真が撮りやすいからです。

そこで、人間が実際に撮りたい部分、夕日、朝日の空・海や、お日様そのものに
撮る時の明るさを合わせて撮る必要が出て来ます。
多分、目で実際に見ながら、イメージは同時に、こんな風に撮れるはずと想像しながら撮っています。

最後に、アップする写真のイメージアップとして、コントラストを少し強めたりしています。

作例的には、9月28日の夕景の撮影の中から、再掲を含めて。

今日の一枚。
5D3_6037_2048x1365_補正済.jpg
『夕暮れ時』

昨日の撮影は、KENKO ソフトクロスフィルターの例などです。
このフィルターは、PLフィルターのように、クロスの向きを回転させられる点が面白いです。
オレンジの西日の差し込んだ光は、とても心地よいモノを誘います。

9月28日に、赤坂まで行って、夕暮れ時の近所のお寺回りをしてみました。





Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 6D レンズキット EF24-70mm F4L IS USM付属 EOS6D2470ISLK

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 6D レンズキット EF24-70mm F4L IS USM付属 EOS6D2470ISLK

  • 出版社/メーカー: キヤノン
  • メディア: エレクトロニクス

Canon 単焦点標準レンズ EF50mm F1.2L USM フルサイズ対応

Canon 単焦点標準レンズ EF50mm F1.2L USM フルサイズ対応

  • 出版社/メーカー: キヤノン
  • メディア: 付属品


今回の機材は、Canon 5D Mark III+EF50mm F1.2Lレンズを使用しています。
2048x1536サイズですので、画像をタッチしての拡大にはお気をつけ下さい。
1)東の空ですが、ほぼ目で見たままの明るさ=暗さがこのくらいです。
5D3_6023_2048x1365.jpg
2)西の空
5D3_6024_2048x1365.jpg
3)まだ、あまり西日が赤くなっていません
5D3_6026_2048x1365_補正済.jpg
4)まだ、夕日が赤くなるのを待ちます
5D3_6034_2048x1365.jpg
5)夕日のオレンジと、空のギリギリの青さとのバランスをとって撮影しています。
5D3_6038_2048x1365_補正済.jpg
6)日没後の夕焼け。ほぼ狙った通りを撮っています
5D3_6039_2048x1365_補正済.jpg





もう先々週になりますが、9月23日の祝日に、浅草に行ってきましたの続きからです。
(。・_・。)2kさんのStudio Licのkikiさん撮影会がありました。
今回は、待ち合わせてからの浅草駅から浅草寺当たりでのスナップ撮影です。
kikiさんは、いろいろな表情を見せてくれる笑顔の素敵なお嬢さんです。

もう、台風から数週間ですが、日本各地に甚大な被害をもたらしました台風18号ですが、
通過後に、それは驚きの夕景・情景を見せてくれました。

9月7日の話ですが、(。・_・。)2k さん主催のPhoto Circle T-Licの横浜撮影会での撮影からです。
大桟橋で曲芸飛行を見終わると、みなとみらいに落ちていく夕日に感動しました。



富津よ、さらば、また来年。(冬に展望台からの富士山を見てみたいですが。)


みんぽすさんから、Sigmaさんのミラーレス用のDNシリーズのレンズ3本をお借りしました。
ミラーレス一眼カメラ専用レンズ DNレンズ
そのレビューになります。

blogのヘッダーの写真を変更しました。Sigma DP3 Merrillで撮影した中の一枚です。
ご連絡:10GBの壁に近付いてきましたので、昨年の7月末から、11月にかけてのblogの写真を
整理して、圧縮率を高くした画像に差し替え作業中です。
あれ、写真がなくて、写真ファイル名だけだと思われましたらば、未だ整理中だと思って下さい。
(ご指摘の通り、長年So-netの有料会員に加えて、So-net blogの有料プランにもしてあります。)

ストロボで有名なニッシンジャパンさんのセミナーを受講してきました。

大人気の居酒屋けいばblogのちょいのりさん企画の第26回かんなみ猫おどり のイベントの話です。
ちょいのりさんの居酒屋けいばの記事


たいへん大勢のアクセスを頂きありがとうございます。
niceとコメントも沢山頂いており、本当に感謝しています。

過日の隅田川花火大会に意気揚々と出かけたのですが、雨降りで早々に退散の話です。

みんぽすさんからお借りしました富士フイルムXF 55-200mm F3.5-4.8(35mm換算84mmから300mm相当)の望遠ズームレンズのシリーズ。

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コメント 4

marbee

私は基本RAWで撮っているので色温度とかイジってしまいます。
最近のカメラがダイナミックレンジが広いので太陽と周りの明暗差もハイライトやシャドウの露出を個別にイジってしまいますね。

撮る時は構図とか絞りとかに集中したいので・・・(^_^;)
by marbee (2013-10-04 21:49) 

YAP

たしかに夕日は難しいです。
数をこなすことも重要ですね。
by YAP (2013-10-05 07:04) 

駅員3

なるほど、大変参考になりました。
(6)の写真が一番心に残りました。
by 駅員3 (2013-10-05 11:45) 

ちょいのり

勉強になります^^
でもボクのカメラちゃんじゃどこまでやれるか・・・^^;

by ちょいのり (2013-10-07 20:32) 

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