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明るい50mm F1.2Lのレンズで、明治神宮・原宿・裏原宿から表参道をお散歩カメラ。 ライトアップされた夜の明治神宮の幻想的な姿に心打たれる。その4 [EF50mm F1.2L]

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8月7日、水平線近くの雲は多いですが、上空は良く晴れた日差しが眩しい火曜日です。
昨日の午前中、出勤時間前後に振り始めて、一時猛烈な勢いで降っていました。
午後から、良く晴れて、夕方には見事な紅い空を見せてくれていました。

久しぶりの書籍案内からです。
この時期に合わせてでもないですが、お盆の時期のピッタリの2冊を読了しました。
いずれも早川書房のJA文庫の作品です。
〇石野 晶さんの【JA1066】「生者の行進
どこまでも自由奔放で美しい従兄弟の冬子に悩まされる高校生 隼人、
友達の出来なかった冬子にできた初めての女友達 美鳥。
そして、彼女のドッペルゲンガー。
幼い日に、やむにやまれぬ事情で、出会い・知らない間に協力しあい、忘れていたハズの記憶が
再び出逢うことで、時を刻み始める。
それは、4人にとって、苦しみで有り、あるいは、曖昧にして凍りつかせていたあの時からの解放でもあった。

〇うえむら ちかさんの【JA1069】「灯籠
両親を交通事故でなくし、孤独に育った少女・灯は、ある日、山中で不思議存在の「正造」にであう。
毎年、お盆の時期にだけ、同じ姿の「正造」にであう。
「正造」は死者なのか、幽霊なのか?
正体はなかなか明らかにされない。
高校に入り、ふと知り合った同級生 清水は、生い立ちもあって、そんな灯に惹かれていく。

朧気な記憶から始まって、真の主人公は、灯(ともえ)なのか、清水なのか、悩みながら
余韻に浸る逸品です。


7月28日に、FUN ZUIKOのNOBUさんと待ち合わせて、午後2時過ぎから、二人で撮影会をしてきました。
明治神宮〜原宿〜表参道〜再び明治神宮のスナップ撮影会です。
一つには、NOBUさんが達人の域に達しているお声がけをしての撮影の凄ワザを見せて頂くのと、
可能であれば、私も挑戦でした。

さて、昼間の明治神宮で、なにやら、雰囲気が違っているので、警備の方に伺ってみると、
明治天皇崩御100年の記念行事「明治天皇百年祭」ということで、夜間特別参拝があるという話です。
それも、御社殿のライトアップや正参道に灯された約3000個のろうそくの景観が素晴らしそうです。
ということで、FUN ZUIKOのNOBUさんと簡単に相談して、原宿・裏原宿から、表参道を回って、再び、明治神宮に戻ってくるプランを決めました。

御本殿の楠木前には、鎮魂と復興への願いを「光の箱」というオブジェの展示も行われていました。
本殿直前の参道に置かれた竹のライトアップが見事でした。

ということで、
今日も、ライトアップされた夜の明治神宮の隅々から。
今回こそ、夕暮れ時の明治神宮本殿から、夕闇の中の竹のオブジェまでです。

ここでは、手振れ補正のないEOS 5D Mark IIIですが、F1.2の明るい単焦点レンズに助けられ、
また、最低撮影速度を、1/125秒に設定して、極力手持ちながらブレを防いで望みました。
まあ、イコール高感度ISOの性能に助けられたと思います。


丁度、FUN ZUIKOのNOBUさんも記事になさっていました。

機材は、Canon EOS 5D Mark IIIとEF50mm F1.2Lレンズです。
1)夕日の沈む明治神宮本殿にて
5D3_2271_1280x853_補正済.jpg
2)これが光のオブジェですが、若い女性の方達が、自分の作品や、知り合いの作品をシャメしていました。
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3)整然と絵馬が並びます。
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4)幻想的な碧いライトアップ
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5)半月の浮かぶ空
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6)お札・お守りはこちら
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7)
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8)本殿の境内にて
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9)そして、夕闇時の竹のオブジェは、神秘的になっていました
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10)この光景は、サグラダファミリアのようにも見えました。
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11)カメラ女子というよりも、フィルム少女さんが暗がりでフィルム交換していました。
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12)灯りからは、ときどき火の粉があがります。
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13)再び、NARAの灯籠が並ぶ、参道の空き地にて
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14)
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15)多くの人が、この幻想的な光景に足を止めて魅入っています。シャメは難しそう。
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16)奈良の灯火
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<<お知らせ>>


そして、好評を頂いている「ハイグレード・ポートレートレンズ M.Zuiko ED75mm F1.8レンズ」の話のまとめです。少し整理しました。
私の拙い写真でも、少しでも、お役に立てればと思います。

オリンパスデジタルカレッジの9月からの講座の申込が開始されています。
もちろん、土屋勝義先生の人物撮影テクニック(東京)(3回講座)のエピソードIも始まります。
1回目 9月18日(火) 19:00-21:00 講義 オリンパスプラザ東京
2回目 9月23日(日) 13:00-16:00 撮影
3回目 10月2日(火) 19:00-21:00 講評 オリンパスプラザ東京

今回から、講義が、従来の新宿モノリスビルから、神田小川町のオリンパスプラザになっています。
もちろん、昨日紹介した「PhotoArtist 2012 東北夏祭り」も、小川町でした。
従来から、瑞光道場や、レンズの使い方講習など一部の講座の講義は、小川町でしたが、
今回から、多くの講座の講義が、オリンパスプラザ東京となるようです。

オリンパスオンラインショップでポイント利用の上限アップするキャンペーンが始まっています。
○オンラインショップ 割引ポイント 利用上限アップキャンペーン
 2012年7月14日(土)~2012年7月31日(火)の期間限定で オンラインショップで利用できる割引ポイントの上限を 通常の15%から20%にアップします。

これを知っていれば、M.Zuiko ED75mm F1.8レンズや、そのお高い専用金属製フードをだけでも、この時期に購入する手もありました。
あるいは、先日手放しM.Zuiko 45mm F1.8レンズを再購入するチャンスでしょうか?
まあ、差額は5%ですから、10万円の製品ならば、5千円ですから、大きいです。

OM-D E-M5や、M.Zuiko ED75mm F1.8レンズや、M.Zuiko ED12mm F2.0レンズを購入するチャンスですよ。

いよいよ、2012年7月6日から発売されました。
そして、オリンパスオンラインショップで予約キャンペーンが始まっています。
これは、3年間の保証を受けられる延長保証サービスに加えて、お買い上げ日から3年間で2回、ピントや絞りなど、指定する項目の診断と各部クリーニングを実施する無料診断サービス付きキャンペーンです。

OM-D E-M5ですが、OM-D本体、関連製品、全て、3月31日(土曜日)発売されました。
オリンパスオンラインショップでは、各モデル通常の販売を受け付けています。

オンラインショップでは、リニューアル記念キャンペーンを実施しています。
「対象期間中に、一回のご注文で5万円以上(税込)(※1)ご購入のうえ、応募された方にOMシリーズまたはPENシリーズのカメラがデザインされたプレミアム切手シート(非売品)をもれなくプレゼントしております。」

非常にマイナーなtipsですが、長くなってきたので、少し整理します。

〇Fn2に、拡大AFという、ボタンを押すと、拡大表示する機能がありますが、
この拡大AFの機能で便利なのが、緑の四角▢で表示されるAF枠の縮小表示です。
通常は、全画面の35分の1がAF枠となりますが、この拡大AF使用中は、
例えば、拡大率14倍にしてあると、全画面の1/35のさらに、1/14の小さな緑の枠がAF枠となります。
その小さな範囲にスポットでAF合焦するようになります。

この拡大AFは、慣れると便利ですし、かなり小さなAFターゲット枠を利用可能になりますので、
AFのままで、精度を高めるのに適しています。

このお陰で、明るいレンズでの日中や逆光でのピント合わせ込みが楽になりました。

現時点で判っているOM-Dのミニ知識。
○拡大時のシャッター半押し機能設定がありますが、標準では、mode1になっています。
mode1:シャッター半押しで、拡大表示をキャンセルして通常画面に戻ります。
mode2:シャッター半押しで、拡大したままAF動作します。
また、この機能は親指AF時にも連動していますので、mode2にしていないと、拡大表示時の親指AF操作ができなくて、使いにくいと思われます。
また、マニュアルフォーカス使用中で、拡大表示している場合にも、このモード設定によって、挙動が変わりますので、構図を直ぐ確認したい方は、mode1、拡大表示したままでピントを追い込みたい方は、mode2を選択する方が良いと思います。

○内蔵EVFのフレームレートは、ピクチャースタイルをi-Finish以外に設定している時に選択できます。
○また、内蔵EVFの高速フレームレートは、フルライムAF設定に優先する。
○さらに、内蔵EVFの高速フレームレート設定は、LiveView拡大表示中は、標準レートに下がる。
○2つのダイヤルの設定が、何も設定変更していない場合、
 A/Sモードでは、前ダイヤルが露出補正、後ダイヤルが、絞り・シャッタースピード。 
 Mでは、前ダイヤルが絞り、後ダイヤルがシャッタースピードでした。 

○Fn2ボタンは、初期設定でマルチファンクションになっていますのが、
 この状態で、トーンカーブ表示されたハイライト・シャドーコントロール機能となっています。
 前ダイヤルがハイライトの調整、後ダイヤルがシャドーの調整となります。
 例えば、ハイライトを下げて白飛びを減らして、シャドーを上げて暗部を持ち上げて撮影が簡単にできます。
○デフォルトのピクチャーモードがNaturalですね。 
 これは、上記の高速フレームレートの設定ができる・できないにも関係しているようです。
 できれば、i-Finishのままで、高速フレームレートの設定可能にして欲しいですね。

なお、OM-D E-M5の高感度画質向上の点から、オートISO感度の上限はISO1600の標準設定のまま、
ノイズフィルターの設定となる、長秒時ノイズ低減はオフ、高感度ノイズ低減は低に設定しています。

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NOBU

竹の光が綺麗ですね。
こういう撮り方はできませんでした。
フィルム女子も撮っているとはぬかり無いですね。(^^
by NOBU (2012-08-07 18:46) 

駅員3

『幻想的な碧いらいとアップ』は、幽玄の世界に飛び込んだような不思議な感覚になる写真ですね!
by 駅員3 (2012-08-09 17:34) 

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