7月11日のお昼休みにヴィータイタリア(汐留イタリア街)へ行く。M.Zuiko ED75mm F1.8レンズの恐ろしい描写力とボケの美しさ。その9 [M.Zuiko 75mm F1.8]
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7月16日、朝から、良く晴れた祝日(海の日)の月曜日です。
結局、昨日も雲は多かったですが、良く晴れた一日でした。
昨日は、オリンパスユーザの祭典「フォトパス感謝祭〜夏祭り〜」に参加して、
今回、写真展にも、写真集にも参加していないのですが、
なぜか、そのまま、花コミュの反省会に紛れ込んでいました。
偶にしか、お会いできない方々と、こういったイベントであればお会いできる不思議さですね。
今日も、「ハイグレード・ポートレートレンズ M.Zuiko ED75mm F1.8レンズ」の話の続きです。
とはいえ、いよいよ実践編です。
日常に戻って、7月11日のお昼休みに、またまた、近所のヴィータイタリア(汐留イタリア街)へ行ってきました。
正直、75mmという35mm換算150mm相当の中望遠というよりも、望遠レンズを持って歩くと、なかなか撮りきれないと思います。
このシーンをこう撮りたいというよりも、このシーンから、こう切り出したいというレンズになってきます。
そこを超えて、このシーンでこのレンズで撮りたい→だから、この位置まで離れれば、こう撮れる。
だから、こう撮った。という流れが出来れば、望遠単焦点が楽しめると思います。
往々にして、ズームでなんでも撮れる。といった脚不精や、
標準から広角レンズならば、取り敢えずなんでも写っているよという切り取り不足から、
切り取ったモノしか写らない、アップしか写らない、望遠で風景は撮れない
などと、誤解している方も多いと思います。
どのレンズでも、最短撮影距離の短さ・長さから、撮影出来る最短の位置はきまりますし、
そこから、無限遠までの何処かを撮影出来る分けです。
望遠と言うコトで、例えば、25mm(35mm換算50mm)の3倍狭い範囲=狭い画角しか撮れないと考えるコトもできますが、逆に、無駄なモノをカットして、1/3の範囲を高画質で切り取れるツールとも言えます。
日常のシーンでの近い場所では、3倍の差は大きいですが、少し離れて、広大な風景を撮影している時には、
少しの差しか感じなかったりします。
実際、南伊豆の海景色を撮るときに、超広角での広いシーンもキレイですが、
M.ZD ED75mm(35mm換算150mm 相当)や、ZD ED150mm(35mm換算300mm相当)で見る
海の風景は、海の良さを一団とひきたてて素晴らしい光景をみせてくれました。
今回は、会社の近場のヴィータイタリア(汐留イタリア街)ということで、
街中でのこのレンズのフィット感、どの程度の距離が、どんな感じに撮れるかを見て頂ければと思います。
twitterをフォローされている方は、ご存じかと思いますが、
週末に少し機材の整理をして、大型の入れ替えを行いました。
流石に、E-5や、松レンズは手放せないですが、徐々に使わないレンズを整理しています。
また、よく使っていたのですが、気になった点があって、M.ZD ED45mm F1.8レンズを手放しました。
性能的には不満がないのですが、単焦点レンズなのに良く塵・ゴミが入ることと、
手持ちのレンズだけの問題かもしれませんが、レンズ生成時の気泡がある点が気になっていました。
小さいので、ゴミかと思って、サービスに持ち込んだところ、これは気泡であるとのコトでした。
どのレンズにもある問題ではないですし、写りには全く影響がないのですが、気になったので手放しました。
まあ、安いので、また、再購入する可能性大ですが、ED75mm F1.8があるし、一旦はなくても良いかと思いました。
オリンパスには、できれば、この先、F1.8シリーズとして、100mm F1.8とか、35mm F1.8や、25mm F1.8、17mm(17.5mm)F1.8なども取りそろえて欲しいなと思いますね。
さらには、14mm F1.8や、12mmもリニューアル時にF1.8にならないかなと期待します。
えがみさんのご指摘で一部訂正しました。
ありがとうございます。
機材は、OM-D E-M5と、M.Zuiko ED75mm F1.8レンズです
今回の撮影は、Olympus E-5+OM-D E-M5と、M.Zuiko 75mm F1.8レンズで撮影しています。
<<お知らせ>>
いよいよ、2012年7月6日から発売されました。
OM-D E-M5ですが、OM-D本体、関連製品、全て、3月31日(土曜日)発売されました。
オリンパスオンラインショップでは、各モデル通常の販売を受け付けています。
オンラインショップでは、リニューアル記念キャンペーンを実施しています。
「対象期間中に、一回のご注文で5万円以上(税込)(※1)ご購入のうえ、応募された方にOMシリーズまたはPENシリーズのカメラがデザインされたプレミアム切手シート(非売品)をもれなくプレゼントしております。」
非常にマイナーなtipsですが、
OM-D E-M5でフォーサーズレンズをマウントアダプタ経由使用すると、AF精度が今ひとつのようです。
ざっくりとは合っているのですが、ここというピンポイントでは大抵外れています。
そこで、拡大AF機能を使用する方法の紹介と、
禁断の手段かもしれませんが、MFアシスト機能を使用してみています。
特に、Leica D Summilux 25mm F1.4のように明るい大口径レンズの場合には、
位相差AFでもピント合わせが至難だったりします。
同様に、コントラストAFで、明るい日中ですと、コントラストがなかなか付かないことが多いので、
AF合焦は一つの指針(目安)程度だったりします。
S-AF+MFを使用しても、EVFの原寸大表示のままでは、AF合焦以上の精度で、MFで合わせ込むのは困難です。
そこで、拡大してMFという機能が重要となってきます。
Fn2に、拡大AFという、ボタンを押すと、拡大表示する機能がありますが、
この操作を多用していると、撮影動作の流れ=手際の良い操作感を少しスポイルしてしまいます。
但し、この拡大AFの機能で便利なのが、緑の四角で表示されるAF枠の縮小表示です。
通常は、全画面の35分の1がAF枠となりますが、この拡大AF使用中は、
更に、拡大率(5倍、7倍、10倍、14倍)に合わせて、AF枠が縮小されます。
例えば、拡大率14倍にしてあると、全画面の1/35のさらに、1/14の小さな緑の枠がAF枠となります。
その小さな範囲にスポットでAF合焦するようになります。
また、当然ですが、その小さなAF枠のまま、全画面内を移動できます。
ここで、OKボタンを押すと、拡大表示に切り替わり、そのまま拡大中のAFも効くようになります。
なお、AF拡大率は、この拡大表示中に、ダイヤルで変更します。(5倍から、14倍まで)
この拡大AFは、慣れると便利ですし、かなり小さなAFターゲット枠を利用可能になりますので、
AFのままで、精度を高めるのに適しています。
また、MFアシスト機能のように、ピントリングと連動していないので、MFレンズでこそ価値が出て来ます。
なお、拡大AFとMFアシスト機能は排他利用のようで、拡大AF使用中はMFアシストは停止しています。
ある意味、MFアシスト機能の一時停止としても利用できます。
しかし、いちいち、Fn2を押したり、長押しして解除したりしては面倒な場合も多々あります。
そこで、活躍しそうなのが、MFアシスト機能です。
残念ながら、AFレンズにしか使用できませんが、AF合焦に関わらず、
ピントリングを少しでも動かすと、拡大表示(5倍、7倍、10倍、14倍)して、
MFでのピント合わせをアシスト(補佐)してくれる機能です。
詳しくは、E-meisterのMFアシストの説明から。
ただし、コレが最初に搭載されたE-P1の頃は、操作性が悪くて、
再度、シャッター半押ししてAF作動するか、一旦再生などして、MFアシスト状態を解除しないと
ならなかったのですが、最近は進化して、MFアシスト状態になって暫くすると(1秒程度)、
自動的にMFアシスト解除になって、構図を再確認できる=シャッターを押して撮影できるようになっています。
これで、撮影の流れは、スムーズに行えます。
1.通常にシャッター半押しで、AF合焦させる。
2.少しピントリングを動かして、拡大表示させる。
3.MFとして、ピントリングを動かして、とことん、ピントを追い込む。
少し待つ。
4.自動的に、1.のシャッター半押し状態に戻るので、構図を再確認する。
5.シャッターを押し込んで撮影完了。
惜しむらくは、MFアシストのピントリングのキャッチが敏感すぎて、
レンズの絞り羽根挙動などでも、反応してMFアシストが起動してしまい
勝手に、拡大と、縮小を繰り返したりします。
そういったときに、上記の拡大AF機能をオンにして、MFアシスト機能を一時停止するのもあります。
今後の希望としては。
A)MFアシストのピントリングキャッチの反応時間を調整可能にして欲しい。
あるいは、レンズ自体の絞り羽根動作での誤作動をさせないように対応して欲しい。
B)MFアシストの自動解除時間の指定(0.1秒から、0.1秒刻みで1秒まで、2秒、3秒、5秒など)
をお願いします。
このお陰で、明るいレンズでの日中や逆光でのピント合わせ込みが楽になりました。
現時点で判っているOM-Dのミニ知識。
○拡大時のシャッター半押し機能設定がありますが、標準では、mode1になっています。
mode1:シャッター半押しで、拡大表示をキャンセルして通常画面に戻ります。
mode2:シャッター半押しで、拡大したままAF動作します。
また、この機能は親指AF時にも連動していますので、mode2にしていないと、拡大表示時の親指AF操作ができなくて、使いにくいと思われます。
また、マニュアルフォーカス使用中で、拡大表示している場合にも、このモード設定によって、挙動が変わりますので、構図を直ぐ確認したい方は、mode1、拡大表示したままでピントを追い込みたい方は、mode2を選択する方が良いと思います。
○内蔵EVFのフレームレートは、ピクチャースタイルをi-Finish以外に設定している時に選択できます。
○また、内蔵EVFの高速フレームレートは、フルライムAF設定に優先する。
○さらに、内蔵EVFの高速フレームレート設定は、LiveView拡大表示中は、標準レートに下がる。
○2つのダイヤルの設定が、何も設定変更していない場合、
A/Sモードでは、前ダイヤルが露出補正、後ダイヤルが、絞り・シャッタースピード。
Mでは、前ダイヤルが絞り、後ダイヤルがシャッタースピードでした。
この配置は今までの機種で設定変更していたのとは逆なので、設定変更しました。
○Fn2ボタンは、初期設定でマルチファンクションになっていますのが、
この状態で、トーンカーブ表示されたハイライト・シャドーコントロール機能となっています。
前ダイヤルがハイライトの調整、後ダイヤルがシャドーの調整となります。
例えば、ハイライトを下げて白飛びを減らして、シャドーを上げて暗部を持ち上げて撮影が簡単にできます。
○電源スイッチは、E-3のような右下の位置です。
○デフォルトのピクチャーモードがNaturalですね。
これは、上記の高速フレームレートの設定ができる・できないにも関係しているようです。
できれば、i-Finishのままで、高速フレームレートの設定可能にして欲しいですね。
次期機種への課題ですね。
○また未確認ですが、撮影後の自動画像表示については、撮影確認を1秒以上に設定しないと直ぐ消えてしまって判らない状況になるようです。
ただし、9枚連写などの高速連写のためには、OFFか、0.3秒、0.5秒程度でないと表示が負担になりそうですね。
なお、OM-D E-M5の高感度画質向上の点から、オートISO感度の上限はISO1600の標準設定のまま、
ノイズフィルターの設定となる、長秒時ノイズ低減、高感度ノイズ低減はいずれもオフに設定しています。
おぅ!
45/1.8を手放されてしまわれましたか…。
事情は分かりましたが、使い勝手の良い画角であるだけに残念です。
それにしても従来機種の中古相場が以前よりも下がっている気がしますね。
ミラーレスへの移行は全体的な流れなのでしょう。
※記事中に、EDではなくEFとなっている箇所があります。
by えがみ (2012-07-16 12:41)
青空に黄色の旗が気持ちよく映っていますね。
by 駅員3 (2012-07-16 12:57)
彩り豊か
お洒落な看板がいっぱい。
by にかほ (2012-07-16 19:45)
ほんとオサレな街ですよね^^
昔と比べるとびっくらです^^;
by ちょいのり (2012-07-17 01:15)
えがみさん
はい、一旦は放出しましたが、オンラインショップが期間限定のポイント上限アップキャンペーンを行っているので、再購入しそうです。
45mmは、75mmが来るまではOM-Dに付けっぱなしのレンズでしたので、この画角が体にしみこんでいると思います。
それだけに、やはり、使いたいと思います。
全体的に、中古相場が下がっている気がします。
ミラーレスによる新品価格破壊の影響も大きいでしょうね。
ただ、中古の高級レンズの相場は、あまり変わらないのですね。
50mm F1.2Lとか、85mm F1.2Lなどの欲しいと思うレンズは、高いままですね。
ご指摘いただきましてありがとうございます。
早速、訂正いたしました。
駅員3さん、
この青空に綺麗な黄色の旗は、凄い抜けの良い状態で撮れたので、海外で撮影したような雰囲気でした。
にかほさん
このヴィータイタリアは、新橋から歩いて10分程度、汐留の中心街からも直ぐなのですが、
少し大門よりで、陸の孤島となっているので、人気が少なくて残念です。
綺麗な街です。
ちょいのりさん
おしゃれ過ぎて、人気が少ないのが難点ですね。(笑
汐留地区が再開発される前とは大違いですね。
by kiyo (2012-07-18 17:32)