OM-D E-M5とハイグレードポートレートレンズM.Zuiko ED75mm F1.8レンズ到着とファーストインプレッション。 [M.Zuiko 75mm F1.8]
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7月7日、七夕の土曜日の朝です。
今朝も、朝から小雨です。
どうにも、毎年、七夕の頃って、雨降りますね。
もともとの旧暦とずれて、今は、梅雨時に来ているから仕方ないのですが、
やはり、七夕は、天の川が見たいですね。
今日は、「ハイグレード・ポートレートレンズ M.Zuiko ED75mm F1.8レンズ」の話です。
一昨日の夕方、オリンパスオンラインショップカスタマーセンターから、
例のM.Zuiko 75m F1.8レンズと金属製専用フードの出荷案内のメールが届きました。
ということで、帰宅後、直ぐに開封して、まずは、ブツ撮りからです。
Olympus E-5にED50mm F2.0 Macroレンズを付けて、あっちから、こっちから、
新しいレンズと金属製専用フードを撮りまくります。
ついでに、いつもの奴がどう撮れるか?
で、KENKOの接写リングの薄い方を付けて、接写してみました。
そして、一夜明けて、今朝、恒例のゴミ捨てのついでに、ご近所散策ですが、
小雨の降る七夕の朝、OM-D E-M5に、M.Zuiko 75m F1.8レンズを付けて、
近所を歩いてみると、目で見えている以上の光景が写っています。
ひょっとして、やばい、写り過ぎるかも。
シャープを通り越して、被写体の身ぐるみを剥ぐようなレンズです。
ボケもキレイですが、ボケ味は、OM-D側がまだ、これほどの高性能レンズに対応し切れていない感じがします。
その点は、フォーサーズレンズを使用したときにも、うすうす感じしていました。
ただ、フォーサーズレンズであった明るい絞り開放でのAFの焦点ズレはないようです。
ほぼ、狙った通りにフォーカスします。
良いです。
そして、怖いです。
ミスを許さない、あるいは、ミスしたことがそのまま現れてしまうレンズです。
人肌については、まだ、未テストですが、毛穴も、肌荒れも含めて、
根こそぎ持ってきてしまう感じです。
レタッチしないのであれば、肌荒れ注意、または、ハイビジョン登場時に開発された女優さんの肌を
キレイにするファウンデーションなどが必要かもしれませんね。
今日は、M.ZD 75mm F1.8レンズの外形と、このレンズで撮影した近所の光景からです。
今回の撮影は、Olympus E-5+ED50mm F2.0 Macroレンズで撮影しています。
途中からは、OM-D E-M5と、M.Zuiko 75mm F1.8レンズで撮影しています。
1)M.Zuiko ED75mm F1.8レンズの箱
2)別売りの金属製専用フードの箱
3)金属製専用フードと、M.Zuiko ED75mm F1.8レンズ
4)M.Zuiko ED75mm F1.8レンズをギリギリアップで
5)フードの中は、黒くされています。
6)M.Zuiko ED75mm F1.8レンズのレンズ越しに
7)OM-D E-M5に装着して
8)75mm F1.8レンズをドアップで。
ここから、OM-DとM.ZD 75mm F1.8レンズでの撮影です。
9)KENKOの接写リングの薄い方を付けて。全身像
10)KENKOの接写リングの薄い方を付けて。指先を見て
11)七夕ですね。
12)近所のお寺さんの入り口に、笹の葉と短冊が飾ってありました。
13)何気ない標識(モドキですが)も絵になります
14)小さな花一輪だけ、クッキリと
15)あまりの描写感に驚愕した一枚です。
何気ないスナップ撮影なんですが、バックポートレートの領域に達していました。
16)花屋さんの軒先にて
17)駅前の花壇にて
18)
19)駅前の紫陽花
20)紫陽花の葉と、うごめく背景の別の木の垂れ下がった枝葉。
21)放置されたのか自転車
22)置かれた赤いブツ
23)某T園のシンボル 木馬に乗る少女のイラストは良いですよね。
多分、某T園の誇る木製メリーゴーランドのエルドラドからの連想でしょうね。
<<お知らせ>>
いよいよ、2012年7月6日から発売されました。
OM-D E-M5ですが、OM-D本体、関連製品、全て、3月31日(土曜日)発売されました。
オリンパスオンラインショップでは、各モデル通常の販売を受け付けています。
オンラインショップでは、リニューアル記念キャンペーンを実施しています。
「対象期間中に、一回のご注文で5万円以上(税込)(※1)ご購入のうえ、応募された方にOMシリーズまたはPENシリーズのカメラがデザインされたプレミアム切手シート(非売品)をもれなくプレゼントしております。」
非常にマイナーなtipsですが、
OM-D E-M5でフォーサーズレンズをマウントアダプタ経由使用すると、AF精度が今ひとつのようです。
ざっくりとは合っているのですが、ここというピンポイントでは大抵外れています。
そこで、拡大AF機能を使用する方法の紹介と、
禁断の手段かもしれませんが、MFアシスト機能を使用してみています。
特に、Leica D Summilux 25mm F1.4のように明るい大口径レンズの場合には、
位相差AFでもピント合わせが至難だったりします。
同様に、コントラストAFで、明るい日中ですと、コントラストがなかなか付かないことが多いので、
AF合焦は一つの指針(目安)程度だったりします。
S-AF+MFを使用しても、EVFの原寸大表示のままでは、AF合焦以上の精度で、MFで合わせ込むのは困難です。
そこで、拡大してMFという機能が重要となってきます。
Fn2に、拡大AFという、ボタンを押すと、拡大表示する機能がありますが、
この操作を多用していると、撮影動作の流れ=手際の良い操作感を少しスポイルしてしまいます。
但し、この拡大AFの機能で便利なのが、緑の四角で表示されるAF枠の縮小表示です。
通常は、全画面の35分の1がAF枠となりますが、この拡大AF使用中は、
更に、拡大率(5倍、7倍、10倍、14倍)に合わせて、AF枠が縮小されます。
例えば、拡大率14倍にしてあると、全画面の1/35のさらに、1/14の小さな緑の枠がAF枠となります。
その小さな範囲にスポットでAF合焦するようになります。
また、当然ですが、その小さなAF枠のまま、全画面内を移動できます。
ここで、OKボタンを押すと、拡大表示に切り替わり、そのまま拡大中のAFも効くようになります。
なお、AF拡大率は、この拡大表示中に、ダイヤルで変更します。(5倍から、14倍まで)
この拡大AFは、慣れると便利ですし、かなり小さなAFターゲット枠を利用可能になりますので、
AFのままで、精度を高めるのに適しています。
また、MFアシスト機能のように、ピントリングと連動していないので、MFレンズでこそ価値が出て来ます。
なお、拡大AFとMFアシスト機能は排他利用のようで、拡大AF使用中はMFアシストは停止しています。
ある意味、MFアシスト機能の一時停止としても利用できます。
しかし、いちいち、Fn2を押したり、長押しして解除したりしては面倒な場合も多々あります。
そこで、活躍しそうなのが、MFアシスト機能です。
残念ながら、AFレンズにしか使用できませんが、AF合焦に関わらず、
ピントリングを少しでも動かすと、拡大表示(5倍、7倍、10倍、14倍)して、
MFでのピント合わせをアシスト(補佐)してくれる機能です。
詳しくは、E-meisterのMFアシストの説明から。
ただし、コレが最初に搭載されたE-P1の頃は、操作性が悪くて、
再度、シャッター半押ししてAF作動するか、一旦再生などして、MFアシスト状態を解除しないと
ならなかったのですが、最近は進化して、MFアシスト状態になって暫くすると(1秒程度)、
自動的にMFアシスト解除になって、構図を再確認できる=シャッターを押して撮影できるようになっています。
これで、撮影の流れは、スムーズに行えます。
1.通常にシャッター半押しで、AF合焦させる。
2.少しピントリングを動かして、拡大表示させる。
3.MFとして、ピントリングを動かして、とことん、ピントを追い込む。
少し待つ。
4.自動的に、1.のシャッター半押し状態に戻るので、構図を再確認する。
5.シャッターを押し込んで撮影完了。
惜しむらくは、MFアシストのピントリングのキャッチが敏感すぎて、
レンズの絞り羽根挙動などでも、反応してMFアシストが起動してしまい
勝手に、拡大と、縮小を繰り返したりします。
そういったときに、上記の拡大AF機能をオンにして、MFアシスト機能を一時停止するのもあります。
今後の希望としては。
A)MFアシストのピントリングキャッチの反応時間を調整可能にして欲しい。
あるいは、レンズ自体の絞り羽根動作での誤作動をさせないように対応して欲しい。
B)MFアシストの自動解除時間の指定(0.1秒から、0.1秒刻みで1秒まで、2秒、3秒、5秒など)
をお願いします。
このお陰で、明るいレンズでの日中や逆光でのピント合わせ込みが楽になりました。
現時点で判っているOM-Dのミニ知識。
○拡大時のシャッター半押し機能設定がありますが、標準では、mode1になっています。
mode1:シャッター半押しで、拡大表示をキャンセルして通常画面に戻ります。
mode2:シャッター半押しで、拡大したままAF動作します。
また、この機能は親指AF時にも連動していますので、mode2にしていないと、拡大表示時の親指AF操作ができなくて、使いにくいと思われます。
また、マニュアルフォーカス使用中で、拡大表示している場合にも、このモード設定によって、挙動が変わりますので、構図を直ぐ確認したい方は、mode1、拡大表示したままでピントを追い込みたい方は、mode2を選択する方が良いと思います。
○内蔵EVFのフレームレートは、ピクチャースタイルをi-Finish以外に設定している時に選択できます。
○また、内蔵EVFの高速フレームレートは、フルライムAF設定に優先する。
○さらに、内蔵EVFの高速フレームレート設定は、LiveView拡大表示中は、標準レートに下がる。
○2つのダイヤルの設定が、何も設定変更していない場合、
A/Sモードでは、前ダイヤルが露出補正、後ダイヤルが、絞り・シャッタースピード。
Mでは、前ダイヤルが絞り、後ダイヤルがシャッタースピードでした。
この配置は今までの機種で設定変更していたのとは逆なので、設定変更しました。
○Fn2ボタンは、初期設定でマルチファンクションになっていますのが、
この状態で、トーンカーブ表示されたハイライト・シャドーコントロール機能となっています。
前ダイヤルがハイライトの調整、後ダイヤルがシャドーの調整となります。
例えば、ハイライトを下げて白飛びを減らして、シャドーを上げて暗部を持ち上げて撮影が簡単にできます。
○電源スイッチは、E-3のような右下の位置です。
○デフォルトのピクチャーモードがNaturalですね。
これは、上記の高速フレームレートの設定ができる・できないにも関係しているようです。
できれば、i-Finishのままで、高速フレームレートの設定可能にして欲しいですね。
次期機種への課題ですね。
○また未確認ですが、撮影後の自動画像表示については、撮影確認を1秒以上に設定しないと直ぐ消えてしまって判らない状況になるようです。
ただし、9枚連写などの高速連写のためには、OFFか、0.3秒、0.5秒程度でないと表示が負担になりそうですね。
なお、OM-D E-M5の高感度画質向上の点から、オートISO感度の上限はISO1600の標準設定のまま、
ノイズフィルターの設定となる、長秒時ノイズ低減、高感度ノイズ低減はいずれもオフに設定しています。
子供の頃、一生懸命七夕飾りを作ったのを思い出しました
楽しかったなぁ
by 駅員3 (2012-07-07 18:39)
こんばんは〜。
いいですねこのレンズ。
ボケも自然で、かなりの描写力と見ました!
by shiba.n (2012-07-07 21:40)
こちらは昼から雨が止み、少しだけ星も月も見えた夜でしたよ^^
by カリメロ (2012-07-07 23:51)
おぉ、お買い上げですか。おめでとうございます!
用途次第では重宝しそうな画角ですね。
by えがみ (2012-07-08 01:04)
オリンパスの統一感のある描写で安心して
使える様ですね。
ボケは、45㎜F1.8からさらに磨きを
かけてきたみたいで素晴らしい。
女性の後ろ姿、好きな写真です。
by ocelot (2012-07-08 09:39)
お約束のフィギュアw
たまにこういう部分があるから普通のアート・フォト系と違って面白いです^^
by ちょいのり (2012-07-08 11:40)
私も、7・8日 OM-D E-M5+75mm F1.8 で試写しました。
描写力はD800+大三元に優るとも劣らないですね・・
オリらしく眼で見えない遠くを見せてくれる・・顕微鏡といっても
言い過ぎではない・・感じです。
オリのサイトのサンプル写真はすべてF1.8 です
F1.8 で最短撮影距離(84cm)から風景撮影までカバーします。
F8 に絞れば・・顕微鏡・・(*_*)
E-M5は力不足・・特にAF精度が追いつかない・・(; ;)
こんなレンズをD800で使いたい・・(^^)
by たもぎ (2012-07-08 17:25)