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5月1日、群馬県沼田市まで、発知のヒガンザクラ、上発知の枝垂れ桜を見に行ってきました。今年最後かもしれませんが、一本さくらをOlympus E-5と、OM-D E-M5で撮ってきました。その1 [さくら便り]

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5月4日の金曜日の朝です。
5月2日からの大雨も、大半が東北地方も抜けて北海道に達しているようです。
関東を抜けた大雨は、岩手県から福島県の東北の太平洋側では、5月3日から今朝にかけての24時間に200ミリから300ミリの雨が降り、5月としては記録的な大雨となっている箇所があるようです。

今朝も、曇り空の東京ですが、今日の天気予報も悪いです。
雨雲が居座っているようで、曇り時々雨の予報となっています。
事前の予報と違って、大雨後の天候の回復が遅れいてるようです。
ちょうど、ゴールデンウィークと重なってしまい、残念な連休となっています。
来週も、平日は好天気が続きますが、週末に崩れてしまうようです。

曇り空の5月1日。 
関東近県の1本桜で有名な群馬県沼田市の桜を見に行ってきました。 

ということで、午後になってから13時出発で愛車に乗って、関越から群馬県へ向かいました。
途中、所沢付近を含めて、結構の雨量の箇所が、数カ所ありまして、
雨に弱い愛車では怖いところですが、最近の高度排水路面によって、従来では考えられないくらい楽に、
雨中のドライブが可能になっていました。
とにかく、時速80Kmを超えると、ハイドロプレーニング現象で、足下が不安定になるハズの所が、
水溜まりは皆無で、時速100Km 程度では、びくともしないほどですから、凄いです。

そして、沼田市近辺も、日中の明るさですが、ドンヨリとして、何かあれば降り出しそうな天気でした。 

そんな中、プリントした地図数枚と、iPhone 4Sだけを頼りにして、 
発知のヒガンザクラ 
上発知の枝垂れ桜 
を見てきました。 

この群馬県、発知、上発知ですが、2010年の4月19日に、某ツアー会社の桜ツアーの下見に行かれる斎藤功一郎先生に、yamaさんと供に、連れて行って貰って以来ですので、約二年ぶりの再訪となります。 
この発知、上発知の桜は、大体、発知が4月中旬から下旬、上発知が4月下旬から5月上旬に咲くのですが、
この年は、今年のように桜井の開花が遅く、この時は、 まだまだ、蕾だらけでした。 

発知の桜は、樹齢500年以上のヒガンザクラの群馬県指定の銘木です。 
上発知の枝垂れ桜ですが、 持ち主が許可しないので、沼田市の「市の銘木」以上にはならないでいますが、 
実際には、国指定クラスの銘木です。 

今回は、事前情報で、発知の桜は、4月28日に満開となっていたようですので、 
多分葉桜かな?と想定したとおり、実際に見た光景も、葉桜混じりの桜でしたが、 
壮大なスケールに圧倒されるばかりです。 ただ、まだ、散り始めている様子ではなかったです。

そして、そこから少し標高が上がった上発知では、5月1日が満開だったようです。 
生憎の曇天の空でしたが、その素晴らしい光景は、晴天、曇天、関係なく見事なモノです。 

発知、上発知と、2時間弱くらい撮影して、早々に帰りました。 
練馬で多少込んでいましたが、19時には帰宅できましたので、 
滞在2時間を含めて、往復6時間の旅でした。

反省点としては、先に、満開だった上発知の枝垂れ桜の方に撮影に行くべきだったと思いました。

今回の撮影は、Olympus E-5と、Olympus OM-D E-M5の両カメラと、
 Leica D Summilux 25mm F1.4レンズ、ED50mm F2.0 Macroレンズと、
 ED7-14mm F4.0レンズ、ED150mm F2.0レンズの撮影です。OM-D装着時は、MMF-2併用です。

OM-D E-M5+MMF-2+Leica D Summilux 25mm F1.4レンズで撮っています。
1)田畑の向こうの丘に立つ発知のヒガンザクラ
M5013586_1280x960_補正済.jpg
OM-D E-M5+MMF-2+ED150mm F2.0レンズで撮っています。
2)発知の桜と愛車NSX-Rと
M5013627_1280x960_補正済.jpg
OM-D E-5+ED50mm F2.0Macroレンズで撮っています。
3)発知のヒガンザクラは、既に葉桜混じりの桜でした。
E5017363_1280x960_補正済.jpg
場所を移動して、上発知の田んぼの中です。
OM-D E-M5+MMF-2+ED50mm F2.0Macroレンズで撮っています。
4)満開の上発知の枝垂れ桜
M5013697_1280x960_補正済.jpg
OM-D E-M5+MMF-2+ED50mm F2.0Macroレンズで撮っています。
5)少し近付いて。赤のちゃんちゃんこのお地蔵様が目につきます。
M5013701_CP1_1280x853.jpg
Olympus OM-D EM-5とED7-14mm F4.0レンズで撮っています。
6)超広角7mm(35mm換算14mm相当)でみる上発知の桜の風景
M5013704_1280x960_補正済.jpg
Olympus OM-D EM-5とED7-14mm F4.0レンズで撮っています。
7)広角14mm(35mm換算28mm相当)でみる上発知の桜の風景
M5013705_1280x960_補正済.jpg
Olympus E-5とED7-14mm F4.0レンズで撮っています。
8)枝垂れ桜とお地蔵様と
E5017445_1280x960_補正済.jpg
Olympus E-5とED150mm F2.0レンズで撮っています。
9)こちらも、枝垂れ桜のアップとお地蔵様と
E5017450_1280x960_補正済.jpg
Olympus E-5とED150mm F2.0レンズで撮っています。
10)この日、撮影に来ていたカメラマンさんは、手前に2人、枝垂れ桜の辺りに1人、いるだけでした。
E5017459_1280x960_補正済.jpg




<<お知らせ>>
オリンパスデジタルカレッジに、2012年5月からの講座がのりました。
4月に続いて土屋勝義先生の人物撮影テクニック(東京)(4回講座)エピソードIIが案内開始されました。
今回のスケジュールは以下となっています。
1回目 5月12日(土) 13:00-16:00 撮影 東京都内 ←多分、新宿モノリスか築地だと思います。
2回目 5月25日(金) 19:00-21:00 講義 新宿モノリスビル
3回目 5月27日(日) 13:00-16:00 撮影 東京都内 ←都内ハウススタジオでしょうか?
4回目 6月 8日(金) 19:00-21:00 講評 新宿モノリスビル

受講料金:フォトパス会員には、フォトパスポイント充当での割引があります。
フォトパスプレミア会員(会員証をお持ちの方)26,000円(税込)
フォトパスプレミア会員以外の方:27,000円(税込)
※撮影会時のモデル代(2名)、ハウススタジオ代、傷害保険代を含みます。
既に、4月25日で締め切られしまいました。

OM-D E-M5ですが、OM-D本体、関連製品、全て、3月31日(土曜日)発売されました。

オリンパスオンラインショップでは、各モデル通常の販売を受け付けています。

オンラインショップでは、リニューアル記念キャンペーンを実施しています。
「対象期間中に、一回のご注文で5万円以上(税込)(※1)ご購入のうえ、応募された方にOMシリーズまたはPENシリーズのカメラがデザインされたプレミアム切手シート(非売品)をもれなくプレゼントしております。」

非常にマイナーなtipsですが、
OM-D E-M5でフォーサーズレンズをマウントアダプタ経由使用すると、AF精度が今ひとつのようです。
ざっくりとは合っているのですが、ここというピンポイントでは大抵外れています。
そこで、拡大AF機能を使用する方法の紹介と、
禁断の手段かもしれませんが、MFアシスト機能を使用してみています。

特に、Leica D Summilux 25mm F1.4のように明るい大口径レンズの場合には、
位相差AFでもピント合わせが至難だったりします。
位相差AFのセンサーも、明るさに合わせて、F2.8用、F5.6用、それに、最近のニコンやキヤノンのフラグシップモデルではF8センサーまで用意されていたりします。
これは、その明るさに最適化されているので、他の明るさ(明るすぎたり、暗すぎたり)すると、
合焦しなかったり、合焦しても時間が掛かったりします。
F1.4や、F1.2といった明るい大口径レンズの場合には、どこの会社でも、それにマッチした位相差AFセンサーは積んでいません。
F2.8センサーでの過剰動作として、合えば良いなくらいの状況です。
まして、コントラストAFで、明るい日中ですと、コントラストがなかなか付かないことが多いので、
AF合焦は一つの指針(目安)程度だったりします。

そこで、位相差AFのE-5でも、S-AF+MFというAF合焦後はMF動作(微調整用)常時可能という機能を使用しているのですが、OM-D E-M5でも、S-AF+MFに設定しています。
但し、EVFそのままのサイズでは、AF合焦以上の精度で、MFで合わせ込むのは困難です。
そこで、拡大してMFという機能が重要となってきます。

Fn2に、拡大AFという、ボタンを押すと、拡大表示する機能がありますが、
この操作を多用していると、撮影動作の流れ=手際の良い操作感を少しスポイルしてしまいます。

但し、この拡大AFの機能で便利なのが、AF枠の縮小表示です。
通常は、全画面の35分の1がAF枠となりますが、この拡大AF使用中は、
更に、拡大率(5倍、7倍、10倍、14倍)に合わせて、AF枠が縮小されます。
例えば、拡大率14倍にしてあると、全画面の1/35のさらに、1/14の小さな緑の枠がAF枠となります。
その小さな範囲にスポットでAF合焦するようになります。
また、当然ですが、その小さなAF枠のまま、全画面内を移動できます。
ここで、OKボタンを押すと、拡大表示に切り替わり、そのまま拡大中のAFも効くようになります。
なお、AF拡大率は、この拡大表示中に、ダイヤルで変更します。(5倍から、14倍まで)

この拡大AFは、慣れると便利ですし、かなり小さなAFターゲット枠を利用可能になりますので、
AFのままで、精度を高めるのに適しています。
また、MFアシスト機能のように、ピントリングと連動していないので、MFレンズでこそ価値が出て来ます。
なお、拡大AFとMFアシスト機能は排他利用のようで、拡大AF使用中はMFアシストは停止しています。
ある意味、MFアシスト機能の一時停止としても利用できます。

しかし、いちいち、Fn2を押したり、長押しして解除したりしては面倒な場合も多々あります。
そこで、活躍しそうなのが、MFアシスト機能です。
残念ながら、AFレンズにしか使用できませんが、AF合焦に関わらず、
ピントリングを少しでも動かすと、拡大表示(5倍、7倍、10倍、14倍)して、
MFでのピント合わせをアシスト(補佐)してくれる機能です。

詳しくは、E-meisterのMFアシストの説明から。

ただし、コレが最初に搭載されたE-P1の頃は、操作性が悪くて、
再度、シャッター半押ししてAF作動するか、一旦再生などして、MFアシスト状態を解除しないと
ならなかったのですが、最近は進化して、MFアシスト状態になって暫くすると(1秒程度)、
自動的にMFアシスト解除になって、構図を再確認できる=シャッターを押して撮影できるようになっています。
これで、撮影の流れは、スムーズに行えます。
1.通常にシャッター半押しで、AF合焦させる。
2.少しピントリングを動かして、拡大表示させる。
3.MFとして、ピントリングを動かして、とことん、ピントを追い込む。
少し待つ。
4.自動的に、1.のシャッター半押し状態に戻るので、構図を再確認する。
5.シャッターを押し込んで撮影完了。

惜しむらくは、MFアシストのピントリングのキャッチが敏感すぎて、
レンズの絞り羽根挙動などでも、反応してMFアシストが起動してしまい
勝手に、拡大と、縮小を繰り返したりします。
そういったときに、上記の拡大AF機能をオンにして、MFアシスト機能を一時停止するのもあります。

今後の希望としては。
A)MFアシストのピントリングキャッチの反応時間を調整可能にして欲しい。
  あるいは、レンズ自体の絞り羽根動作での誤作動をさせないように対応して欲しい。
B)MFアシストの自動解除時間の指定(0.1秒から、0.1秒刻みで1秒まで、2秒、3秒、5秒など)
をお願いします。

このお陰で、明るいレンズでの日中や逆光でのピント合わせ込みが楽になりました。

現時点で判っているOM-Dのミニ知識。
○拡大時のシャッター半押し機能設定がありますが、標準では、mode1になっています。
mode1:シャッター半押しで、拡大表示をキャンセルして通常画面に戻ります。
mode2:シャッター半押しで、拡大したままAF動作します。
また、この機能は親指AF時にも連動していますので、mode2にしていないと、拡大表示時の親指AF操作ができなくて、使いにくいと思われます。
また、マニュアルフォーカス使用中で、拡大表示している場合にも、このモード設定によって、挙動が変わりますので、構図を直ぐ確認したい方は、mode1、拡大表示したままでピントを追い込みたい方は、mode2を選択する方が良いと思います。

○内蔵EVFのフレームレートは、ピクチャースタイルをi-Finish以外に設定している時に選択できます。
○また、内蔵EVFの高速フレームレートは、フルライムAF設定に優先する。
○さらに、内蔵EVFの高速フレームレート設定は、LiveView拡大表示中は、標準レートに下がる。
○2つのダイヤルの設定が、何も設定変更していない場合、
 A/Sモードでは、前ダイヤルが露出補正、後ダイヤルが、絞り・シャッタースピード。 
 Mでは、前ダイヤルが絞り、後ダイヤルがシャッタースピードでした。 

この配置は今までの機種で設定変更していたのとは逆なので、設定変更しました。 

○Fn2ボタンは、初期設定でマルチファンクションになっていますのが、
 この状態で、トーンカーブ表示されたハイライト・シャドーコントロール機能となっています。
 前ダイヤルがハイライトの調整、後ダイヤルがシャドーの調整となります。
 例えば、ハイライトを下げて白飛びを減らして、シャドーを上げて暗部を持ち上げて撮影が簡単にできます。
○電源スイッチは、E-3のような右下の位置です。 
○デフォルトのピクチャーモードがNaturalですね。 
 これは、上記の高速フレームレートの設定ができる・できないにも関係しているようです。
 できれば、i-Finishのままで、高速フレームレートの設定可能にして欲しいですね。
 次期機種への課題ですね。
○また未確認ですが、撮影後の自動画像表示については、撮影確認を1秒以上に設定しないと直ぐ消えてしまって判らない状況になるようです。
 ただし、9枚連写などの高速連写のためには、OFFか、0.3秒、0.5秒程度でないと表示が負担になりそうですね。

なお、OM-D E-M5の高感度画質向上の点から、オートISO感度の上限はISO1600の標準設定のまま、
ノイズフィルターの設定となる、長秒時ノイズ低減、高感度ノイズ低減はいずれもオフに設定しています。

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コメント 13

モカ

素敵な風景ですね ♪
降るように垂れる桜が本当に綺麗です。
by モカ (2012-05-04 14:17) 

kjisland

こんなすばらしい景色をお一人で独占?!と思ったら、三脚を据えたお二人さんがいたのですね。お近くの方なんでしょうか?樹齢500年というのも、相当なものですものねえ。お気を付けて。。。
by kjisland (2012-05-04 14:57) 

楽しく生きよう

楽しませていただきました。
by 楽しく生きよう (2012-05-04 16:01) 

駅員3

なんと見事な桜を、なんと見事に切り取られていることか。
さりげなく愛車もいれて、goodです。
赤い前垂れをしたお地蔵様が多くのことを物語っているように感じます。
桜の下には石仏群があるのでしょうか。
私もここにいってみたくなりました。

5/6の件は、是非是非お時間さえ合えばお越しください。
お会いできるのを楽しみにしています。
by 駅員3 (2012-05-04 19:16) 

reorio

2枚目、kiyoさんの愛車ですね^^
枝垂れ桜にお地蔵さん、薄い雨がソフトフィルターの効果になって
優しい雰囲気が伝わってきます。
結構赤がはっきり出ますね(ノ゚ρ゚)ノ
by reorio (2012-05-04 19:35) 

cheese999

きれいな桜ですね。
(^_0)ノ
by cheese999 (2012-05-04 20:27) 

mamii

枝垂れ桜、綺麗ですね。
by mamii (2012-05-04 20:38) 

hatumi30331

見事な枝垂れに赤いお地蔵さん〜
素敵です!^^
by hatumi30331 (2012-05-04 22:35) 

末尾ルコ(アルベール)

素敵なコメントありがとうございます(←意外と恐縮している様子 笑)

                                   RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2012-05-05 01:55) 

mitton

おぉ!NSXですね^^
初めて拝見させていただいたかも♪
by mitton (2012-05-05 05:48) 

katakiyo

桜とお地蔵さん素敵です。
心が和みます。
by katakiyo (2012-05-05 06:05) 

ぼくあずさ

沼田まで愛車を飛ばして一本桜を撮影に
行かれたのですね。真に優雅な生活です。
by ぼくあずさ (2012-05-05 09:13) 

お水番

はじめまして。
上発知の枝垂桜の写真、拝見しました。
4月の下旬に見に行く予定です。

by お水番 (2015-04-10 06:53) 

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