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Sigma 85mm F1.4レンズのレビューの続きです。今回は、Canon EOS 5D Mark II+Sigma 85mm F1.4レンズを使用して、初日のCP+2012会場での主にコンパニオンさん達の撮影からです。 [CP+2012]

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<<御礼申し上げます>>
皆様のお陰で、再び、テーマ「アート」部門1位に上がっております。
普段の2位でさえ、過ぎたご評価と自覚しておりますので、皆様には、感謝するばかりです。
本当に、いつも、ご訪問いただきまして、ありがとうございます。
僅か数日間でしたが、一位という夢を見させていただきまして、皆様には、感謝しております。

常日頃からご覧頂く皆様には、変わらぬご贔屓をお願いするばかりです。
今後とも、よろしくお願い致します。

<<継続して掲示しておきます>>
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オリンパスから、OLYMPUS Viewer 2の最新アップデートが登場しました。
記載されていないので、OM-D EM-5対応なのかは不明です。

OLYMPUS Viewer 2 アップデート Ver.1.3
http://www.olympus.co.jp/jp/support/cs/soft/index.html#ov2
Ver.1.3 (2012/02/16)
●新しいカメラの動画フォーマットに対応しました。
●画像共有サイト"Facebook"へ画像をアップロードする機能を追加しました。
●画像共有サイト"Flickr"へ画像をアップロードする機能を追加しました。
●カメラで付与したアップロード予約ファイルを絞り込み表示する機能を追加しました。
●「画像編集」ウィンドウにおいて、テキスト挿入機能を追加しました。
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さらに、OM-D E-M5のカタログと、マニュアルが公開中でした。
http://support.olympus.co.jp/jp/support/dlc/product_details_infomation.cfm?pid=745
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今日は、みんぽすさんから、お借りしましたSigmaさんの85mm F1.4レンズのレビューの続きです。
本格的と書いたCP+2012会場での使用からのレポートです。

今回、CP+2012には、3回訪れました。
その内、初日と、3日目の2回は、メインのOlympus E-5+ED14-35mm F2.0SWD+FL-50Rのセットに加えて、Canon EOS 5D Mark II+Sigma 85mm F1.4レンズを持って出かけました。
超重たいので、撮影会でもないのに、リュックタイプのカメラバッグを背負って出かけました。
流石に、この組合せのほぼ同等のカメラを2セット収納するだけの大きさのバッグではないので、常に1セットは、手持ち・首掛けしていて、もう1セットは、バッグに収納しているスタイルでした。

Olympus E-5の方は、F2と明るい標準域ズームレンズ(35mm換算28mm-70mm相当)に加えて、ハイスピード発光(FP発光)の出来るFL-50Rというストロボ装着で、すっかりブツ撮り、モデルさん・コンパニオンさん撮りスタイルです。
方や、Canon EOS 5D Mark2の方は、85m 1.4の明るい単焦点レンズで、室内光そのままで撮るスタイルです。
同じモデルさんを、同じタイミングで、1セットずつ取り替えては撮影すると、違いが分かって良いのですが、流石に、大勢が集まっているイベント会場で、そのような勝手な振る舞いは出来ません。

一通り、メインのOlympus E-5+ED14-35mm F2.0SWD+FL-50Rのセットで会場を回ってから、
もう一セットのCanon EOS 5D Mark II+Sigma 85mm F1.4レンズで会場を撮って回るという形にしました。というか、必然的にそうなりますね。

そもそも、ポートレート用と言われる単焦点レンズの話をしておきます。
24mmから、28mmといった広角、超広角れんずでのポートレートは、背景が中心となります。
 如何に、モデルさんを活かしながら、広々と撮れるのか?、
 背景を出しながら、モデルさんをメインに出来るかが勝負となります。
 ポートレートなので、寄ってモデルさんを大きく、背景を広くが一つの基本かもしれません。

35mmは、準標準レンズです。両目で見た場合の視野の範囲と言われています。
 この場合にも、広く、大きく写りがちな背景とのバランスを取りながら、
 背景を格好良く撮るのか?、モデルさんを中心に撮れるのかが重要です。

50mmは、標準レンズですから、ポートレートでも基本です。
 近寄ればアップで、遠ざかれば、全身を撮れますので、どう撮るのか、足を使うフットワークが重要です。
 ついつい、離れて全身を撮る事が多いですが、標準レンズの良さは、モデルさんとの撮影距離の近さも
 あります。
 目と鼻の先で、話ながら、気軽に撮っていくスナップ的な撮影にも向いています。

85mmは、ポートレート用レンズと言われています。
 普通に撮れば、バストアップ=上半身がキレイに撮れます。
 寄りすぎて、顔のアップばかりになると、背景がなくなりますので要注意です。
 逆に、開放近くでは、背景がかなりボケますので、あまりキレイ出ない場所(背景が汚い)での撮影で、
 背景を大きくボカして撮るのにも使えます。
 基本的に、モデルさんをバストアップ以上で寄って撮る形になりますので、
 如何に、モデルさんの細部まで(顔、肌、毛穴、髪のセット・たなびき、髪の毛)をキレイに撮るかに
 腐心すると思います。

135mmは、中望遠単焦点レンズです。そろそろ、背景はボケるというよりも、大きく溶けます。
 また、背景が近寄って見える圧縮効果が見えてきます。
 モデルさんを浮かぶ上がらせる効果も高くなりますので、バストアップを浮かび上がらせたり、
 フットワークでかなり撮影距離を離れてですが、全身を背景から浮かび上がらせて撮るとキレイです。

200mmから300mmは、望遠レンズです。
 昔、雑誌の撮影などでは、300mm F2.8のいわゆる「さんにっぱ」の時代が長く続きました。
 上記の135mmで書いた望遠の圧縮効果や、被写体を浮かび上がらせる効果が絶大ですので、
 色味や、明るいさ以外として、背景に関係なく、モデルさんをフワッと浮かび上がらせて撮るのが基本です。
 背景は、ほぼ関係なく、どんなにキレイな所でも、あるいは、どんなに汚いところでも、
 同じように、撮る事が出来ます。
 しかし、背景が溶けた色合いと明るさは、そのまま出て来ますので、イメージした通りの画面となる背景を
 選ぶロケーション選択も重要です。

そんなコトを基本に考えながら、今回のCP+2012会場での撮影からです。
こういったイベント会場では、ブースそのものや、置かれている製品はライトアップされていて、
フラッシュ・ストロボなしでも、キレイに撮れます。
しかし、パンフレットなどを持って立っているモデルさん、コンパニオンさんは、
カラダは明るく照らされていますが、顔は暗いままのことが多いです。
そこで、イベント撮りでは、ストロボ撮影が基本というか、間違いがないです。
最近は、RAW撮影して、顔の部分だけ明るくするという調整で十分なのですが、
ストロボで補助光を焚けば、ポンっと一発で、JPEG撮って出しでキレイな写真になります。

生憎と、今回は、メインのOlympus E-5には、ストロボを用意しましたが、
そもそも、Canon EOS 5D Mark2には、内蔵ストロボもなければ、外付けストロボも購入していません。
となると、明るい単焦点レンズの明るさと、会場の明るさに頼るしかありません。

ちょっと困る点は、他の方のストロボ発光時に被って撮ると、露出オーバーや、色バランスがずれることですが、コレばかりは、大勢で撮影するイベントや、囲みの撮影会では、致し方ないコトです。

ということで、写真ですが、2月9日の初日からのセレクトからです。

Sigma 85mm F1.4 EX DG HSM
「自然な遠近感を備えた大口径中望遠レンズ。F1.4 の美しいボケと明るさを活かしたポートレートや風景、
 夕暮れのスナップに最適です。SLD(特殊低分散)ガラスとグラスモールド非球面レンズを採用し、
 諸収差を良好に補正。全撮影距離で高画質を実現しています。
 スーパーマルチレイヤーコートの採用により、フレア・ゴーストの発生を軽減。
 開放からシャープでコントラストの高い描写を実現します。
 HSMの搭載により、AFスピードの高速化と静粛性を実現。
 9枚羽根の円形絞りを採用し、円形の美しいボケを表現します。

 ポートレートに最適な中望遠レンズ
 85mmの自然な遠近感と美しいボケ表現が可能な大口径中望遠レンズ。
 F1.4の明るさと、開放付近の浅い被写界深度、素直なボケ味を活かしたポートレートや夕暮れ、
 風景等の撮影に最適です。APS-Cサイズデジタル一眼レフカメラに装着すると、
 127.5mm相当*の画角を持つ大口径レンズとして使用できます。」

今回も、文章は極力排して、写真を一杯です。

オリンパスから、OM-D E-M5が発表されています。
2月15日から、オリンパスプラザ東京と、オリンパスプラザ大阪で、OM-Dが触って試せるようです。
いよいよCP+2012では触れなかった多くのヒトにも、また、疑問点があって再度触りたかった方にも、
試せるチャンスです。今は、ベータ版ですが、徐々に改善されて最終版になる様子も伺えると思います。

発売は3月下旬というのことで、絶賛予約受付中です。
予約特典は、防塵・防滴のフォーサーズアダプタMMF-3か、32GBのSDHCカードです。
どうせならば、バッテリグリップHLD-6も付けて貰えると、ぐーんと予約購入の方が増えた気がします。
○OM-D予約キャンペーンの情報
噂どおり、防塵防滴フォーサーズアダプタMMF-3か、32GB SDHCカードの2択です。

すでに、オリンパスオンラインショップでは、各モデル100人台限定の3年間延長補償付き予約販売を受け付けています。9日の晩に、一旦、品切れになりましたが、10日朝には回復していました。
<<現在のところ、問題なく購入できるようです。さあ、オンラインショップでご購入を、どうぞ。>>


写真は、浜離宮恩賜庭園での光景からです。

機材は、浜離宮恩賜庭園でのシーンは、EOS 5D Mark II+Sigma 85mm F1.4レンズです。
1)ピントは、左奧の女性の方に合わせていますので、中央の女性は前ピンでボケています。
IMG_8428_1280x853.JPG
2)Canon 1D Xの巨大な看板。
IMG_8429_1280x853.JPG
3)Cinema EOSの風貌
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4)キヤノンの美女
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5)ニコンの美女
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6)カラフルな小型三脚MeFOTOのポートレート
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7)Casio
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8)
IMG_8453_1280x853.JPG
9)タムロン
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10)Sigmaの大砲というかバズーカ超巨大望遠レンズ
IMG_8460_1280x853.JPG
11)
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12)この背景から浮き出た立体感が良いですね。
IMG_8444_1280x853.JPG
13)Sigmaブースの人気者ちゃん。笑顔で応えてくれました。
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14)ペンタックスリコーブースの美女。
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15)同じくペンタックスリコーブースの美女まきさん。
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16)Pentax RicohのK-01の紹介ショーから。足のシルエットがキレイでした。
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17)ソニーの不思議な一角。
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18)これだけのモデルさんを集めたソニーの快挙でしょうか?
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19)オリンパスブース受付にて。おすまし顔。
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20)笑顔。
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21)OM-Dの巨大ポスター
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22)OM-D+MMF-3+ED14-35mm F2.0SWDの勇姿。手前は、付属の防塵防滴ストロバかと。
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PhotoAritst 2012写真展が無事に終了されました。
少し間を置きますが、神田小川町のオリンパスプラザショールーム内のミニギャラリーに展示されることになりました。
2月22日から、3月7日までの2週間です。
作品は、参加者8人が、A2のアクリルスペースに、思い思いの展示をします。
A2をドーンと1作品もあるかもしれませんし、A3を2枚、A3を4枚もあるし、2Lを沢山並べてというのもあるかもしれません。
当日になってみないと、どんな作品展示なるかは、我々もわかりません。
ご期待下さい。

8人で綴る東北への思い。復興への願い。

PhotoAritst 2012講座写真展の続きが、オリンパスプラザ東京内ミニギャラリーに展示されます。
場所:〒101-0052 千代田区神田小川町1-3-1 NBF小川町ビル(旧:小川町三井ビル)1F
オリンパスプラザ東京へのアクセス

都営地下鉄新宿線 小川町駅 A6出口エレベーター出てすぐ。
東京メトロ丸の内線 淡路町駅 A6出口エレベーター出てすぐ。
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 A6出口エレベーター出てすぐ。 

2月22日(水曜日)から、3月17日(水曜日)までの2週間。
10:00から18時までとなります。
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コメント 4

楽しく生きよう

6)の三脚の兄弟を使っています。
結構重宝してます。
by 楽しく生きよう (2012-02-18 12:14) 

亀仙人 孝禎

SIGMAのバズーカはチョッとした車1台分の価格ですから庶民離れはしていますが、こうやって見るとカメラで撮るってよりはレンズで撮る?(爆
200-500mm F2.8 / 400-1000mm F5.6ってどんな写りになるんでしょうね?(笑)
希望小売価格で2,500,000円で値が落ちているとしてもどんな人が買うんだろう・・・?????(笑)
by 亀仙人 孝禎 (2012-02-18 17:08) 

perseus

おはようございます。
駆け出し素人写真小僧の私にも非常によく分かる
単焦点の画角別の説明ですね。
ものすごく参考になりました。
by perseus (2012-02-19 09:33) 

kiyo

楽しく生きよう さん、
niceとコメントをありがとうございます。
そうなんですんか。
小型な割にいろいろ使えて、便利そうですね。

亀仙人 孝禎 さん、
niceとコメントをありがとうございます。
Sigmaのバズーカレンズは、ガタイも凄いですが、値段もですね。
流石のニコン・キヤノンのフラグシップ一眼レフを装着しても、オモチャのように見えますからね。
もう、どんな世界が見えるかですが、わかりませんね。
このクラスのレンズは、氷原・大雪原の鶴などの野鳥の撮影など、かなり特殊な撮影くらいだと思いますが、値段的にも、凄いので、誰が購入するのかは皆目不明ですね。

perseus さん、
niceとコメントをありがとうございます。
お言葉ありがとうございます。
いえいえ、言葉足らず、言い足らずなので、お役に立てるものかどうかわからずに書いているのですが、少しでも、お役に立てたならば嬉しいです。
ありがとうございます。

by kiyo (2012-02-19 11:39) 

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