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みんぽすさんから、フジフイルム『FinePix REAL3DW3』及び3Dデジタル映像システムをお借りしてのレビューです。 [みんぽすレビュー]

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みんぽすさんから、フジフイルム『FinePix REAL3DW3』及び3Dデジタル映像システムをお借りしました。
お借りしている製品は、2つ
○世界でただ一つ、HD動画が撮れる3Dデジタルカメラ『FinePix REAL3D W3』
○3D映像を高画質に映し出す8.0型液晶3Dビューワー『FinePix REAL3D V1』
そして、もう一つ、提供されるサービスが、3Dプリントサービスの『FUJIFILM 3Dプリント』

いつも、楽しくレビューさせて頂いている みんぽす さんからのお貸し出し品ですが、今回ほど、苦労する製品はなかったと、使用しながら思いました。

要するに、3Dの撮影と、撮影後のビューイングは、提供された機材だけしか見られないというジレンマです。
blogにアップしても、ほとんどの方には、見られない訳です。

とはいえ、立体的に撮影する為に配置された左右2つのレンズによる三次元撮影は、本格的なモノですし、現時点で、これ以上の完成された3D撮影〜ビューイング〜3Dプリントといったシステムは、他にはありません。

紹介しながら矛盾しますが、3Dデジタルカメラ FinePix REAL3D W3の良さは、是非、カメラ店、カメラ量販店、富士フィルムのサービス拠点などで、実機を手に取って、3D撮影を試される事をお勧めします。
裸眼3D視という難しい表示が、見事になされている事に驚かれる事必死です

3Dデジタルカメラ FinePix REAL3D W3は、昨年2010年9月発売になった民生用としては唯一無二の3Dデジ多雨カメラです。
1000万
光学ズーム3.0倍
液晶モニター3.5型3DLCD
最高感度ISO1600
高感度2枚撮り
顔キレイナビ(2Dのみ)
ブレ軽減

○写真も動画も高画質な3Dをオートで撮影
メガネなしで楽しめるハイビジョン対応の3Dハイビジョン動画・3D静止画を、誰でもカンタンに!
○3Dを撮ったその場で楽しむ
プレミアムクリア3D液晶で撮りながらも、撮ったその場でも、メガネなしで3Dをくっきり見られます!
○多彩な機能で2Dも撮れる
連写、マニュアル撮影など、多彩な機能を搭載。1000万画素、光学3倍ズームで2D撮影もできます。
○拡がる3Dの世界
3D映像を撮る・観る・編集する・プリントする。「FUJIFILM FinePix REAL 3D System」の楽しみ方。
○FinePix REAL 3Dテクノロジー
W3を支える高度な技術。コンパクトなボディに2つのフジノンレンズ、2基のCCD、そして3Dハイビジョン動画記録を実現するエンジンを搭載。
○インテリジェントなデザイン×機能
操作性とスタイリッシュを追求したインテリジェントデザイン。3D撮影も2D撮影も堪能できる多彩な機能が充実。

FinePix REAL3D V1は、3D映像を高画質に映し出す8.0型液晶3Dビューワーです。
3D/2D両用カラー液晶 3D:パララックスバリア方式
8.0 型
横800×縦600(3D時は400×600×2チャンネル)
512MB

○裸眼のままで、高画質に、3D映像を堪能できる
裸眼で3D映像が楽しめる。直感的な操作と高画質な3D映像表示を両立した、3Dビューワー。
○3D液晶モニターシステム
独自の技術で、人の目が感じるままの立体感を実現
○8.0型高解像度液晶パネル
○光るタッチバー&タッチキー
○多彩な再生機能
20種類の多彩なスライドショー再生を3D/2D映像で楽しむことができます。
ステレオ音声付きの動画再生にも対応。また、検索機能も充実。
5枚表示/9枚表示/マイクロサムネイルから見たい画像を選ぶこともできます。

FUJIFILM 3Dプリントですが、
富士フイルムが長年培ってきた写真プリント技術の応用による高解像度で色彩の美しいプリントと、立体感を生み出すレンチキュラーシートを一体化し、高精細でキレイな3Dプリントをおとどけするサービスです。
FUJIFILM 3D プリント(クリアタイプ カードサイズ)NEW
FUJIFILM 3D プリント(クリアタイプ・クリアタイプ[内接])
FUJIFILM 3D プリント

カードサイズNEW、KGサイズ、2Lサイズ

これらを持って知る事は、富士フィルムの本気度です。
かなり本気の3Dシステムを構築しています。
後は、問題なのは、普及度の問題だけです。
だけですが、これが大問題です。
せっかく撮った3D画像を、表示する媒体が、自分の手元のカメラ、8インチ3D対応専用ビューワか、3Dプリントしかないのです。
同じシステムを持っているどうしてでないと、楽しめません。
逆に言えば、世界中で、この富士フィルムの3Dシステムを持ってさえいれば、3D撮影したデータだけで、楽しめる事になります。

例えば、おじいちゃん/おばあちゃんに、8.0型の専用3Dビューワを差し上げておけば、孫の立体写真を記録したSDカードを送付するだけで、可愛いお孫さんの立体画像が楽しめるわけです。

ところが、一番向かないのが、一般的なWWWの世界です。
ほとんどの人は、3D対応のPC用大型液晶ディスプレイなど持っていません。
もっとも普及している2Dの画像表示デバイスは、iPhone/iPod/iPad・iPad2や、Androidデバイスなどでしょうが、これらでの3D表示は、現在不可能なだけんでなく、近い将来では、まだまだ見込めません。

要するに、ほとんどの場合、blogに3D画像を掲示しても、現時点では意味がないということです。
これが、冒頭の嘆きに繋がります。

なお保存される画像ファイルのフォーマットですが、
2Dは、JPEGファイル
3Dは、MPOファイル
となります。
これも、ほとんどのPC/Macのシステムでは、MPOファイルは利用できないと思われます。
唯一、可能性があるのは、NINTENDO 3DSの立体表示です。
画素数を大きく撮らなければ、互換すると思われます。

また、難点は、8.0型液晶3DビューワーのFinePix REAL3D V1の操作性の悪さもあります。
画像の表示自体は綺麗ですが、画像のセレクト、画像の検索など、非常に遅くて、イライラしました。
また、分類分けの機能が不十分です。
複数のフォルダに置かれている写真/画像/3D写真が、まとめて、表示されてしまいます。
フォルダ分けされないので、画像の表示/検索などの処理が遅いと思われます。
将来的な改善モデルでは、こういったせっかくの3Dビューワーでの3D画像処理/表示の高速化/効率化をはかってほしいモノです。

なお、FUJIFILM 3D プリントサービスは、これから試してみる予定です。
3Dプリントが到着したら、また、ご紹介します。

今日の写真ですが、あいにくと、3D撮影した画像のMPOファイルでは、ほとんどの方が見えないので、
申し訳ないですが、3Dカメラを撮影した画像などだけです。
まったく、申し訳ないです。

機材は、Olympus E-P3+MMF-2+ED50mm F2.0 Macroレンズです。
1)3Dデジタルカメラ『FinePix REAL3D W3』
39113831_1280x960_補正済.jpg
2)
39113847_1280x960_補正済.jpg
3)
39113851_1280x960_補正済.jpg
4)これは、視差(パララックス)の補正スイッチです。
 左右に倒すと、立体感の補正になります。
39113859_1280x960_補正済.jpg
5)せっかくの3D表示も、他のカメラから撮影すると2Dになってしまいます。
39113860_1280x960._補正済jpg.jpg
6)FinePix Z系等に良くにたダイヤルです。
  なお、A3Dダイヤルは、3Dを、2枚別々の撮影から合成するモードです。
39113861_1280x960_補正済.jpg
7)8.0型液晶3Dビューワー『FinePix REAL3D V1』の起動画面
39113873_1280x960_補正済.jpg
8)これは、手持ちの2D画像ですが、それなりに立体化して表示してくれるモードもあります。
39113866_1280x960_補正済.jpg
9)インデックス表示モード
39113870_1280x960_補正済.jpg








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robotic-person

昔の新し物好きの私でしたら「3Dテレビとセットで・・」となるところですが、少し大人になりました。
by robotic-person (2011-09-12 07:14) 

kiyo

robotic-pserson さん
niceとご訪問ありがとうございます。
いつも、コメントありがとうございます。
そういえば、3D対応TVでも、機種によっては、3D画像の外部ファイルを受付るのですね。
とはいえ、どんどん更新される家電製品で、3Dのような定番が出来ていない分野に踏み込むのは勇気が要りますね。
やっと、3Dメガネの共通化案が纏まったようですので、これからですね。

by kiyo (2011-09-14 10:00) 

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