EOS 5D Mark IIのピクチャースタイルを適用してのRAW現像から、朝焼け(夕焼けでもOK)の研究。 [DSLR/EOS 5D Mark II]
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コメントですが、ご不便をおかけしております。
昨日の朝の朝焼け(朝ですよ)は見事でした。
こういう見事な空は、天候の変わり目に見られる事が多いです。
その通りだったようで、東京の空は、午後から、急変して、14時〜16時にかけて、恐ろしいほどの豪雨となりました。雷も多数落ちていたようです。
丸ノ内線の長時間停止や、東海道新幹線の運転停止などや、都内でも90mmを超える豪雨のため、一部では床上浸水までもたらしたようです。
「南下した前線が26日午後に関東付近を通過した際、冷気と暖気が東京付近でぶつかったことが局地的豪雨の原因」という事です。
みなさんのところは、大丈夫でしたでしょうか?
Canon EOSシリーズの利点に、撮影時の設定をコントロールするPicture Styleがあります。
もちろん、他社でも、ニコンのピクチャーコントロールがありますし、オリンパスも、従来の「仕上がりモード」をピクチャーモードへの呼称変更しています。
キヤノン ニコン オリンパス
ピクチャースタイル ピクチャーコントロール ピクチャーモード
スタンダード スタンダード Natual
ポートレート ポートレート Portrait
風景 風景 (ありません)
ニュートラル ニュートラル FLAT
忠実設定 (ありません) (ありません)
モノクロ モノクローム モノトーン
(ありません) ビビッド Vivid
(ありません) (ありません) i-Finish
(ありません) (ありません) Custom
(ありません) (ありません) アートフィルター各種
また、キヤノンには、追加用ピクチャースタイルファイルがあります。
「ピクチャースタイルの機能拡張ファイルです。
撮影シーンに合わせた、さらに細かい画像調整をしたいときにおすすめです。
カメラ本体だけでなく、EOS DIGITAL付属のソフトウエアにも適用できます。」
とあります。
以下のプリセットの追加ファイルの用意もあります。
スタジオポートレート -Studio Portrait-
スナップショットポートレート -Snapshot Portrait-
ノスタルジア -Nostalgia-
クリア -Clear-
トワイライト -Twilight-
エメラルド -Emerald-
紅葉 -Autum Hues-
CanonのPicture Styleのユニークな点は、
○Picture Styleファイル形式での追加登録ができる事。
これは、カメラ本体へも転送できますし、専用RAW現像ソフトのDigital Photo Professionalでも利用できます。むしろ、3個以上保存できないカメラ本体よりも、こちらでRAW現像時に適用する方が本命かもしれません。
○Picture Style Editorの提供によって、個人でも作成できる事。また、修正、加工もできる事です。
○カメラ内にも、3個のユーザ設定のPicture Styleを追加できます。
これには、標準のPicture Style例えばスタンダードを編集/変更してStandard IIを作成して、ユーザ定義として保存しておくことができる訳です。
この辺のカスタマイズ性の良さが、Canonのカメラ人気の下支えにもなっているかもしれません。
そして、既に、多くはないですが、実践的な個人の方々の手で、追加用のピクチャースタイルが公開されています。
昨日紹介したようなベルビア風にするピクチャースタイルや、夕焼け/朝焼けに利用できる紅葉向けのピクチャースタイルなど、いろいろ出ています。
そこで、今日は、昨日の朝、EOS 5D Mark IIで撮影した朝焼け(朝ですよ)の一枚を、専用RAW現像ソフトのDigital Photo Professional(略称DPP)で、ピクチャースタイルとホワイトバランスだけを調整してRAW現像した写真を並べてみます。
これらの中から好みですが、ベルビア50風、ベルビア100風、Canonのクリア、小川壮二さんの秋色紅葉などでしょうか?
あと、赤みは足りないですが、黄金色に輝くCanonのノスタルジアも黄昏っぽくて良いですね。
ただし、どちらかというと、未明〜朝焼け〜日の出というよりも夕景になってしまいますね。
また、夕景であれば、トワイライト、エメラルドの良い線いっていると思います。
機材は、EOS 5D Mark II+Sigma 50mm F1.4です。
1)スタンダード
2)ポートレート
3)風景
4)ニュートラル
5)忠実設定
6)モノクロ
7)スタジオポートレート
8)スナップショットポートレート
9)ノスタルジア
10)クリア
11)トワイライト
12)エメラルド
13)紅葉
ここからは、個人サイトで配布されていたピクチャースタイル適用例です
14)ベルビア50 Velvia50 (RVP 50) 風
15)ベルビア100F Velvia100F (RVP F) 風
16)ベルビア100 VELVIA100 (RVP 100) 風
17)「ある日のこと - Twilight side -」さんの紅葉向けのピクチャースタイル
18)小川壮二さんプロデュース ピクチャースタイル[秋色紅葉]
19)小川壮二さんのこってり風景
20)小川壮二さんのしっとり風景
21)小川壮二さんの高彩度マッチ-実用2
22)小川壮二さんの高彩度マッチ-風景
23)小川壮二さんの高彩度マッチ-花菖蒲
一応、一昨日くらいから、通常に戻してありますので、宜しくお願いいたします。
Kiyo
こんにちは。
Picture Styleの種類によって随分印象が変わりますね!
私はキラキラした質感の9)ノスタルジアにとても惹かれます、素敵。
by MURAMASA-X6 (2011-08-27 11:41)
随分違うんですね。
私ポートレートで撮るのが多いので 参考になりました。
by ゆうみ (2011-08-27 12:03)
同じ被写体でありながら多様な表現があるのですね!
by エデンの東 (2011-08-27 13:14)
ペンタックスでは撮影モードではありませんが
ホワイトバランスでCTEってのがありまして
夕日とか撮るとすごく幻想的な色を出してくれます^^
by aidesu (2011-08-27 16:52)
こんなに違っちゃうんですね・・・。
どれが、今見えていたものか、分からなくなっちゃいそう。
by カリメロ (2011-08-27 18:44)
どれもみんな綺麗で、いいあじです
by taiyou (2011-08-27 22:49)
ピクチャースタイルによって、随分と印象が変わりますね!
キャノンには、ニコンに無いノスタルジアってありますけど
これが凄く良いですね!
by まぁくん (2011-08-27 23:38)
みなさま、お返事遅くなって申し訳ありません。
MURAMASA-X6 さん、
niceとご訪問ありがとうございます。
コメントもありがとうございます。
はい、ピクチャースタイルによって、かなり画像が変わりますね。
Canonの場合、単純なホワイトバランス変更や色合いの変更だけではなくて、基準露出や、トーカーブを弄ることも出来ますので、ちょっとした画像加工のようなプリセットが作成できるようです。
私も、赤い朝焼けではないと思いますが、これは凄いと思いましたので、9)のノスタルジアをお奨めしましたが、お目が高いです。
ゆうみ さん、
niceとご訪問ありがとうございます。
コメントもありがとうございます。
ピクチャースタイルは、他社でも、メーカーが作りこんでいるような設定を作れるような高度なモノのようです。
ポートレートですね、その場合、肌色の出具合ですから、先々には、もっと、モデルさんですとか、人肌に近い被写体で、ポートレート系(ポートレート、スタジオポートレート、スナップショットポートレートなど)の変化をはっきり見せる作例を作りたいと思います。
エデンの東 さん、
niceとご訪問ありがとうございます。
コメントもありがとうございます。
そうなんですね。
例え、風景でも、ピクチャースタイルによって、それ適用した写真を始めて見る方に、印象付ける効果が全然違うと思うのです。
なんとか、使いこなして、如何に、ハッとする、あるいは、印象深い写真を表現できるかを研究したいと思います。
aidesu さん、
niceとご訪問ありがとうございます。
コメントもありがとうございます。
書き忘れたのですが、ペンタックスさんですと、カスタムイメージの設定が、このピクチャー系のコントロールになりますね。
特に、ペンタックスさん独自の雅(みやび)なんていうステキな命名の設定がとても惹かれます。
そして、夕焼け・朝焼けには、CTEですね。
こちらは、ホワイトバランスの設定で設定するものなんですね。
ペンタックスさんの発色・色合いも、とても良いと思いますので、勉強になります。
カリメロ さん、
niceとご訪問ありがとうございます。
コメントもありがとうございます。
今見た光景をよく覚えることと、どんな表現として色合いを設定するかは別のコトですが、
できれば、見たままを、より、印象深く表現したいですよね。
撮るときから、これは、このピクチャースタイルで、より生き生きと表現できると推測できるようになれれば、
最高なんですがね。
取り敢えずは、Canon純正のDPPという画像処理ソフトで、変更しては、画像の変化を見ることができます。
この場合は、RAWだけではなくて、JPEGも撮っておいて、それとの比較というのも一案ですね。
taiyou さん、
niceとご訪問ありがとうございます。
コメントもありがとうございます。
ありがとうございます。
全ては、ピクチャースタイルのプリセットファイルを用意してくれているCanonや、個人の方の尊いピクチャースタイルファイルの提供によりますので、頭が上がらないです。
写されている光景によって、向き・不向きがありますので、いろいろ試してみるしかないですね。
まぁくん さん、
niceとご訪問ありがとうございます。
コメントもありがとうございます。
はい、このノスタルジアは、意外に良いです。
なんか、ノスタルジックというよりも、明るい場面では、光り輝いた光景になりますね。
黄金色が表現できる貴重なピクチャースタイルと思います。
by kiyo (2011-08-29 15:42)