SSブログ

E-5で撮る。昨年の煌めくカレッタ汐留のイルミネーション撮影会から。14-35mm F2.0SWDでの「BLUE OCEAN 海のプレミアムイルミネーション」と比較する。それに、E-PL2とXZ-1についての雑感です。 [夜景・イルミネーション]

Sponsored Links




デジカメWatchに、CES 2011からの速報が出ています。

Olympus USAの製品ページ
昨日、混乱したSPECページでの背面液晶の解像度ですが、細かいところは、E-P2やE-PL1の時代から、同等機種からの書き写しの誤りが見受けられますので、今回も、E-PL1のSPECからのコピーミスのようです。
OverViewや、Featureのページでは、高々と3"の高精細46万ドットと記述されています。

XZ-1

昨日速報したとおりに、米国OlympusがCES 2011で発表した2つの新機種、E-PL2と、XZ-1には、E-5唯一のオリジナル新アートフィルターだった「ドラマチックトーン」が搭載されています。
この2機種ならば、気軽に(安価に)「ドラマチックトーン」を試すことができる訳です。

○E-PL2に搭載の新しいGUIのLive Guide II
epl2_live_guide.jpg
また、新しいLive Guide IIは、E-PL1sにも搭載しているかが不明ですが、
この画像を見ると、画面にスライドが付いて、操作しやすくなっていますね。
これで、E-PL2に新設の回転ダイヤルを回すと追随して動作するのでしょうね。
きっと、こういうGUIこそ、PanasonicのG2/GF-2などに搭載されている
タッチ液晶パネルですと、直感的に操作できそうですね。
また、E-PL2の顔認識AFですが、「瞳」認識AFの機能が加わっていますね。
いよいよポートレートの撮影もオートでできそうな時代ですね。

いっそ、XZ-1には、LiveMOSセンサーを搭載して、小型軽量のレンズ非交換のマイクロフォーサーズ機種にしてしまうと面白かった気もします。
背面ディスプレイも、液晶ではなくて、61万ドット表示の有機ELを使用しているコトから、精細でキレイな表示が期待できます。EVFとして、E-Pシリーズ向けのVF-2も利用できるようです。
非常に楽しみな高級コンパクト機種の登場と思います。
せっかく登場したE-PL2を霞ませてしまっている気がします。

追記:
オリンパス好きさん(時計好きさん)のサイトのコメントにも書いたのですが、
アートフィルターにドラマチックトーンが入っていないという誤解が生じているようです。

原因として、Olympus USAのサイトのE-PL2のSPECなどの誤表示なようですが、コピーミスなのか、
E-PL1などの情報が混じっていて、正しくないみたいですね。

E-PL2とXZ-1のOverViewを見る限りでは、アートフィルターには、下記のようにドラマチックトーンの記述があります。
"Six Art Filters are incorporated including the new Dramatic Tone filter"
他にも、高感度ISOはISO6400までですし、最高シャッタースピードは、1/4000秒ですね。

どうしても、カメラ好き、メカ好きとしては、スペックシート・スペック表を見て、そちらを信用しがちですが、
出た手の情報が整理されてない段階では、スペックシートが誤っていることの方が多いですね。
今回、E-PLシリーズとしては初の電子コマンドダイヤルも背面に付いたので、ほぼPL型の完成形のような感じですね。

今回は、昨日の「E-5で撮る。汐留の夜景とカレッタ汐留のイルミネーション。50mm F2Macroで「BLUE OCEAN海のプレミアムイルミネーション」を撮る。」での50mm F2.0Macroレンズとの対比のために、
昨年の12月5日開催されたPHaT PHOTO写真教室主催された
ご参考に、この時のコトを書いた過去blogです。

この時、E-5+ED14-35mm F2.0SWDレンズで撮影したカレッタ汐留でのイルミネーション撮影からの写真を並べてみます。
こうして比較すると、やはり、どこまでもクッキリと描写しようとするED50mm F2.0Macroレンズに対して、柔らかい描写の中に目に映る以上に写し取りつつ、点光源を真ん丸の玉ボケとしつつ、狙った場所と背景の両方をキレイに活かそうとする描写となるED14-35mm F2.0SWDレンズというった様相です。

とっていて楽なのは、以外にも、ED14-35mm F2.0SWDレンズの方です。
狙った場所のピントさえ外さなければ、ほぼ思った通りに撮れます。

対して、ED50mm F2.0Macroレンズは、そもそもマクロレンズということで、正確なピントになるのに時間が掛かったり、位相差AFが迷ったりして、AFが迷うと大きく外したり時間が掛かったりします。
また、描写的にも、背景がくっきりし過ぎたり、想定よりもボケ過ぎたりするので、背景にも気を遣いながらの撮影となりがちです。
ちょっとコツがいる気がしています。


機材は、E-5+ED14-35mm F2.0SWDレンズです。
1)珊瑚礁形のランプとイルミネーション。
EC052322_1280x960.jpg
2)定番ですが、約束のツリーとイルミネーション。
EC052325_1280x960.jpg
3)ろうそく型電球を、背景の無数のLED光源を、沢山の玉ボケにして。縦位置で。
EC052330_1280x960.jpg
4)ろうそく型電球を、背景の無数のLED光源を、沢山の玉ボケにして。横位置で。
EC052335_1280x960.jpg
5)46階のツリーの飾り。
EC052358_1280x960.jpg
6)46階のツリーと赤く照らされた柱とその影。
EC052406_1280x960_加工.jpg
7)高見から見下ろしたカレッタ汐留のイルミネーション会場の地下広場。
EC052419_1280x960_補正済.jpg
8)雪降る約束のツリー。
EC052421_1280x960_補正済.jpg
9)約束のツリー
EC052447_1280x960_補正済.jpg
10)色づく珊瑚礁形ランプ。
EC052454_1280x960_補正済.jpg
11)約束のツリーから伸びる光の道。
EC052462_1280x960_補正済.jpg
12)
EC052492_1280x960.jpg
13)このろうそく型ライトは非常に好きで、いろいろなアングルから、撮ってしまいます。
EC052531_1280x960.jpg
14)この日ちょっと早いクリスマスウェディングとなったカップルを出迎えるスタッフ。
EC052532_1280x960.jpg
15)現れたまさしくウェディングスタイルのカップル。
EC052534_1280x960.jpg



nice!(16)  コメント(9)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 16

コメント 9

asayan

綺麗なイルミネーションです。
by asayan (2011-01-07 15:31) 

こきはなだ

Kiyoさん今晩は。今さらですが明けましておめでとうございます。
そして本年もよろしくお願い致します。

50mmF2.0Macroでの夜景スナップ、とても良かったです!
ただ、Kiyoさんもまさしく仰っているとおりで、スナップレンズとして使うには”コツ”の把握と、致命的に遅いAFとお付き合いしなければならず、本日の14-35mmF2.0の画像を拝見すると、当たり前ではありますがやはり餅は餅屋、マクロはマクロなのかなあ、なんて思わなくもないです(笑)まあ、14-35だとちょっと相手が悪いか・・。

ただ、そのマクロとしてもチューブ併用しないと実はハーフマクロだったり、円形絞りじゃなかったり、神レンズなんて呼ばれてはいますが私的には何かと問題児なレンズ。
・・・なのに、アタリ画像にアタってしまうと、もう離れられなくなる不思議なレンズです。
by こきはなだ (2011-01-07 20:51) 

nama3

 Kiyoさん、遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
 同じ汐留を撮っても、Kiyoさんのは、シャッターチャンスをしっかり
考えて撮っておられるように思います。それと自分と比べると丁寧
なのでしょうね。自分は、結構雑に撮ってしまいます。
 先ほど、元旦から今日までを見させていただきましたが、パワー
アップしている感じがします。
by nama3 (2011-01-07 21:22) 

フォトン

凄い !
とても美しいボケですねぇ〜
最近、マクロや望遠に嵌っているので、ED14-35の使用頻度が落ちていますが、お写真を見て、ちょっと反省しています。
もっと14-35を使わねば。。。

ところで、E-PL3の噂が出ていますね !
もし、E-5と同じレベルの写りであるのなら、欲しいかも ! です。
by フォトン (2011-01-07 23:53) 

フォトン

PS:年賀状、届きました。
  ありがとうございます。
  機会があったら、お会いしたいですね !
by フォトン (2011-01-07 23:57) 

kiyo

asayan さん、
ご訪問と、コメントありがとうございます。
写真をお褒め頂きありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。

by kiyo (2011-01-08 08:14) 

kiyo

こきはなだ さん、
こちらこそ、今年もよろしくお願いします。

50mm F2.0 Macroですが、まあ、ちょっとだけ、フォーサーズレンズの中では、設計が古いせいで、じゃっかんの難点もありますが、それを大きく上回る利点が多いです。
「キレがあって、コクが足りない」ならば、それを活かしていけばいいというコトですね。

マクロだけに利用するには、確かに、ちょっと不満足かもしれませんね。以外に、スナップ中心の利用ですと、逆光に弱い以外は、大して気になりませんね。あとは、絞ってのボケが多角形になることですが、これは、松レンズが凄すぎるだけです。
逆に、絞らないF2の時の50mmマクロレンズの玉ボケが真円なのが驚きなくらいです。玉ボケが欲しかったらば、絞らないだけで十分ですね。

by kiyo (2011-01-08 08:18) 

kiyo

nama3 さん、
いえいえ、nama3さんのいつも撮られている風景写真には、言霊が写っているかの如き、有り得ない条件・情景が撮られていらっしゃるので、私如きの拙い写真と比ぶべくもないです。

大したモノではないですが、私の撮り方は、2つあって、見たままに、感じるままに撮る方法と、玉ボケなどがそうですが、こう撮りたいという想定の元に撮る方法です。
大抵は、前者の感じるままに撮ることが多いです。
後者は、前後関係や、絞り・シャッタースピード、ISO感度などを、撮りたいシーンに合わせて決め打ちの条件で撮る感じです。
でも、イルミネーションだと、ISO感度固定(ISO200〜ISO400)マニュアルAE(F2.8〜F4、1/100〜1/125秒くらい)にして、露出を固定気味で撮る事も多いです。
特に汐留のイルミネーションショーなど、シーンの変化が多いので、大きく白飛び・黒つぶれしなければ、一定の露出の方が良いかなと、ポートレート撮影的な感覚です。

こちらこそ、nama3のblogに出されているような印象深いお写真のコツをお聞きしたいです。

今後ともよろしくお願いいたします。

by kiyo (2011-01-08 08:26) 

kiyo

フォトン さん、
いつもありがとうございます。
望遠、マクロ使いのフォトンさんですから、14-35mmの使用頻度が低くなるのは致し方ないと思います。

あの大きさ、重さですが、14-35mmは、実は、最もスナップに適しているレンズの1本だと思います。
AFが早くて、ノーファインダーで確実に、ワイド側も、望遠側も思うとおりに撮れて、明るいレンズなので、玉ボケもキレイで・夜景にも強くて、逆光に強いので、明暗のあるシーンにも強い。

街中・公園・郊外で出会ういろいろなシーンに最も対応できるレンズです。
気軽に持ち出せない大きさ・重さ・値段のレンズなのに、一番、気軽なシーン向けというのも、ある種不思議です。
もっとも、世の中で、(フルオートなどで)一番簡単になんでも撮れるカメラは、各社のフラグシップ機種という話もありますから、レンズも、突き詰めると同じなのかもしれないですね。

オリンパスの新しいシリーズ、E-PL2も背面に電子ダイヤルが付いたようですから、それで、どのくらい画質や使い勝手が判る気がします。そして、噂のE-P3、あるいは、マイクロフォーサーズのプロ仕様機ですね。
面白そうだと思っています。
ただ、サブ機としては、新しいコンパクトのXZ-1が楽しみにしています。

年賀状届いたとのことで、安心しました。
どこかで、お会いできる機会があると良いですね。
by kiyo (2011-01-08 08:34) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました